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I-B-4.英文法の全体構造

文型(動詞型)について(その3)

それでは、『英文構成法』の28文型とA.S.Hornbyの29文型を比較していきましょう。比較してみると、『英文構成法』の28文型では<asで始まる句>が補語になっている文型(動詞型)がないのと、A.S.Hornbyの29文型では<Itで始まる文型>と<thereで始まる文型>などがないことがわかります。

SVO系(目的語をとる<動詞形>)

『英文構成法』の28文型 A.S.Hornbyの29文型

【第14型】S+V+O[目的語=名詞または関係詞[代名詞]]



【第14型】S+V+O[目的語=名詞または関係詞[代名詞]]

【第15型】S+V+O[目的語=名詞または関係詞[代名詞]]+副詞相当語句(副詞・副詞句・副詞節)



【第15型】S+V+O[目的語=動名詞]



【第13型】S+V+O[目的語=動名詞]



【第16型】S+V(+IO)+O[目的語=to不定詞または原形不定詞]



【第12型】S+V(+IO)+O[目的語=to不定詞]

【第11型】S+V+O[目的語=原形不定詞]



【第17型】S+V(+IO)+O[目的語=that節]



【第16型】S+V+O[目的語=that節]

【第19型】S+V+IO+O[目的語=that節]



【第18型】S+V(+IO)+O[目的語=不特定関係詞で始まる節]



【第17型】S+V+O[目的語=不特定関係詞で始まる節]

【第20型】S+V+IO+O[目的語=不特定関係詞で始まる節]



【第19型】S+V(+IO)+DO(IOは間接目的語、DOは直接目的語)



【第18型】S+V(+IO)+DO(IOは間接目的語、DOは直接目的語)



【第13型】S+複合動詞(前置詞や副詞とともに動詞句を構成する動詞)+O[目的語]


該当なし

【第20型】It+V(+IO)+DO+T[主題=不定詞句またはthat節]


該当なし

【第21型】S+V+O+C[補語=名詞または形容詞]



【第21型】S+V+O+C[補語=形容詞]

【第28型】S+V+O+C[補語=名詞]



【第22型】S+V+O+C[補語=to不定詞または原形不定詞]



【第23型】S+V+O+C[補語=原形不定詞]

【第24型】S+V+O+C[補語=to不定詞]


該当なし

【第22型】S+V+O+as+C[補語=形容詞]

【第29型】S+V+O+as+C[補語=名詞]



【第23型】S+V+O+C[補語=分詞]



【第26型】S+V+O+C[補語=現在分詞]

【第27型】S+V+O+C[補語=過去分詞]



【第24型】It+V+O+C[補語]+T[主題=to不定詞](主格に相当する主題)


該当なし

【第24型b】S+V+it+C[補語]+T[主題=to不定詞またはthat節](目的格に相当する主題)


該当なし

【第21型b】S+V+O+C[補語=to be 名詞または形容詞]



【第25型】S+V+O+C[補語=to be 名詞または形容詞]


SVC系(補語をとる<動詞形>)

『英文構成法』の28文型 A.S.Hornbyの29文型

【第4型】S+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]



【第3型】S+be動詞類+C[補語=形容詞]

【第7型】S+be動詞類+C[補語=名詞]

【第5型】S+be動詞類+C[補語=動名詞]

【第6型】S+be動詞類+C[補語=過去分詞]


該当なし

【第8型】S+V+as+C[補語=名詞]



【第5型】S+be動詞+to不定詞


該当なし

【第6型】S+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+to不定詞(to不定詞は限定・程度・感情の原因・判断の根拠を表す)


該当なし
該当なし

【第4型】S+be動詞類+C[補語=to不定詞]



【第7型】S+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+that節(that節は原因・確信や疑惑の根拠を表す)



【第9型】S+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+that節(that節は原因・確信や疑惑の根拠を表す)



【第8型】S+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+補語の目的語


該当なし

【第9型】S+be動詞類C[補語=形容詞]+前置詞+目的語


該当なし

【第10型】It+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+T[主題=不定詞または動名詞=意味上の主語]


該当なし

【第11型】It+be動詞類+C[補語=名詞または形容詞]+that節[主題]


該当なし
該当なし

【第10型】S+V+C[補語=分詞]+不特定関係詞で始まる節


SVA系(副詞相当語句をとる<動詞形>)

『英文構成法』の28文型 A.S.Hornbyの29文型

【第1型】S+V(+A[副詞相当語句=副詞・副詞句・副詞節])



【第1型】S+V

【第2型】S+V+A[副詞相当語句=副詞・副詞句・副詞節]



【第12型】S+V(+A[名詞相当語句(動詞からみたときには副詞相当語句になる)])


該当なし

【第1型b】S+V+to不定詞(to不定詞は目的を表す)


該当なし

【第1型c】S+V+to不定詞(to不定詞は原因を表す)


該当なし

【第2型】there+be動詞類+名詞相当語句


該当なし

【第3型】It+V+T[主題=to不定詞句または名詞節]


該当なし


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