ジュニア練習日誌

 5期生にとって最後の県大会まであと2ヶ月を切りました。学童オリンピックで念願の初勝利をあげたとはいえ、まだまだ上を狙いたいものです。また、下の学年も充実してきて、そろそろ2月のTKUカップも視野に入れて活動していかなければなりません。文字通り充実の秋にしていきたいものです。


バレーな掲示板へGO!
11月20日(土) 県下小学生バレーボール大会
 前日までの練習で、ベスト8入りも夢ではないと確信していたが、、、。
(一回戦:対託麻東小)
 1セット目は、サーバー一回り目で6人中4人がサーブミスし、そのうち3人が一発目をミスするという自滅パターンで、6対10とリードを許す。しかし二巡目に入って最初のマキのサーブの時、長身のシホのAクイックがフェイントも含めて3本連続で決まって調子に乗り、その後マキの連続サービスエースでさらに突き放し、サーブミスで終わった時点で16対11と優位に立つ。すぐに16対14まで詰め寄られるが、二番手サーバーのリクでまた突き放し、最後はフェイントが決まって21対15デコのセットをモノにする。
 2セット目は、相手の一番目のサーバー(キャプテン)のサービスエースで始まったが、2本目をミスしてくれてホッとしたのもつかの間、こちらのマキも2本目をサーブミスして2対2から悪夢が始まった。相手の2番手サーバーの時に7連続失点を喫し2対9。2点取り返したけどまた相手の3番手サーバーで5連続失点。点差最大の4対15で目も当てられない状況。そこからなんとか奮起して、終わってみれば14対21でこのセットを落とす。相手が残り6点取るまでにこちらは10点取った勘定になることを選手に告げ、このペースを3セット目に持ち込めば大丈夫と励ます。
 運命の3セット目。序盤はシーソーゲームで6対7と張り合っていたが、ここからうちの4番手サーバーレイナのサーブミスから5連続失点でこのセット最大の点差6対12となる。その後うちの5番手アヤミ、6番手シホもサーブミスを連発し、勢いに乗れないまま12対16。ここでムードを変えるためにベンチにいたキャプテンのミチルをアヤカと変えてサーバーに起用し1点を返して14対16。15対19と絶体絶命のピンチで2回目のタイムアウトを取る。ここから奇跡の粘りを発揮。アヤミのサーブの時に連続4得点で逆転に成功し20対19と先にマッチポイントを握る。しかしあと一点が取れずこちらのネット近くにポトンとボールが落ちて20対20のジュース。相手のフェイントで21点目があちらに入り、最後はセッターリクのアタックがサイドラインを割って20対22でゲームセット。なんとも惜しい一戦だった。神様のいたずらとしか思えないこのゲーム。終わったら子どもたちにはよくやったとねぎらうしかなかった。
 割といいくじを引いたと思って臨んだ最後の県大会だったが、終わってみれば一回戦負け。この長嶺会場では僕の予想がことごとくはずれた。うまくいけば2回戦で当たると思っていた隈府小も1回戦で長嶺小に負けたし、当然3回戦でベスト8決定戦になるだろうと思っていたシードチームの滑石クラブも、二回戦で千丁小に負けた。そしてこの会場でトップになってベスト8に勝ち上がったのは、失礼ながらまったく予想もしていなかった会場校の長嶺小だった。まさに今年は群雄割拠を象徴するように、他会場では、全国大会に出場した第一シードの大津ジュニアが、熊本市内を制した東町小に敗れるという波乱があっている。
 2月のTKUカップから始まった4回の県大会で、白山小、大津ジュニア、矢部ジュニアと、優勝チームが次々と変わってきた最後の県大会で、優勝するのはどのチームだろう?ベスト8に熊本市内勢が5チームも残っているのはなぜだろう? すでに終わったうちにしてみればまあどうでもいいか。気持ちを切り替えて来期チームを鍛えるぞ。
11月13日(土)
<練習試合>(西小林・多良木ジュニア)
 6年チームと5年以下チームそれぞれ分かれて対戦。僕は見てないが、あとで監督に結果を聞いたら、6年チームはまずまずのデキで、いい練習試合になったとのこと。県大会前のこの時期に、練習試合ができたことはとても良かった。
 なお、県大会まで一週間となり、最後の一週間は特別練習を入れて詰めて練習するが、他チームもこれを見ているだろうから、県大会までは練習日誌は控えたい。
<県大会抽選会>(於:出水小学校)
 午前中はこの抽選会に参加した。シードチームの説明等の後抽選に入る。同一地区が一回戦では当たらないように、参加チームの多い郡市からくじを引くことになる。だから人吉はいつも最後の方になる。でも今回は、3分の2くらいが終わった時点で、第1シード、第2シード、第3シードのパートはすべて埋まってしまい、そのうえ4分の1くらいが終わってしまった時点では残りのシードチームの1回戦の相手もほとんど埋まってしまったので、気分的に楽だった。人吉のくじを引く前に、2チーム参加している球磨郡の代理でくじを引いた。あさぎりさんには気の毒だったが、1回戦でシードチームの八千把と当たった。多良木ジュニアは残っていたくじの中ではなかなかいいところの(できれば人吉が引き当てたかった)月出小会場のパートに入った。一回戦の相手は宇土。そして人吉は郡市から1チーム参加のグループで予備抽選を引いた結果、最後から三番目にくじを引くことになる。球磨郡のくじを引きに前に出るとき、長嶺の芋尾先生が、「どうせ人吉は長嶺会場ですよ。」と言っていたが、まさにその通りになった。長嶺会場で、一回戦の相手は託麻東小。決して弱いチームではない。勝てたら二回戦の相手は、長嶺小か隈府小の勝者。これももし突破できたら、ベスト8入りを賭けた三回戦ではおそらくシードチームの滑石クラブになるだろう。いずれも名前の知れたチームで、どこに負けてもおかしくないし、またベスト8入りも夢ではないと思っている。

11月11日(木)
 県大会に向けての特別練習。土曜日には練習試合もあり、5年以下のチームもそれぞれで市青を差せると言っておいたので5年以下も結構来ていた。練習の最後に6年チームのゲーム練習を行った。Bチーム相手には貫禄勝ち。そして2セット目は僕とTコーチもBチーム側に入って対戦したが、Aチームはこの時はみんなサーブが良く、エースのアタックもいいコースに決まって、Bチームはやはり勝てなかった。ムード作りの面ではまだまだだが、チーム力は確実に上がってきていると言っていいだろう。
11月9日(火)
 郡市大会も終わり、あとは最後の県大会に向けて頑張るだけ。6年生は12人参加で、この日は最初コーチ陣が3人だったので、6年生だけをW監督、5年生7人と4年生5人の12人を僕が、残りの4年生以10人をOGコーチに任せる。後から二中のコーチをしているTコーチが来て、OGコーチと低学年グループにみっちり基礎を教えていた。この日初参加の中原小の5年生は、体格が割とガッチリしていてアタックを打たせてみたらとてもジャンプが軽かった。結構期待できるかもしれない。4月当初は2人しかいなかった5年生もすでに8人になった。3年の時から入っている4年生の子たちと張り合って早く上達してほしい。6年生の方はまだまだ目の色が変わったようには見えない。
11月2日(火)
 今月はほとんどが人吉東小体育館での練習になる。久しぶりに6年生13人が勢揃いした。5年生以下も合わせて全部で33人。この日はW監督が7時から用事があると言うことで、6年生13人に5年2人、4年1人を加えた16人を僕が指導、残りの17人をOGコーチに任せる。最後はゲームをやったが、まだなんだかチームとしてのまとまりが感じられない。今週末は郡市大会で、6年生はそれぞれの小学校チームに分かれて対戦することになる。
10月31日(日)
 益城中央小(木山ジュニア)の田端さんから練習試合に呼んでもらい、益城町民体育館で中央小と練習試合を行う。この日も?エースのアヤミが体調不良のため欠席し、ベストメンバーではなかったが、エースポジションには5年生の次期キャプテン(候補)のサヤカを入れて、他はできるだけポジションをいじらないという方針で臨んだ。1セット目こそこちらのミスが連発し、11対21と完敗したが、その後はほぼ互角かそれ以上のゲームができていたようだ。僕は所用のため2時には体育館をあとにしたが、その後もまあまあだったと聞いた。課題としては、こちらのミスによる失点をなくすことだろう。特にこちらのサーブミスでいい流れを切ってしまうパターンが結構多かった。しかしこの時期、ほぼ実力が同じくらいのチームと練習試合ができたのはとても良かったと思う。
10月30日(土)
 午前中はいつもの練習を人吉西小の体育館で行う。6年生は9人しか来ていなかったので、5年生のサヤカとサヤ、それに4年生のユホを上に上げて、残りの5年以下10人を僕が見る。2年生から5年生まで幅広かったが、ほぼ同じように基礎的な練習を行う。後半は、午後からの練習試合を意識して、5年生以下のチーム練習を行い、6年生チームとゲームもさせてみる。前回、前々回と違って6年生はほぼベストメンバーだったので、5年生以下チームはまったく歯が立たなかった。なお、午後からの練習試合では、6年生のレギュラーメンバーは、西瀬小4人、東間小3人、人吉西小1人がそれぞれの小学校チームに戻る。相良北小の1人チサトが残るので、そのまま人吉Jr5年以下チームに入れる。なお、キャプテンである中原小のミチルは熱発のため欠席。東小の二人は校内行事(音楽会)のため欠席だ。
 午後からは来週の郡市小学生バレーボール大会(6年生の部)に向けて、数チームが集まって練習試合を行った。参加チームは、前回優勝の湯前小、準優勝の西瀬小、ベスト4の東間小、それに中原小、そして地元人吉西小はABの2チーム、さらに人吉ジュニアは6年1人、5年3人、残りは4年生で臨む。1セット回しの2コートで、合計16セット行った。1チームだいたい5セットずつだ。この結果、西瀬小が全勝で頭一つ抜けた感じ。あと湯前小、東間小、人吉西小Aがほぼ互角で追う展開か。中原小は主力の6年生が2人欠けていたそうで、実際の力ははっきりしない。人吉ジュニア残留組と人吉西小Bはまあそれなりにといったところ。郡市大会の組み合わせでは、この日集まったジュニア以外の6チームはすべて予選では当たっておらず、願わくば全チームがベスト8に残ってもらいたいものだ。組み合わせ的には第一シードの湯前小が断然有利で、西瀬小、東間小、人吉西小が星のつぶし合いをして、どこかが決勝で湯前小と対戦することになるだろう。
10月26日(火)
 10月23・24日は郡市小学生バレーボール大会(5年生以下の部)があったため、一週間ぶりの練習になった。この日も前回と同じく人吉東小での練習。この日も前回とは違う6年生のレギュラーが来てなかったり、中原小と東間小が予防接種だったりで、練習できる6年生は7人。練習後にはまたいつものことだが、監督から気合いが入ってないと一喝。まったく最後の県大会まで一ヶ月を切っているというのに、目の色を変えて練習する時期ではないのか・・。

10月19日(火)
 いつもと違って人吉東小体育館での練習。前回の練習の最後にもちゃんと会場が変更になっていることを告げてあるのに、何人かが間違っていつものスポーツパレスに行ってから遅れてきたらしい。ところが、間違ってスポーツパレスに行った子の中で、遅れていくのはいやだと練習に来なかった子がいるとのこと。それが6年生のレギュラーメンバーと聞いて情けなくなった。この時期にその程度のことで練習を休むなんて。はっきり言ってレギュラー失格だと思う。結局この日は6年生は7人しか来なかった。(現地の人吉東小の二人は予防接種のため欠席)コーチ陣3人で、ほぼ学年・ランク順に指導。郡市大会(5年生以下の部)が迫っているし、6年生も少なかったので、練習の最後には来期チーム対6年生のゲームをさせてみた。来期チームのメンバーとしては、この日は5年生3人(サヤカ、サヤ、ヒトミ)と4年生3人(ユホ、ミユキ、ミュウ)でやらせてみた。6年生もベストメンバーではなかったので少しはゲームらしくなったが、まだまだどんなチームになるのか想像もできない。12月25・26日には火のくに新人戦大会に呼んでもらえそうなので、それまでには少しは形をつくっておきたいものだ。
10月10日(日) 第4回翔JVC杯バレーボール大会
 宮崎市のスポーツ少年団、翔JVCから招待を受け、初めてこの大会に参加させてもらった。先発隊は朝5時40分に集合し、中型バスで出発。会場の日彰学園に到着したのは7時40分頃、男子12チーム、女子50チームが参加する盛大な大会だった。それを一日で消化するという過密スケジュールもすごい。優勝するためには6回か7回対戦しなければならない。3セット目に入ったら15点まで、試合間は2分、連続なら5分、公式練習は初戦のみ2分ずつで、それ以後は5回の乱打のみという特別ルールはそのためだ。開会式のセレモニーも立派な大会運営だった。その開会式の中で、わが人吉ジュニアは、思いがけなくウィズン賞という賞品をいただくことができた。ウィズンというのはこの大会を協賛しているお弁当屋さんで、たぶんうちが一番ここのお弁当を注文していたからだろう。
<人吉ジュニアの対戦成績>
◎予選・・・4チームによるリンク戦。上位2チームが24チームから成る決勝トーナメントへ。人吉ジュニアはBパート(人吉、秋山、大淀ジュニア、大王)
第一試合(対秋山)21:14 21:8で勝ち。第二試合(対大淀ジュニア)21:11 21:12で勝ち。対角にいた大王チームと2勝同士で並んだが、得失点率によりうちが1位通過。
◎決勝トーナメント1回戦(相手はAパート2位のみなとチーム)
 21:17 21:11で勝ち。ここまでは、エースのアヤミが気持ちよくアタックを決め、長身のシホが時々ナイスブロックを決めたりして順調な試合運びだった。ただ、すべてのセットでサーブミスが数本あり、数えてみると6セットで24本、1セット平均ちょうど4本だ。これでは上位チームには通用しない。
◎決勝トーナメント2回戦(相手はCパート1位の福島チーム)
 13:21 11:21で負け。相手の攻撃はほとんどがレフトへの平行トス。時々ライトアタックを絡めるバランスのいい攻撃。まだ経験の浅いシホが対応しきれなかった。2セット目は結構ブロックにかかっていたのだが、その次のレシーブ陣のフォローがない。サーブミスは2セットとも3本。それに加えて、これまではほとんどなかったアタックミスやトスミス、ネットタッチが続発した。敗因はメンタル面の弱さ。上位チームにどう立ち向かっていくかというのが今後の大きな課題だ。結果的には50チーム中ベスト16。これは現在の人吉ジュニアの実力通りだと思う。しかし、最終戦では本当の実力を出し切れていないと考えたい。実力を出し切れずに負けるのもそれが実力だと十分わかってはいるが、それを克服しなければ、県大会でもベスト16、ベスト8の壁は破れない。そのことを子どもたちが自覚するきっかけになってくれたのなら、この大会に参加させてもらったことが大きな意味をもつことになるだろう。
10月6日(水)
 小学校の部活を済ませて、ジュニアの特別練習へ。20分ほど遅れてスポーツパレスに入ったら、珍しく靴箱のところまで練習の声が聞こえてきた。少しは気合いが入ってきたなと思いアリーナ内に入ると、特別練習だから上学年だけかと思っていたら、下の学年も結構来ていた。翔JVC大会には総勢23人が行くのだという。行って刺激になるならいいが、何のために行くのか勘違いはしないでほしい。この日は対人パスの後は登録メンバー12人中心の練習。最初出ていたはずの声が後半尻つぼみになってしまったのが残念。ゲーム形式の練習でどうムードを盛り上げるかが課題だ。5年以下のサポート隊にも不満。練習後のミーティングでW監督から、声も出しきらん子は大会には連れて行かんと告げられた。次回の練習でどう変わるか・・?
10月5日(火)
 歯医者のため遅れて参加。この日は参加者が36名と多く、1コートにうようよしているという感じだった。火曜日は練習場所をどこか小学校の体育館に変えた方がよさそうだ。対人パスの練習に入ったところで、いつものように2・3年生を集めて別メニューの練習を始める。この日は2年生7人、3年生3人の計10人。30分ほど小さいパスとレシーブの練習、それにサーブレシーブの練習を済ませて休憩。この日は僕は自分のバレーの試合(人吉Vリーグ)に参加するため、これで引き上げる。残りの時間、36人をW監督とOGコーチの二人で見るのは大変だったろうな。ちなみに僕のチーム(サーティーズ)はセコムチームに0:2で負けた。6日も試合があるが、この日はジュニアの特別練習を優先する。
10月2日(土)
 東間小は郡市大会に向けて練習をするということで、東間小の5年生は来ていなかった。同じ東間小の6年生2人が来ていたのは、郡市大会は5年以下の部が10月23・24日と早く、6年生の部は11月6・7日とまだ間があるからという判断だろう。10月10日には宮崎市である翔JVC小学生バレー大会に参加するわけだし、賢明な判断だ。
 土曜日の午前中は人吉スポーツパレスの利用はそれほどなくて、贅沢に2面使っての練習ができる。料金も2倍ではあるが・・。僕は上学年はW監督らにまかせて、低学年の指導に当たる。最後はコートをたて半分(4mほど)に縮めて5対5のゲームをさせてみた。予想通りサーブが入った方が勝ちというレベルだったが、とりあえずサーブレシーブができないとゲームにならないという動機づけにはなったようだ。隣では大会に向けて6年生がゲームをしていたが、相変わらず声が出てなくて大会前とは思えない。次週は水と金にも特別練習が入っているので、ここでは気合いを入れなければ・・。

9月の練習(4日・7日・11日・14日・18日・21日・25日・28日)
 8月の市内小体連バレーボール大会を経て、また少しメンバーが増えた。今現在でたしか、2年生5人,3年生3人,4年生7人,5年生5人,6年生13人の計33人になっていると思う。(幽霊部員やお試し部員もいるので定かではない。)人数が増えただけでなく、学年の幅(レベルの幅)も広がって、指導するのも大変だ。この頃は、6年生を中心に上位グループをW監督に任せ、僕はもっぱら下位グループについているが、常時指導者が3人以上つければ、もう少しレベルごとに細分化してやった方がいいと思っている。練習方法の改革を考えなければならない時期に来ていると思う。

04年1月〜2月TKU TKUカップ後〜03年4月
03年12月(新チーム) 03年1月〜TKU
04ペプシカップ以後〜8月 03年8月〜11月 2002年10月〜12月
04年3月〜6月ペプシカップ ペプシカップ後〜学童五輪 2002年上半期
04年2月TKU〜3月 03年4月〜ペプシカップ 2001年の練習日誌