面接は基本に忠実に

面接時の身だしなみ等は基本的に市販の指南書に書かれている事を実践してください。

面接に臨む姿勢としては以下の事を気を付けてください。

  • 面接会場には時間に余裕を持って到着しましょう
  • 服装で自己主張せず常識あるファッションに身を包みましょう
  • 散髪、剃髭、鼻毛、目ヤニ、口臭等をチェックし清潔な身なりで臨みましょう
  • 履歴書や資料は忘れず持参しましょう
  • 背筋を伸ばし笑顔を心がける

当然ですが面接に遅刻しては戦いの前に終わりです。公共機関のトラブルも想定し複数の移動手段やルートを調べておき早めに会場周辺に到着しておきましょう。

ファッションは特に指定が無ければ平均的なスーツファッションで派手なメイクやネイル、香水は控えましょう。

『匂い』は強すぎると『臭い』になります。また公私の区別が出来ない人と捉えられかねません。汗の臭いが気になる人も制汗剤やデオドラント程度にとどめましょう。

意外と見落としがちなのが何時も観ている自分の顔です。

私事ですが面接官をやった時に応募者の鼻毛が気になって面接に集中する事ができなかった事があります(笑)

意外と寝癖がついたままの人もいますので気を付けてください。

また姿勢に気を付けるのは言うまでもありませんが顔の表情にも気を付けてください。話し方や表情で暗い雰囲気と思われてしまうのは残念です。 人と人が働く場が会社です。暗い人はそれだけで敬遠されてします。

一方面接中に気を付ける事は以下の様な事だと思います。

  • 優秀な学生を演じようとせず等身大で臨みましょう
  • 志望動機をきちんと答えられるよう事前準備をしておきましょう
  • 質問には簡潔明瞭に応え関係無い事を長々話さないように注意しましょう
  • 必ず質問しましょう
  • ネガティブに取られる発言は極力控えましょう
  • 抽象的な回答は控え具体的な回答を心がけましょう

知ったふりをして質問に対し無理な回答をしてもさらに突っ込んで質問されてしまうと逆効果です。 質問の真意を読み取り自分の言葉で回答するようにしましょう。

志望動機が曖昧だと本当にうちに来たいのか?と勘繰られて印象が悪くなります。 「世の中の役に立ちたい」「社会に貢献できる仕事をしたい」など具体的を欠いたものは悪い模範解答です。

質問に対しては論点がずれて長々と話す人は嫌われます。 まず結論を先に応えるようにしましょう。その上で補足する形で伝えたいことを言うようにしましょう。 質問の意味が解らない時は素直に確認する方が好印象です。

面接の最後の方になると応募者からの質問を問われます。 志望動機にも通じる事ですが真剣にその会社の事を調べていたら質問の数個の質問は普通に思い浮かぶはずです。 もちろん給与や待遇面等生々しい事はダブーです。 逆に会社の売り上げ目標や経営戦略なども意識が高いと思わせ様としていると見抜かれます。 自身が入社する上で仕事へのモチベーションが高まる様な質問を心がけてください。

先の暗い雰囲気を醸し出さない事と類似しますがネガティブな発言は極力避けてください。 これは新卒者よりむしろ転職者が気を付けるべき所です。 転職理由はネガティブなものが多いと思われますので。 ネガティブな理由の中にもポジティブさを見つけて明るい笑顔で面接に臨む切り替えが大事なのです。

曖昧な志望動機にも通じるところがありますが抽象的な表現で具体性を欠く言い回しは避けましょう。 語彙力の自慢の場ではありません。 実際の経験事例を用いるなりして具体的に説明するようにしましょう。

失敗は大きな経験

経験談で良い事例は成功経験だけと思っている方がいますがそうではありません。

成功に理由なし。失敗に理由あり。』と言うように成功には運だけで上手く事がありますが失敗は然るべき理由があるものです。

失敗が無い人はいません。大事なのは失敗から何を学んでいるかです。面接官もその点に注目します。

自身の経験で失敗が多くて事例として話しにくいと敬遠している人もいるかもしれませんがむしろ積極的に話しても良いと思います。 期待されるのは失敗を失敗のままにせず原因を把握しその後に活かしたと言う事です。

就活でも書類選考や面接で何度も落とされている方もいたら何が原因かを考えてみてください。 就職の場合は断られるすべてが失敗によるものではありませんが、既述の様な原因に思い当たるかもしれません。 何がダメだったのが自己分析を行い次の機会に活かすようにしましょう。

これは社会人になってからは非常に重要な能力の一つです。

特に中途採用者には成功よりも失敗経験を聞いてそれをどう反省しクリアしてきたかが問われます。 ネガティブな事象をポジティブに変換させる能力があるかを問われています。 多くの失敗経験は後の多くの成功体験に繋がるのです。


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