ダカールラリー2012’ 「HINO TEAM SUGAWARA」 応援ページ

がんばれ!レンジャー 2012’

 今年も来ました、ダカールラリー2012’南米大会。
3年目となる今大会は、チリのアカタマ砂漠を中心とした、標高
の高い砂漠をメインステージとして、約9000キロの過酷なレー
スとなります。
 最近の傾向として、スピードを競うだけでなく、「どれだけ、
主催者側の用意したルートを忠実に走りきれるか・・・」を競
う大会にもなっています。
 当クラブでも応援している日野レンジャーの菅原義正さんは、
今年で30年連続出場、日野レンジャーは20年連続完走という
記録を持ち、並居るライバルに挑ました。

そして1月15日 ダカールラリー終了!

 今年のコースは、アルゼンチンを1月1日にスタートし、約9000kmのルートで、
ゴールをペルーのリマで迎えるというコースレイアウト。全体がループコースで
なく、アルゼンチンからペルーに抜けるアンデス山脈超えを1つの山場とし、完
走率約60%(クラス毎に違う)という厳しい中でも、2台の日野レンジャーは、見
事に完走。成績は1号車がカミオンクラス総合24位、排気量10リットル以下クラス
3位、2号車はカミオンクラス総合9位、排気量10リットル以下クラス1位、これで
2号車の菅原照仁選手は、クラス優勝3連覇を果たしました。
 1号車の菅原義正さんは、ラリー2日目に投石があり、フロントガラスを破損。
割れたガラスで顔に負傷するも、医療処置をおこないレンジャーは修復され3日
目も元気にスタート。
 2号車は12日目にトランスファー(ギアボックス)のトラブルで走行不能というアクシデントもありましたが、2台のレンジャーのチームワークで無事に乗り切り、ラリーを続行。そして、スタートから15日目にぺルーのチリに2台揃ってのゴールをしました。
 菅原義正さんは、連続出場30回、通算24回完走の記録の更新を成し遂げました。しかし今年の最高齢としては71歳という選手がおり、大会最高齢とはなりませんでしたが、出場30回の記録に関しては、主催者からラリー中に表彰される場面もありました。
 ゴールでは、日野自動車社長も駆けつけ、チーム全員と日野自動車のメカニック4名と共に堅く握手を交わし、ダカールラリーのゴールの喜びに沸いていました。今大会は2号車の新型車両の導入と、熾烈なメルセデスとの攻防、そして何よりも自分自身との戦い・・・。数え切れない物語が   「ダカールラリー」に語り継がれる事でしょう。


日野レンジャーと、チームスガワラの挑戦はこれからも続きます。皆さんからの応援も宜しくお願いします。

毎日更新! 2台のレンジャーとダカールラリーを総合的におしらせ!
ダカールラリー 速報! 
  ↑  クリック!   ↑ 

2012年のレンジャーの体制。

 昨年までの2台体制で今回もチャレンジしていきます。、今回の1号車には、昨年の2号車を起用。菅原さんの息子である、菅原照仁さんは、今年新しく製作された新型レンジャーでの出場となります。
 菅原義正さんが乗る今回の1号車は、何年もかけて熟成を賭けて来た車両で、信頼性と耐久性を誇示。菅原照仁さんの2号車は、新型ボディーにエンジンのミッドシップ化をとりいれ、また、リアボディーにはホロを使う事により、昨年までの車両より、約250KGの軽量化を成し遂げました。
 250KGと言いますが、エンジンの排気量が8000ccのレンジャーには、十分過ぎるほどの、ウエイトダウンにより、機動力が格段にアップ。エンジンのミッドシップ化では、車両重心の安定を果たし、インタークーラーの冷却フィンを車両上部に移設する事により、エンジンの冷却性もアップ。今年は、十分に期待が出来そうです。

1号車 ドライバー 菅原義正 選手
     ナビゲーター 杉浦博之 選手


「古稀を迎え、パリダカ参戦29回目となる菅原義正が1号車のハンドルを握り、ナビゲーター
は昨年に引き続き杉浦博之が担当。信頼性のある日野レンジャーで、上位獲得を狙う。」


  

2号車 ドライバー 菅原照仁 選手
     ナビゲーター 鈴木誠一 選手


「新型車両となった2号車は菅原義正の次男・照仁がハンドルを握り、豊富なラリー経験を
持つ鈴木誠一とのコンビで、並み居る強豪相手に勝負をかける。」


  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「TEAM SUGAWARA」と「日野レンジャー」

 2011年大会で、「完走」と「クラス優勝を果たした2台のレンジャーは、日野自動車の本社での整備を行い、2号車となる新型車で、SSER主催の「ラリーモンゴリア」を走破。小さなトラブルをその後の整備で修正し、ダカールラリーを迎える。1年をこのダカールラリーに向けて進めて来たチームのクルーたちは、11月初旬の南米への船積みを済ませると、ひと段落。
 7月の富士スピードウェイと12月のモーターショーでそれぞれファンサービスを行ったりと忙しいが、菅原義正さんの人柄に惹かれて多くの人が足を運んでいた。
 2号車の新型と、1号車の信頼性と「Team SUGAWARA」の経験により、今大会も更なる上位入賞と記録の更新を応援しています。

 
富士スピードウェイで展示されていた、2011年大会2号車と、20日間の戦いをしていたコックピット。

 
モーターショーでは、日野レンジャーの軌跡と共に、トレードマークである「こいのぼり」がはためいていた。

クラブで特集してきたダカールラリーと、各チーム&メーカーのホームページをご覧ください。

 JRM「日野 チーム スガワラ」ホームページ
 日野自動車「Dakar Rallyスペシャルサイト」   HINO GLOBAL
 ダカールラリー公式WEBサイト(英語) Welcome to the official Dakar 2011 website
パリダカ日本事務局HP(日本語) ダカールラリーの最新情報をお伝えします。
2004年レポートぺージ 2004年JRMパリダカラリー参戦記
2005年レポートページ がんばれ!日野レンジャー 2005
2006年レポートページ がんばれ!日野レンジャー 2006’パリ〜ダカールラリー
2007年レポートページ CHALLENGE OF HINO RANGER 2007'
2008年レポートページ がんばれ!日野レンジャー2008’
2009年レポートページ がんばれ! 日野レンジャー 2009’
2010年レポートページ
 2011年レポートページ がんばれ!日野レンジャー 応援ページ
ダカールラリー 2011’