CHALLENGE OF HINO RANGER 2007'

 がんばれ!日野レンジャー応援ページ

 2007年 通称パリダカ(正式名称ユーロミルホー〜ダカール
ラリー)に挑戦する「日野レンジャー」菅原義正さんを応援して行
きます。
 菅原義正さんといえば、パリダカ参戦24年連続出場、18年連
続完走、カミオン部門では、総合2位を6回、排気量別クラス優勝
7回を成し遂げているパリダカの鉄人と称されています。来年は
25年目の節目の挑戦でもあります。
 今年の日野レンジャーは昨年に続き2台体制を取っています。
2号車には、次男の菅原照仁さんがハンドルを握ります。
 その2号車が来年は、新型のボディーになりパワーアップし、1
号車と見間違うばかりの外観に、車高を50cmダウンさせる事
により空力にも優れています。さらに来年は日野自動車さんより、
6名の若手メカニックの合流もあり、バックアップも万全である。
 クラブでも応援費と共に、ホームページでもリアルタイムにレポ
ートして行きますので、お楽しみに!
 そして・・・!
07年パリ〜ダカールラリー終了。レンジャーは堂々の成績でフィニッシュ!!  

 そして、1月6日からオランダをスタートし、21日ダカールにゴールした日野レンジャーは、
1号車菅原義正さんが総合13位、2号車菅原照仁さんは総合9位、排気量10000cc以下のカミオンクラスでは、1−2位フィニッシュを達成した。当のカミオンクラスといえば、ここ数年参加台数が増え、カズマ(ロシア)、タトラ(チェコ)、ダフ(オランダ)、マン(ドイツ)などは、13リットル〜18リットル(700馬力〜800馬力)という、まさにモンスターの名のごとく、どんなシュツエ―ションでも動じない相手に、8リットルの中型日野レンジャーで挑み続けての堂々の結果でした。
 「HINO チーム スガワラ」は、ドライバー、ナビゲーター、メカニック全員が乗車する2台のレンジャーの設計から製作、チューニングからセッティングまで、全てに関わると言う、他のワークスチームですらない、人車一体となり今年もラリーを走りきったことは上記にもある結果でもあり、長年の経験がラリーでは発揮される。毎日のレポートの中でも、ライバルとの戦いや、砂丘越え、ルート取り、マシン状態などは一際上を行っているといっても良いでしょう。
 菅原さんのコメントの中でもありますが、「今年は例年より砂丘ステージが少なく楽なコースだった。立木やクレバスに我慢のコースで、日野レンジャーの本領が出しきれなくて、残念。」となった今大会を振り返ります。来年は更なる上位と、パリダカ開催30周年に向けて、チャレンジは続いて行きます。

 

パリダカ07大会レポート

パリダカールラリー07年大会の日野レンジャーのレースレポートをリアルタイムでお知らせします。
下記ロゴをクリックして、ご覧下さい。
最新日野レンジャー 大会速報

 
2007年のパリダカールは。

来年のパリダカールラリーは昨年に続き、ポルトガルのリスボンを2007年1月6日にスタート。全工程距離約10000km15日間かけて、ダカールのゴールを目指します。
 コースはヨーロッパのポルトガルで車検、ブリーフィング、プロローグランを行った後、アフリカ大陸に渡り、本格的に始動。モロッコ、モーリタニア砂漠を抜ける過酷な砂丘越えがあり、毎年多くの参加者が涙を飲んでいる。
 レギュレーションに付いては、プロとアマチュアの条件を出来るだけ近づかせる為の、対策も講じられている。その内容とは、ナビゲーションでは、全車同一のGPSの使用となり、チェックポイントでは、3km以内に入らないと、表記されない「ブラインドチェックポイント」となり本来のラリーに近いロードブックの方式が取られている。
 セキュリティーとしては、制限速度の設定、イリトラック(位置情報端末の緊急事態での連絡装置)とサンチネル(競技車両同士の接近警告装置)の標準装備、地元住民への警告と注意を促すキャンペーンなど、年々事故と怪我に対する運動に対しては強化されています。これは、前大会で、競技車両と地元住民の接触死亡事故を教訓とされてます。



 パリダカ関連ホームページ
 JRM「日野 チーム スガワラ」ホームページ
 パリダカ公式ホームページ
 2004年レポートぺージ 2004年JRMパリダカラリー参戦記
 2005年レポートページ がんばれ!日野レンジャー 2005
 2006年レポートページ がんばれ!日野レンジャー 2006’パリ〜ダカールラリー

 2006年の日野レンジャーについて。

06年の菅原義正さんの率いる「HINO TEAM SUGAWARA」は、1号車の菅原義正さんの最終順位がカミオンクラス総合5位、2号車の菅原照仁さんが初出場ながら大健闘の7位と輝かしい結果になりました。この勝利は連続出場24回、18年連続完走と言った、経験とつきる事の無いチャレンジスピリッツが成せるものでしょう。

ゼッケン 501 日野レンジャー FT PRO  ドライイバー菅原義正
カミオン部門 総合 5位  排気量1万CC以下クラス 優勝

ゼッケン 505 日野レンジャー PRO  ドライバー菅原 照仁
カミオン部門 総合 7位  排気量1万CC以下クラス 3位


    
16年連続完走、クラス優勝を果たした2006年大会。   2006年大会で力走するレンジャー1号車

日野レンジャー 07’パリ〜ダカールラリー出場までの軌道

06年6月 07年パリダカ発表会
 JRM本社にて、整備を受けるレンジャー。この時には色やデザインがまだ06年パリダカ出場モデルのまま。このときマシンを整備していたのは、モンゴルから来ていた、バイラーさんだ。この後、日野自動車本社に入って、本格的な整備が始まる。

 

06年10月 パリダカレンジャー発表会 
 来年2007年のパリ〜ダカールラリーに出場する菅原義正さんの日野レンジャーの発表会が10月24日にお台場で行われました。来年のパリダカには親子2台のレンジャーが出場するのにあたり、1号車の義正さんと息子の照仁さんのドライブする2号車は一新、戦闘力アップと安定性、日野自動車メーカーからも6名の若手メカニックと共に、ダカールのゴールを、そして表彰台を目指します。一見すると綺麗に見える1号車だが、2度完走しているそのボディーには、戦いの中についた、傷跡が見え隠れもする。下の写真は
正面向かって、左が1号車、右が2号車。下右の写真は日野自動車から駆け着けた若手先鋭メカニック達。

 
 

 また、同会場ではトヨタのランドクルーザー100のパリダカ出場発表会も行われ、2号車ドライバーには、三橋淳選手、3号車には山田周生氏がハンドルを握ります



06年12月末 パリにて、レンジャー最終整備
 07年大会に向けて整備を進めたれていた、レンジャー2台の整備がほぼ完了。しかしスタートまでには細かな準備が残されている。12月に入って、パリにあるJRM整備工場で整備されたレンジャーはテストランを兼ねて、近くのダートを走り、最後まで準備に余念がない。そして、スタートはもうすぐそこまで来ている。

 

07年1月5日、パリ〜ダカールラリー始動!
1月5日、オランダのラリースタートの地に立ち、レンジャーの車両検査が行われ、いよいよ明日から本レースが始まる。準備には半年以上の時間と労力を費やし、今日、この日の為に全ては完成する。ゼッケンナンバーは、昨年のレース順位が次年の番号になる為、今年は504となった。さあ後は思いっきり走って来い!