今年の「パリ〜ダカールラリー」は南米にステージを移して開催!
昨年2008年大会)の「パリダカ」は、フランス政府にラリー中にテロ予告
が入った為、スタート直前に開催中止。その後、「次回の開催は・・・?」とい
ろんなうわさが飛び交う中、「世界1過酷なラリーレイド」として、場所を南米
に移して開催が決定。
「パリダカ」というネーミングの問題もあったが、ラリーの本質は変わらない
為、あえて「ダカールラリー2009’」とそのままである。
我々の応援する日野レンジャー 「チーム スガワラ」こと、菅原義正さんら
は、2台のレンジャーで参戦を決行。1号車&2号車とも、ボディー形状の変更
を行い、更なる戦闘力を上げて今大会に望む。
サポートには、前年と同じく日野自動車より、若手メカニックが応援に入り、
心強いサポート体制となっている。
そして、ダカールラリーは終わった。
最終リザルトは
1号車 ゼッケン 511番 日野レンジャー ドライバー 菅原義正 25位
2号車 ゼッケン 513番 日野レンジャー ドライバー 菅原照仁 14位
2号車は排気量8000cc以下のクラスで、2位を獲得。
ラリー中には、2台のレンジャーに駆動系のトラブルが、襲いかがるが日野自動車からのサポートメカニック達と共に、苦境を乗り越え栄光のゴールをくぐった。
今大会の南米開催では、アフリカ大地と違い、「水と高地」と言う新しい敵の登場もあったが、25年連続出場、20年連続完走の菅原義正さんの前では、白旗を上げた事となった。
そして、来年に向けて、「チーム 日野 スガワラ」は動き始めている!
レンジャー写真館
09年パリダカの速報をレポートしています。
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今年のパリダカは・・・。
今年のパリダカは、開催地を南米に移した事により、「ダカールラリー2009」はそのままに、副題として「ブエノスアイレス〜チリ」とし、全工程9000km、内SSは6000kmを予定。開催期間も2009年1月3日〜18日の15日間。
コースには、今までにない高地山岳ステージや、ガレ場や石だらけのピスト、そして例年通り砂漠地帯もある。
1月3日にブエノス・アイレスをスタートし、南下した後アンデスの山岳地帯を越え大西洋岸で休息。チリに入ってからは、今回の難所であるアタカマ砂漠に突入。ここを越えられたエントラントがゴールのフィニッシュボディアムをくぐることが出来るのである。景色も、荒野からサボテンの生えた緑地帯、動物や鳥などもいる自然豊かな情景に心躍らされる事もありそうだ。
大会車検は、パリ
と現地(ブエノスアイレス)の2箇所とし、世界各国からの参加者に対応。
レギュレーションに関しては、大きな変更点はないが、参加車両を見ても、エコロジーに関する素材や燃料、環境に配慮したラリー構成が見られる。
パリダカのレポートは、別ページでお送りしますので、そちらもお楽しみに・・・!
過去にお知らせしてきたパリダカレポートと、日野レンジャーの紹介ページリンクです.
JRM「日野 チーム スガワラ」ホームページ
パリダカ公式ホームページ
2004年レポートぺージ
2005年レポートページ
2006年レポートページ
2007年レポートページ
2008年レポートページ
レンジャー最新情報!!!
今年の2台のレンジャーは、基本的な部分は前年と同じくも、細部に渡っては改良が行われている。
その1つは、エンジンマウントの移動。従来の位置より後方に50cm移す事により、ジャンプ時などの体勢の安定化をなしている。
もう1つは、リアボディーのデザイン変更。今までのアルミボディーにリアゲートを幌にする事により軽量化。
また、キャブ(運転席)内も、細かな改良が行われ、更なる戦闘力が加わっている。
上記写真は、日野自動車社内にあるテストコース内での高速走行実験。