ゴールのボディウムに着いた日野レンジャー
とチーム一同
2010年11月8日 日野自動車壮行会にて。
今年もやってきました、ダカールラリー応援ページ。今年は日野レ
ンジャーが、ダカールラリー挑戦20周年を迎える節目の年です。
菅原義正さんは、28年連続出場という、絶大な記録へのチャレン
ジを続けいています。昨年はマシントラブルで、中盤にてリタイヤと
なり、24年連続完走の夢は途絶えましたが、まだまだ、菅原さん
の挑戦は続いていきます。
そして、月1日〜16日までの16日間、9500kmものラリーを走っ
たレンジャーがゴールをはたしました。途中、小さなスタックやトラ
ブルは当たり前としても、大きな問題は無く、着実に走りきった2台
のレンジャーは、その雄姿がゴールのボディウムに現わしました。
最終結果は、1号車が総合13位、市販車部門3位、クラス2位。
2号車は総合9位、市販車部門1位、クラス1位と、輝かしい結果
を残しました。チームメイトとメカニック、日野自動車関係者達は、
このレンジャーの結果と、ここまで来た努力を抱きしめながら嬉し
さを表していました。
カミオンクラスは、出走台数68台、完走車数41台、完走率60%
の中で、今年もカマズや他のワークス勢がひしめく中で、中型車両
の日野レンジャーがここまで戦える事は、どのメーカーよりも称賛
出来る事でしょう。そして、来年は南米を舞台とし、新しい地域を
開拓し、チャレンジを続けて行く事を主催者のエチエンヌ・ラヴィ
ニュは語りました。
今年のダカールラリーは?
2011年1月1日にブエノスアイレスをスタートし、アンデス山脈を目指します。4800mの高地を抜けると、はやくもチリのアタカマ砂漠に突入です。 険しく厳しいチリの砂丘群は、幾多の経験を積み重ねて来た「チーム スガワラ」にとって、本領の発揮する見せ場になりました。日野レンジャーの機動力と耐久性のポテンシャルを見せつけて、「チーム スガワラ」の経験で乗り越え、順位を着実に上げていきます
後半戦は、昨年の1番のニュースと言える、炭鉱落盤事故のあったコピアポの砂丘地帯の近くを通り、終盤戦のフィアンバラの白い砂丘を抜けて、ブエノスアイレスでゴールを迎えました。総走行距離は約9500km、最高標高地点4800mm、16日間に及ぶダカールラリーは、幕をとじました。
2011年大会の模様を、毎日更新でお知らせします。以下よりご覧ください。
ダカールラリーの変化
モト部門では排気量を450cc以下の車両に限定される。(これはスピードの
出し過ぎによる事故の予防と、プロ=アマの車両格差の縮小を図ったもの。)
オートでは、ガソリンエンジンに装着するリストリクター(吸気系部品にエアー
流量を絞るフィルター)をさらに絞り込む事により、ディーゼル車との、均衡も
図っている。
大会期間中のGPSの使用にも制限を行い、ロードブックによるナビゲーショ
ンへの競技性を出すのが目的である。
また、ダカールラリーでは、環境への配慮から、バイオ燃料やハイブリット車の推進を行い、大会中に出るゴミはすべて分別され、車両整備から出る部品やオイル類も専門の業者による処理を行い、ラリーコース上でも、カミオンバレ―や専用の収集車を使い、クリーンアップを行っています。
JRM
「日野 チーム スガワラ」
ホームページ
日野自動車
「Dakar Rallyスペシャルサイト」
ダカールラリー公式WEBサイト(英語)
パリダカ日本事務局HP(日本語)
2004年レポートぺージ
2005年レポートページ
2006年レポートページ
2007年レポートページ
2008年レポートページ
2009年レポートページ
2010年レポートページ
「日野レンジャー」と「ビッグオフロードクラブ」
今年の日野レンジャーはカラーリングを一新し、「チーム スガワラ」と日野レンジャー出場20周年に向けて、新たなチャレンジをします。
出場する「
HINO TEAM SUGAWARA」
へ、今年もクラブより応援費をお渡しして来ました。金額こそ、微々たるものですが、菅原さんの好意により、日野レンジャーの最後部リヤタイヤハウスの下部に、「ビッグオフロードクラブ」の20周年記念ステッカーが貼ってあります。
また、今年発売される、ノレブ社製 1/43 プラモデルにも同スタイルの日野レンジャーの発売が決定されています。
皆さん、是非買って下さい!!!(数量限定ですので、欲しい方は、クラブ代表までご連絡下さい。)
上部 右の写真は、過去3年間(07〜09年モデル)に発売されたプラモデルです。当クラブのステッカーも貼ってあります!