SUPER MARIO WARLD

SUPER MARIO WARLD

定価：７５７円＋税、イラスト：今井修司

スーパーファミコン任天堂公式ガイドブック第一弾です。ヨースター島からスターロードまでのコースを図面で詳しく説明しています。「コクッパ攻略ガイド」や、隠れ面やアイテムの取り方などを教えてくれる「MARIO'S VIEW」といった初心者向けにやさしく説明しています。ページのところどころには、西洋の城や草原、お化け屋敷をほうふつとさせる十字架の建っているお墓などの写真がマリオ達の絵と共に飾られ、マリオワールドの世界を実際の世界に再現しています。また、この攻略本には３作品のマンガが載せられています。本の始めには、作者不明（誰か教えて下さい！）の「SPECIAL COMIC」が掲載されています。内容は、マリオとルイージとピーチ姫がヨースター島にバカンスに来ていて、ピーチ姫がさらわれ（ピーチ姫を巻き付けてさらったこのシッポみたいな生き物は一体何者？）、マリオとルイージがヨッシーのタマゴを発見すして、冒険の旅へ出発するという物語」です。吉田戦車さんの４コマまんがでは、マリオがコクッパからピーチ姫の絵をもらったり、ルイージがパワーバルーンを食べたりして大騒ぎしたりします。もう一作は、しりあがり寿さんの「誰も書かなかったMARIOー道半ばに倒れた仲間達ー」です。この作品は、絵に台詞がなく一コマ一コマに説明が書かれています。物語は、クッパを倒して帰ってきたマリオに作者がインタビューして、マリオが冒険を振り返るという設定で描かれています。コウラを運んでいる途中にマグナムキラーに襲われたり、お城で高くジャンプしすぎてブロックに挟まれたり、バターブリッジで落ちそうになって上下するキノコにしがみついたりと、生々しいマリオの苦労話がつづられています。さらに、表紙では「カメをふむ男」という銅像が描かれているのでが、なぜかこのマリオは上半身がはだかで、筋肉がものすごいです。巻末では、スターロードを利用した攻略の仕方や、マリオグッズの紹介、マリオの生みの親である宮本茂さんをはじめとした開発者のインタビューが収録されています。冒頭のマリオゲームの年

表やゲームのマップが載せられている見開きページも必見です！

　

SUPER MARIO WARLD　完結編

定価：４３７円＋税、イラスト：今井修司

　この本では、「SUPER MARIO WARLD」の続編で、主にスペシャルコース攻略を紹介します。しかも、今回は各コースを絵ではなく写真で説明しているので、どこにどんな敵が潜んでいるのかがよくわかります。他にも、マントマリオなどのマリオとルイージの変身や、各ワールドの攻略のアドバイスが掲載されています。お勧めは任天堂公認裏技百科です。公認の裏技なので、バクッたりして記憶が消えてしまうなどの危険な裏技はないので、安心して利用できます。特に、甲羅がアイテムに変わる法則はとても便利なのでようチェック！巻末には、任天堂の玩具開発の歴史やマリオシリーズの音楽担当者の開発秘話が収録されています。また、この本にも４作品のマンガが掲載されています。冒頭には、作者不明（誰か教えて下さい！）の「SPECIAL COMIC２」があります。内容は、ごく普通にマリオがクッパを倒してピーチ姫を助けるという物です。沢田ユキオさんのマンガでは、チビヨッシーがスターを飲み込んで体の形が星形になったり、ゴール手前でコウラを吐き出してカギに変えたりして、裏技を説明してくれます。また、こんなマリオがいたら？という項目では、モグラマリオ、ピーチマリオ（たんなる女装？ウインクをして敵を悩殺？）、ノミマリオ（ただ小さいだけ）、カメマリオなどの幻のマリオが登場します。桜田玉吉さんの４コママンガでは、おしゃべりな人面ヨッシーや、メカクッパに対抗してメカピーチやメカマリオが登場します。最後に掲載されている中川いさみさんの「まりおとるいじ」マンガでは、ルイージがマリオに隠れてトイレでスーパーキノコを食べると、巨大化してトイレから出て来れなくなり、マリオがトイレに行けずに困りはてたりと、多少大きめな４コママンガが４つ掲載されています。

スーパーマリオコレクション　定価：９５１円＋税

　任天堂公式ガイドブックで、４コマまんがが収録されています。吉田戦車さんの４コマは、かなりアメリカンな感じの優しい（？）マリオが登場します。桜玉吉さんの４コマは、ファミコンのカクカクとしたマリオとスーファミのグラフィックの良いスベスベマリオが勝負します。そして、注目すべきは最初の１ページに描かれている、マリオがノコノコとクリボーを踏みつけている絵です。鉛筆で軽くデッサンされたような感じなのですが、実はマリオの生みの親である宮本茂さんが描いた絵なのです！

バグボーイスペシャル　定価：３８０円　

「スーマリ１」の裏技が掲載されていて、幻の２５６ワールドに行くためのコマンド入力を知る事ができます。「スーマリ２」も、４－２、８－３で出来るジュゲムを利用した無限増殖の方法が紹介されています。また、マリオの挿絵もとても個性的で、表紙の様によだれを垂らしていたり、ランニングマシーンを使って走っていたり、熱いからと言ってパタパタに羽根であおいでもらったりします。中には、ツルッパゲの正体不明の親父が赤のオーバーオールを着てマリオのコスプレをしている絵もあります。その他にも、マリオゲーム以外のファミコンソフトの攻略が掲載されています。

スーパーマリオブラザーズイラスト：近藤豊　定価：３８０円

　「スーマリ１」の全てのステージが図面によって説明されています。さらに、巻頭のカラーページでは敵キャラやクッパの倒し方が掲載されています。特にお勧めのコーナーは、「テクニック解説」のページです。イラストのマリオが、対ジュゲム戦や、コウラを使って敵を倒す方法などを教えてくれます。また、この本で描かれているマリオは帽子を深くかぶっていて、目が見えないのが特徴です。最後のページにあるマリオのイラストは、ワリオのようになぜかアゴが割れています。

スーパーマリオブラザーズ２
本文イラスト：松本オサム、向井三義　定価：３５０円

　大ベストセラーとなった、全作の続刊です。全ステージをフルカラーで掲載し、出現アイテムや無限増殖のポイントまで余す所なく紹介しています。さらに、壁を使った三角飛びなどのハイテク技やボーナスステージやワープゾーンの説明に、無限増殖をするための裏技まで掲載されています。また、この本に掲載されているイラストは、任天堂の公式イラストの模写が多いのですが、巻頭に描かれている見開きの絵は「スーマリ１」のパッケージを元にしていますが、クッパのとても迫力があってすごいです。

スーパーマリオブラザーズ完全攻略本
表紙イラスト：渡部孝雄　マップイラスト：村上静香　定価：３９０円

　巻頭には「スーマリ１」の物語を挿絵つきでお話します。問題は、ここに描かれているピーチ姫がかなり変わっていることです。頭はキノピオと同じようにキノコで、ドレスもピンクではなく紫です。また、マリオの変身の仕方がわかりやすく紹介され、敵キャラにいたっては、倒した時に得られるポイントまで詳しく掲載されています。ちなみに、私はこの攻略本で初めて、ノコノコをファイアで倒すのと踏んで倒すのとではポイントが違う事を知りました。