Ｍｏｎｔ＠のＨＰ　　撮影日記５

６月２１日（土）天気は雨ではあるが、あえて軽井沢のレイクガーデンへバラの花を見に行って来ました。ここは大きな池を中心にその周りに季節の草花が自然のままに植えられていて、とても趣がある庭園です。ほんとうにセンスが良いとしか言いようがありません。現地に着くと雨が上がっていたり、もしくは小降りになっていてくれくことを期待して行ったのですが、人生そうは甘くありませんでした。それどころかかえって雨足が強くなっていました T_T。こんな天気の日に訪れるのは私達くらいかと思っていたら駐車場は満杯になるほど大勢の人が来ていました。さすがはバラ好き人の聖地と言われているだけのことはあります。すごく残念なことに当日の朝急遽ここに行くことを決定して慌ただしく出発して来たのでカメラの雨対策のグッズの入ったバッグを忘れて来てしまいました、痛恨のエラーです。私のカメラはボディは防水設計になっているのですが、レンズは防水設計ではありません。（防水レンズと同じ焦点距離をカバーするレンズをすでに持っているので敢えて買おうとする気も起きないし、ましてや先立つものもありません。T_T ）そんな訳で今回掲載している写真の多くはスマホで撮影したものです（パープルフリンジがかなり発生しています）。

人間ウォッチング　その１（軽井沢のカップル）　

　英国のバラ庭園を模したような入口でバラの写真を撮っているカップルがいました。一見したところ彼女の方はおとなしそうな雰囲気の外見をしていました。彼女の方が写真を撮り終えても彼氏の方はまだ写真を撮っていると彼女の外見からは思いもよらない「ねぇ、早く入場券を買ってよ。」という声が発せられました。それでも彼氏が写真を撮っていると、「早く入場券買って。」と再度聞こえてきました。このやりとりで二人の力関係やら、ここへ来るまでの経緯がしのばれました。きっと、ここのバラをダシに彼女をデートに誘ったのだろう彼氏に少し哀れみを感じてしまいました。

軽井沢のレイクガーデンからの帰り道、韮崎あたりを通過している時、妻の「ここからだったら妙法寺はそんなに遠くないよね。」の一言で急遽、増穂町の妙法寺に行くことにしました。この突然の思いつきによる予定変更（無計画なところ）が私達のドライブや旅行のスタイルです。

人間ウォッチング　その２（妙法寺のカップル）

　　私達が妙法寺に着いたのは夕方の５時でした。私達と同じ頃に来た大学生１年生くらいのカップル以外見物客はほとんどいませんでした。裏山のアジサイの遊歩道に登る時、彼氏が「危ないから。」と言って手を差し出しました。彼女の方は恥ずかしがってか、やんわり断っていました。私達は二人きりしてあげたくて遊歩道から出て境内の方へ行くことにしました。うまく手を繋ぐことができたかなぁ、と思いつつ境内の急な階段（本当に急勾配です）の下で写真を撮っていると上の方で「この階段急で危ないから」という声が聞こえてきました。さすがにこの急な階段は恐かったのか、ここでは彼女は素直に手を差し出していました（良かったね彼氏クン）。なんとなくほのぼのとした気持ちになると同時に「男って本当にかわいい生き物なんだなぁ。」とつくづく思いました。

家のすぐ近くの水路にホタルが飛び始めました。先日のゲリラ豪雨や雹の襲撃をを生き延びたホタルがこんなにもいたことは、うれしいサプライズです。