04年4月号
あらすじ
 ある日、Dr,マリオは、どんな病気でも治してしまう究極のウイルス「オシオキン」の開発に成
功します。そこで、ウイルス3人衆は、これに対抗して、筋肉質でいかにも強そうな「ブルース
ウイルス」を登場させます。そして、あっという間にオシオキンを倒すのですが、オシオキンは
最期の力を振り絞って、いつの間にか風邪をひいてしまったDr,マリオを治してあげます。す
ると、元気になったマリオは、間一髪、ブルースウイルスのキックをかわし、カプセルを投
つけて、見事に消し去るのでした。
感想
 私が初めて読んだ「Dr,マリオくん」がこの作品です。あおきけいさんとみかまるさんらしく、
全体的にポップな仕上がりになっています。特に、看護婦姿のピーチ姫はかわいらしく、とて
も気に入ってます!さらに、ワリオが病気にかかったり、オシオキンを飲んでいきなり気分が
良くなって、目を輝かせながら掃除をする姿はとても悪役とは言えず、逆にコメディアン風に
描かれています。また、細かい話しなのですが、ワリオがナースピーチに治療代を払う場面
があるのですが、そのコインに注目して下さい。ナント、そのコインにはマリオの「M」が彫ら
れています!なぜ、決して王様のように偉くない、一般国民の医者であるマリオの名前から
デザインされているのでしょうか?大きな謎です。
月刊ボンボン団
 P559とP560になんと、ワリオの絵はがきが掲載されています。しかも、一方はなぜかワ
リオの頭で発電して豆電球が発光してます。
04年5月号
あらすじ
 「ゴールデンウィールス」に感染されたヨッシー5人(その名もゴレンキュー!!)は働き者の
マリオに対して連休中も休むように言います。しかし、休まず診察するというDr,マリオに、ゴ
レンキューは「ホリデービーム!!」を発射、すると、聴診器がCDプレイヤーになるは、レン
トゲンがプリクラになるはで、病院は大混乱になります。そして、Dr,マリオは外に出ると、休
日一色に染まった街の中で、ワリオとルイージが加わった「ナナレンキュー!!」と再び対決
します。しかし、ルイージは生真面目な性格なので、仕事を休む事ができず、総崩れとなった
ウイルスに、Dr,マリオは反撃に転じます。
感想
 ルイージが兄マリオと共に配管工事を思い出して、働くことの素晴らしさを実感している場
面では、読者の私もマリオブラザーズ」を思い出して懐かしかったです。やはり、マリオとル
イージが「配管工」をしていたという初期設定を描くというのは、作者も管理人のような昔から
のマリオファンに配慮してくれているのでしょう。なにせ、GCやGBAで育ったこの雑誌を読ん
でいる小中学生はこの設定を全く知りませんからね。さらに、最後の場面で、「ゴールデンウ
ィールス」はDr,マリオと戦う事が仕事だから休んで戦えないと説明されているのですが、これ
はおかしいと思いませんか?なぜなら、確かに、戦う事は仕事に違いありませんが、基本的
にウイルスの仕事とは、「人に感染して発病させる事」です。つまり、本当にこのウイルスが休
んでばかりいて仕事を全くしなければ、ヨッシー5人とワリオ、ルイージは感染しなかったはず
なのです。また、「アイランド」をプレイしてみればわかるのですが、ヨッシーは8人いるので、
感染しなかったムラサキ、オレンジ、ミズイロヨッシーはどこへ行ってしまったのでしょうか?
月刊ボンボン団
 P545ページのに「Dr,マリオくん」の絵はがきが2枚掲載されています。マリオファミリーが
全員見事に描かれています。こちらもお見逃し無く!



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