ガンバレ!!日野レンジャー

2004年パリダカールラリー終了!

 このページでは、JRMこと菅原義正さんの2004年パリダカ
出場を応援して来ました。そんな、菅原さんを少しでもクラブ
の皆で応援できないかという事で、このページを作りました。
 われわれビッグオフ乗りには、「パリダカ」という大きな目
標と憧れを、肌で感じている人と話が出来、その中で、砂と戦
い、自然の大地で、ラリーストとしてまた、冒険者として戦っ
ている菅原さんを応援して行きたいと、思うメンバーの想いか
らです。

 そして、モータースポーツの代表格のパリダカールが1月18
日にゴールしました。2輪195台、4輪142台、カミオン63台の
競技車、総勢400台がクレルモンフェランをスタートし、18日
間に渡る過酷なアフリカの砂漠を激走し、ダカールへ。
 「チーム スガワラ」の率いる新型日野レンジャーFTプロはダ
フ、カズマ、タトラなどのモンスターカミオンと堂々と渡り合
い、無事完走、そして栄光のカミオン総合5位の輝かしい成
績で終了しました。
 途中、車体の一部にクラックが入ったり、高い車体の為、木
の枝に当たりサイドミラーの破損など、トラブルもありました
が、日野自動車から応援に来ていた、メカニック3名の修理及
びメンテナンスにより、レンジャーは日増しに順位を上げ、中
盤には5位浮上、その後も確実な走りでゴール。
 二十数年に及ぶ菅原さんの経験とそれを支えてきたチームの
メンバーの勝利でしょう。 (写真提供 JRM)


そして今回の更新を持って「ガンバレ!日野レンジャー」のページを一旦、終了したいと思います。しかしクラブでは、2005年パリダカ〜ルラリ−に向けて準備を始めている、「チーム スガワラ」を引き続き応援して行きます。今後の情報に付きましては、別途ご報告します。

ライジングレンジャー最新情報!

 菅原義正さんより、クラブのメンバーの方にオリジナルなレポートを書いて頂きました。22年の経験と知識、「パリダカ」というレースの厳しさ、過酷さを知り、そして喜びと楽しさを教えさせられました。これからパリダカを目指す人、出場を予定する人も、是非読んでみて下さい。
 
2004年 パリダカールラリー参戦レポート

 2004年パリ〜ダカールラリーに向けて準備する「JRM チームスガワラ 日野レンジャー」さんをレポートして行きます。今回よりページを新設してお送りして行きます。下記のページへお越しください。
 2004年JRMパリダカラリー参戦記

 また、本元の「JRM ONLINE」の中でも、来年のパリダカに向けての「チーム スガワラ」ニューページが開設されましたので、ご覧下さい。

 

  「JRM」とは何だろう?
 「JRM」とは、「ジャパン、レーシング、マネージメント」の略称で、菅原義正さんが運営しいる、国際国内のラリーに出場しようという人の、お手伝いをする会社です。菅原さんは過去21回パリダカ連続出場を果たし(現在も更新中)、オートバイ、4輪、カミオン(トラック)と幅広く参戦し、カミオンでは、クラス優勝も5回を数えています。
 詳しく知りたい方は、こちらよりJRMホームページをご覧下さい
。 JRM ONLINE

 菅原義正さんと、ビッグオフロードクラブ。
 ビッグオフロードクラブでは、以前より幅広く、車種問わず、人も問わず同じビッグオフ乗りのライダーの参加でクラブを行ってきました。菅原さんは20年前、パリダカにバイクで初参戦し、ファラオラリーや幾多の国際ラリーに出場し、何時しか4輪に乗ることなり、しばらくの間バイクより離れていましたが、3年前よりXRバハで、バイクに復帰。その後BMWR1150GSを、購入。そこで、XR400に乗る宮田さんよりうちのクラブを紹介して頂き、同じビッグオフ乗りという事で、意気投合。今年よりはれて、クラブ員となりました。

 

  パリ〜ダカールラリーについて。

   “冒険の扉につれていってやろう。
       ただし、運命に挑戦するその扉を開けるのは君だ“

 この言葉を合言葉に、1979年、ティエリー・サビーヌにより、第一回目のパリダカが開催されました。
 フランスのパリをスタートし、アフリカ大陸を走り、ダカールを目指して、1万キロ以上を2〜3週間で走る世界一過酷なラリーレイド。コースはSS(スペシャルステージ)とリエゾン(移動区間)からなり、順位はSSの総合タイムで争われる。 また、出場車両は2輪、4輪、カミオン、またクワド(3輪、4輪)、サイドカーなどさまざまで、その中でも、排気量や改造などで、クラス分けされています。
 パリダカと言えば、広大な砂漠をアクセル全快で、走るのが、一般的な印象ですが、コース内にはガレ場や開催年によっては沼地みたいな所も走ります。ただ速く走るだけではなく、トータル的なテクニックが必要になります。また、1日500〜700kmを走らなければならず、如何に速く、どれだけミス(転倒、ミスコースなど・・・)をせず、また車両を壊さないで走りきれるかが、勝敗を分けるポイントになります。

  

もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。(パリダカ日本事務局、志賀 あけ美さんのページです)

 パリ・ダカールラリーHP (日本語版)
 菅原さんが来年出場をするのもカミオンクラスです。排気量は1.5万〜2万ccのモンスターマシーンを相手に、日野レンジャー(約8000cc)で挑戦です。

  
日野レンジャーの挑戦
 2004年は、日野さんのスポンサーにより、新型車を送り出します。
 今年のテレフォニカ〜ダカールラリーでは、1997年日野レンジャーカミオン部門1−2−3位フィニッシュを飾った、レンジャーに改良を加えた物でしたが、今年の大会で、シャフトドライブの脱落(原因は、大会前の整備ミス)、ゴール後圧縮抜けなど長年に渡って酷使してきた車両は、その役目を終えました。
 車両製作は現在、日野の本社で、プロジェクトチームを組み、製作中です。因みに開発には1億円以上かかるそうです。新型車の発表は、9月のトラックショーでお披露目です。

  応援メッセージのまとめ  (掲示板は終了しました。) 

  菅原義正さんより一言。
 日本にモータースポーツ文化に少しでも貢献出来たらと思い36年前に日本レーシングマネージメント鰍立ち上げました。類曲折の連続でしたがちょっとず゛つ進展してると感じております。現在はラリーレイドを専門に若い皆様の道を作るのが使命だと感じております。最初にパリダカに出たときは黄色人種としての差別も感じましたがいまは篠塚選手や増岡選手の活躍もあり、これから挑戦を考えている人は日本人として堂々と戦える環境が整っておりますので冒険の扉をご自分で開いていただきたいと思っております。そのためには我々チームは惜しみない協力をしたいと思っております。
  
菅原 義正