『爺(じっ)ちゃんからの直伝・文化社会学の極意』


 「イエスが十字架上で刑死してから三日後、マグダラのマリアなどの女性たちがイエスの墓に

行ってみたら、イエスの遺体がそこにはなかった、というのは多分本当であったと思う。それを、

女性たちが勘違いして、イエスはよみがえったと信じたところから、キリスト教の発展が始まった

んだね。もちろん、生前のイエスは、その女性たちにそのように信じさせる何かを持っていたんだ

ろうね。」

 「死んだ人がよみがえったのだから、イエスは神の子だった、というわけだね。」


     

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