キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の反目抗争は深みに嵌っていくだけで解決の兆しも見えない。宗教に無関心な人の多い我々日本人
には理解できない事件が起こっている。人間は神なしでは生きていけないのだろうか。神を中心とした社会が一旦できあがり,神が中心
の世界を当たりまえのものとして内面化した場合,それらを否定することは,自己崩壊の危険性を伴うのであろう。絶対神の信仰を持た
ない我々日本人は,同じ人間同士仲良くやっていけるはずなのにと思うのだが,難しい問題のようである。(2006/7/2)
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