2002年 秋季第1回山行 山行記
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筆者 K・I (1年生)
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10月20日(日) 〈1日目〉 曇り
日曜日なのに早起きして家を出発したが、早速東京駅で天気図用紙忘れの疑惑が発生(上野駅で忘れたことを確認)。前日から天気予報は雨となっており、さらに気分が重くなる。
座席を確保するためにかなり早く集合場所の上野に着いたが、列車の両数がわからず、ホームを行ったり来たりしていた上に、やってきた列車はロングシート。しかも混んでいる。高崎と水上で乗り換え、トンネルの中の土合駅に到着。
駅はとても涼しく気分が良かった。少なくともあの階段を見るまでは。ハアハア言いながら登っていく横を、荷物の軽いU先輩が軽やかな足取りで登っていく。先輩でなかったら、今すぐにでも自分の団体装備を分けてやりたい。何とか改札に辿り着いた。
ここからは車道を40分ほど歩けばキャンプ場に着く……はずなのに、なかなか着かない。引き返すと、とても分かりやすい道があり、そこに入るとキャンプ場だった。どうして見落としたのだろう。
夕食のときになって、スタビライザーを計画に入れていなかったことがわかった。すいません。また、食料計画に油が入っていなかったこともわかった。油なしのカレーもおいしかったが、どうも忘れ物が多い。
あほな気象係が天気図用紙を忘れたため、天気予報は出来なかったが、明日も天気は悪そうだった。
10月21日(月) 〈2日目〉 雨
雨の音でなかなか眠れないまま起床時間になってしまった。ここで、雨のため計画を大幅に変更、ロープウェイで天神平まで登り、そこからサブザックで山頂まで往復となった。
往復1900円もするロープウェイは眺めが良く、紅葉も楽しめた。観光に来ているようだ。
天神平で雨具を着て、出発。雨が強くなってきた。予定を変更したのは良かったと思う。熊穴沢の避難小屋までコースタイム50分のところをNの高速ペースのおかげでわずか30分で着く。この後もNの高速ペースは続き、肩の小屋まで55分ほどで到着。
道は雨で沢のようになっている。木は生えていない。森林限界がやけに低い気がする。
ここですぐに山頂に向かうか、昼食を取るかで意見が分かれたが、僕と先輩の意見が通り、昼食になった。先輩がいて良かった。
しかし、ここでKがコッヘルを持ってきていないことが発覚。しかもソーセージを8本しか買っていなかったことも発覚。昼食の準備もたらたらしていた。反省すべき点が多かった。
ソーセージがないので、代わりに板チョコを入れ、直火で焼くと素晴らしく温かく、おいしかった。新しい昼食メニューになるかもしれない。
食べ終わってから、山頂に向け出発。物凄く寒い。すぐにトマの耳に着くが、景色はない。少し歩いてオキの耳に到着。ここも雨で景色はないが、山頂まで来られたのはうれしい。何回も通ったことがあるのにトンネルでしか越えたことの無い上越国境に立つことができて、とても良かった。
下りは、肩の小屋のすぐ下からまったく期待していなかった展望に恵まれた。山に雲がかかっていて、仙人でも住んでいそうだ。
滑りやすいところが多いので慎重に下り、登りと同じ時間をかけて熊穴沢の避難小屋に到着。天神平に着くまで結局雨はやまなかった。ここからロープウェイに乗り、土合口で解散になった。
その後、先生はバスで帰られ、残りの部員5人はタクシーを呼ぶ。が、なかなか来ない。やっと来たのが15:03。乗るつもりの新特急は水上発15:20。運転手さんの「なんとかなるさ」という頼もしい言葉を聞き、他の車をどんどん追い抜いて水上に着いたのが15:17。意外に高いタクシー代を払い、一目散に列車へ走っていった。
この山行では、紅葉を楽しめ、意外に展望も楽しめたが、解散式で先生が言っていたように、今回の山行は本当にミスが多かった。反省会はどれくらいの長さになるのだろう。このままではまずいので、次回こそはしっかりしようと思う。
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《「稜線」第25号(2003年度)所載》
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