軽井沢町立軽井沢東部小学校での歩み

NO2:一丸となって取り組ん授業改善の1年目←ここをクリック

 先生方一人ひとりが全校研究ターマによせて、自分の課題をもって教育課程改善に全員一丸となって取り組みました。山間地の学校なので若い先生方が大半を占めていました。経験が浅くても研究の成果には驚嘆しました。不平不満の声もなく一人ひとりが誠心誠意授業改善に取り組んでいました。その結果驚くほど子どもたちが変容してきました。昭和63年度と平成元年度の研究の概略を紹介しましょう。


  「昭和63年度」                        *助言者の肩書きは当時の肩書き

●社会科

○ 6月3日: 2年2組、単元名「ゆうびんの仕事」 授業者ーMA先生、助言者ー上田教育事務所指導主事                                                                   西沢 健二先生

○ 8月30日: 2年1組、単元名「工場で働く人たち」 授業者ーYH先生、助言者ー小諸市立芦原中学校長                                                                   新津 開三先生

○ 8月30日: 5年1組、単元名「私たちの生活と工業」 授業者ーUA先生、助言者ー小諸市立芦原中学校長                                                                 新津 開三先生

○ 9月30日: 5年2組、単元名「わたしたちの生活と伝統的な工業」 授業者ーNH先生(平成元年度の社会科教育                   課程研究協議会での授業者)、助言者ー上田教育事務所指導主事 西沢 健二先生                                                           
○ 元年2月21日:4年1組、単元名「一年中あたたかい土地の人々のくらしー沖縄ー」 授業者ーMS先生                                              助言者ー元中野市高社中学校校長 竹内隆夫先生


●理科

○ 7月15日:3年1組、単元名「紙玉でっぽう」 授業者ーOS先生、助言者ー上田教育事務所指導主事                                                                     小林健夫先生


●国語科

○ 6月21日: 6年1組、単元名「文章の要旨を確実にーまたとない天敵ー」 授業者ーKO先生、助言者ー上田教育事務所指導主事 西牧 厚先生 

○ 1月27日: 6年1組、単元名「詩の世界へー生きるー」 授業者ーKO先生、
助言者ー上田教育事務所指導主事   西沢 厚先生


●算数科
○ 9月3日: 4年1組、単元名「四角形」授業者ーMS先生、助言と講演ー文部省初等教育局教科調査官                                                         清水静海先生

○ 3月9日: 1年2組単元名「たしざんとひきざん」 授業者ーYS先生、助言者ー上田教育事務所指導                                                                       福島一栄先生                                               


●図工科

○ 11月25日: 4年2組、単元名「ステンドグラス」 授業者ーOK先生、
助言者ー須坂市立須坂小学校教頭
   冨沢慶吉先生


●生活単元学習                     
○ 10月17日: 学習相談室、単元名「軽井沢かるたをつくろう」 授業者ーWH先生、
                              助言者ー上田教育事務所指導主事 高柳 茂人先生


●道徳(同和)

○ 12月8日:5年2組、主題名「由美子の悩み」 授業者ーNH先生、助言者ー佐久教育事務所指導主事  

田村 保先生


●PTA主催による講演 昭和63年12月4日  演題「育ちを支えるもの」

○ 講師 毛涯 章平先生の紹介

 先生は昭和18年長野師範学校を卒業され、松本市立開智小学校の前進である田町小学校の先生として、長野県におけるあしかけ40年におよぶ教師生活のスタートを切られました。そして長野県各地の学校の教師として、また校長先生や国語の指導主事、長野県中学校校長等の要職につかれ昭和58年に退職されました。退職後長い間下伊那郡豊丘村の教育委員長をされました。また、在職中はもとより退職されても県内各地の学校や県外の学校等の多くで講演をされておられます。さらにご退職後すぐに「ふきのとうの餞別」「肩車にのって」「ただひたすらに」の本を出版され多くの先生や保護者に読まれています。先生のお話は聞く人の心を揺り動かしどこの会場でも好評でした。
 教頭の私(関t徳保)が信州大学教育学部附属長野中学校に在職していたときの校長先生で教育者としての在りようをご指導いただきました。

 まとめて見て、各先生方が切磋琢磨されていた姿がありありと脳裏に浮かんできます。
 学校長の安藤隆一郎先生のご指導のもとに教務主任、研究主任が先生方の意欲を大事にして教育課程改善に誠心誠意取り組んだ成果だとおもいます。次回は平成元年での活動を掲載します。