平成20年12月7日(日)
42人のことをすべて述べればよいのですが、個人情報の秘密を守ることがあたりまえになってきた時代ですので、個人に関する情報は全て処分しました。今書いているのは私の記憶にあることを思いだしながら書いております。全部詳しく書いていると次の学校へ進みませんので、思い出すままに原稿なしに書いていますので間違いなどがあるかもしれまんがお許しくさい。
私に自分の子どものことについて話してくれた者が何人かいました。彼らの話を聞きながら、皆しっかりと子育てしていると思います。
それらの話の中で私の心を動かしたのはMS君の話です。会うたびに子どもの話をしてくれます。確か、男の子が一人と女の子が二人だったと記憶しています。その中の男の子と女の子一人が高校時代にちょっと横道に逸れたそうです。夫婦で心配していたと思いますが、私に事実を話す時は深刻な様子が見られず淡々と話すのです。
親が過度に心配したり注意すると却って反抗するものです。彼は子どもの不祥事の後始末をして黙って見守っていたそうです。あることが切っ掛けで正常な状態に戻り、今は親に迷惑をかけることなく自分が生きるべき道を悟り、つまりよりよい目標を求めながら真剣に働いているそうです。人生80年、彼らはこれから一日一日を大切に生きていくことと思います。元教師として彼の子育てには頭が下がります。
また、MSk君は癌で早く母親を亡くしましたが父親は元気でカラオケなどに熱中しているとのこと。そんな父親を家族で温かく見守っていると言っていました。温もりのある家庭づくりが大事ですね。
右の写真は、私が11月10日に信大の有志の同窓会に出席すると知らせたら、東京都とその近辺にいる初めて先生になって担任した教え子が、6人急きょ集まり銀座で同級会をしてくれた写真でです。私が教えた時はバスも通っていない僻地でした。単級の36名でした。高校に進学したのは17人でそのうち大学へ進学したのは確か3人だったと思います。市川村に残っているのは6人です。あとは皆東京や名古屋方面で就職し、来年定年を迎えようとしています。中学時代のことに話題が盛り上がり楽しいひと時でした。元気な姿を見て心が和みました。
11月9日(日)市川中学校での教え子(59才)の東京銀座での同級会の写真の一部