珠代の恋

シナリオ1 現代編

功一は、東大工学部を出て、父の友人の会社に入社した。

治部功一は、人の話を聞くのは苦手だった。努力して聞いていても、無意識に表情にでるようで、鉄一に来て貰って、助かったと思っていた。特に功一には「馬鹿な」と思える話を延々と喋っている人には、怒鳴りつけたい気もして、気持ちを抑えるのに苦労していた。よくあんな話を黙って聞いて、相づちを打てるなんて、安倍鉄一は偉い。あれも一種の才能だ。

功一は、功一なりの計算があって、東大工学部を出ても、父の友人の会社に入社していた。まだまだ振興企業であったが、末は役員にもなれる可能性があったからだ。一部上場企業に入っても、長い間辛抱しなくてはなかない。父の友人と言っても父の友人の奥さんの香さんが運営していたし、その香さんからも、研究体制を確立して欲しいと頼まれた。ほとんど役員待遇を約束してくれた。それに安倍ファミリーの御曹司である安倍鉄一は頼りなく、二流私大をかろうじて出ている程度である。その鉄一の世話も頼まれた。安倍ファミリーは、中核は製薬企業だが、商社も大きくなっている。鉄一では、到底経営出来まい。姉の恵子は優秀な人で、東大法学部を出ている。お嬢様に似合わず、在学中から才媛で有名だった。ただ奔放な性格で遊んでいたが、東大医学部の優秀な学生であった市橋一平と学生結婚した。市橋が医者となり父の病院で働くようになった時に、恵子は、製薬会社に入り、今では専務になっており、商社でも役員となっている。その子会社の鉄工所や機械製作所は、規模も小さいものの、技術は元々高い企業なので、技術的なアドバイスをしてくれる人として、私が誘われた。それに自由な研究もしてもいいと言ってくれた。会社近くのマンションを借りていた。偶然出会った旧家のご主人が、所有していたマンションだった。

時々この旧家に遊びに行く内に、ここのお嬢さんと親しくなった。功一は、話する程度の気持ちだったが、このお嬢さんが、功一を好きになっていた。名前は珠代といった。旧家は片山といって、この地方では有名な資産家であった。珠代は女子大を出たばかりの娘で、父の明彦は就職もさせず家に置いていた。母は既になくなり、子どもは珠代一人であった。明彦は婿養子を探しているようであった。珠代は、功一の部屋にお菓子とかフルーツなどを持ってくるようになった。功一は、独身男の部屋にあまり、若い女性が長時間いると誤解されるといって、早々に返していた。珠代は不服そうだったが、そのまま帰っていた。明彦が突然、交通事故で亡くなった。遠縁の親戚はいるようであったが、近くに親戚もいていないようで、功一は、明彦の葬儀などを手伝った。四十九日をすぎると片山家は急に寂しくなった。功一が会社から帰ると、珠代からの留守電が入っていた。至急電話して欲しいとだけのメッセージが入っていた。電話を掛けると、相談したい事があるので、家に来て欲しい。功一は、夜分に若い女性の家に行くのはと言ったら、電話口で泣いていた。功一は仕方がないので、珠代の家に行った。玄関は開けていたが、珠代さんと言っても、返事がない。突然「功一さん入って。玄関の鍵を掛けてね」と言いながら泣いていた。用心のために鍵を掛け、部屋に入った。片山家の家は広い。応接間ではなく、奥の座敷で、珠代が泣いていた。珠代さんどうしたのと言ったら、珠代「私 一人になってしまった。」と言いながら、功一に抱きついてきた。珠代はV字のセーターを着ていたが、抱きついてきた時のセーターの下の白い乳房が見えた。功一の胸に、珠代の乳房が伝わってきた。功一は、我慢できなくなっていたが、自分を抑えて、話を聞いた。「今まで用事もあって、忙しくしていたが、手続きも終わって、突然寂しくなった。明彦が厳しく、ボーイフレンドも出来なかった。私は、バージンのまま、このまま一人で死んでいくのだ。私が死んだら、道端でも捨ててね。」功一は、「君は、綺麗な人で、お金持ちじゃないか。好きな人も出来る。」と言って慰めた。珠代「功一さんもありきたりの事を言うのね。私に触れる事もしないで。手も握らないくせに。」功一「そんな事はない。君は素敵な人だよ。」珠代「だったら、私を抱いて、私の最初の男になってよ。私、奥さんにしてとは言わないわ。私はそんなに魅力ないの?」と言って、セーターとスカートを脱いだ。その下には、なにもつけてなかった。功一は、裸の珠代を抱いた。乳房の温もりも心臓の鼓動も直接伝わってきた。珠代の頬に接吻して「僕も、君が好きだよ。とても綺麗だよ。しかし、自分を大事にしなくちゃ。」と言って服を着せようと、セーターとスカートを取った。功一は、自分の股間が膨らんでいた事を意識しながら、それでも自分を抑えていた。珠代は裸のまま泣き出していた。「私は、そんなに魅力ないの。私、どんな思いで、裸になったか。このままほっといて。」功一は、ついに自分を抑えきれずに、珠代の唇を自分の唇で押さえた。珠代は、裸の自分を功一にすり寄せた。そして功一の股間のふくらみを感じていた。珠代は功一のベルトを開け、スボンとパンツをおろして、功一の大きくなったものを見ていた。珠代は、以前なにかの本やビデオで、ここを口の中に入れている女の人を。それに、とても興奮していた。思わず口に入れてみた。気持ち悪いとか不潔との思いは薄くなっていた。口に含むだけで、自分も興奮してきた。それに、もう功一に犯されている気にもなっていた。これが、私の中に入ってくる。功一は、学生時代に友達に連れられて、風俗に行った事があった。功一は抑えきれずに、珠代の中に入った。珠代には、激痛が走ったが、直ぐに収まった。珠代の腰は、功一が離れようとすると、功一を突き上げて、離れないでと言っていた。珠代は功一を強く抱いた。珠代の膣が功一を締め付けていた。功一は我慢できず、珠代の中に、多量に、勢いよく、出していた。珠代は思わず声を出していた。功一も珠代の上で休んでいた。

珠代の乳房が、静かに波打っていた。功一は、密かにしまったと思っていたが、珠代の頬に接吻して、「素敵だよ」と言っていた。

珠代からは、その日から1週間連絡はなかった。マンションに帰り、くつろいでいると、チャイムが鳴って、出てみると珠代がいた。「珠代さん どうしたの」、珠代は無言で部屋に入り、「あれから何の連絡もない。私が嫌いなの。」功一「そんな事ないよ。君は素敵だよ。」珠代「功一さんは、口だけね。 でも私は、貴方が好きなの。」功一は一回やってしまったし、もう1回位やってみよう。珠代はそんなに悪いスタイルでもないし、お嬢さんタイプの女だ。珠代の頬に接吻して「本当にいいのかい?」、珠代「私 子どもじゃないよ。キスはこうするの。」と言って、功一の唇に、自分の唇を合わせた。功一は、珠代のセーターの中に手を入れると、ブラジャーはしてなかったので乳房を触った。「珠代さんは、つけないの?」珠代「珠代と言って、功一さんのために外してきたの。」功一は、珠代のセーターの乳房と乳首を弄りながら、キスをした。珠代の乳首は立っていた。暫くキスをして、乳房を触っていると、珠代はスカートとパンティを取り、功一のズボンとパンツをおろし、口の中に含めながら、舌を使って舐めた。珠代も勉強していた。功一のものは、急に大きくなっていた。功一は我慢できず、珠代をベットに連れて行った。珠代はもう一度、功一のものを舐めた。珠代「功一さん これでいい。」、功一「珠代さん どこで覚えたの。」、珠代「本やビデオを見てたの。こっそり遠くまで行って。だって声かけてくれないから」、功一は、珠代の中に入った。珠代の身体は、2回目なのに、功一の身体を求めていた。功一が動くと珠代は数倍動いていた。功一「珠代さん 動いているよ」珠代「私、分からない。」といいながら、腰が動いていた。珠代の膣は功一が動く度に、軽く収縮していた。功一は又珠代の中に出していた。珠代は言った。

功一と珠代は、珠代の家で、功一のマンションで、抱き合うようになっていった。しかしいつも珠代から声を掛けていた。珠代は、自分が思う程には、功一は自分の事を思ってくれていない事は知っていた。だが珠代の身体が功一を求めている事も知っていた。珠代の身体は、少しずつ感度が良くなっていった。珠代は、功一に喜ばそう、自分に振り向いて貰おうとして、いろんな本を読んだ。功一は、私から動いていると言った。そういう女の人の事も書いてあった。でもあの人は意識して動かしている。私は意識していないのに。

幾度も今回は、功一から声を掛けるまで待とうとして、電話の前にいた事もあったし、携帯の番号を教えているのに、かかってこない。無意識に功一の携帯に電話をかけ、約束してしまっていた。珠代の家で、珠代は念入りに功一のものをしゃぶり、舐めていた。どんどんうまくなっているようだ。私はまるで売春婦のようだと思う気持ちが、より興奮して夢中で舐めるようになった。功一は、我慢できず、珠代の中に入り、動いていた。珠代の身体も動いていた。珠代は、私の身体は勝手に動く、私は淫乱な身体なのかと思った。その思いが、より感じやすくなった。珠代の身体が細かい痙攣するようになり、膣の収縮も始まった。珠代は、わけが分からなくなり始めた。痙攣が大きくなると、功一のものを締め付けていた。功一が出したものが、珠代の子宮にあたるような気がして、頭が真っ白になり、逝ってしまった。暫く、夢の中にいた。功一「珠代 大丈夫」珠代「今、頭が真っ白になってた。功一さん、私を側において。」功一「いつも会ってるじゃないの。」珠代「私が連絡しないと、電話も掛けてくれない。功一がどう思っていても、私は貴方が欲しい。お願い。」功一は思った。仕方ないか。こいつは、良い身体してるし、金も持ってる。

「珠代、結婚するか?」珠代「結婚してくれるの。」功一「父と母に連絡してみる。珠代を連れて行くかもしれない。会ってくれるね。」珠代「本当なの。」

功一が、父治部次平と母おゆきに連絡すると、あっさり許してくれた。今度の日曜日につれて来なさいと言われた。功一は、珠代をつれて、父の家に行った。珠代は、一人で緊張していた。功一さんは何も話してくれない。ネットで調べると治部の名前は直ぐに出てきた。幕末の有名な名医の子孫で、同名の高名な外科医だと書いてあった。私で大丈夫だろうかと一人で緊張ながら、治部次平の家に行った。治部も功一の母も、気さくに声をかけてくれた。「お父さんもお母さんも亡くなられた。それは大変ですね。ご親戚は、お近くに居られない。私の友人の安倍鉄平さんに相談してみましょう。今は、お父さんの残された家がある。功一には過ぎた家だが、手入れもある。功一を使って手入れさせなさい。

「功一、お前も身体動かして、お手伝いしなさい。」おゆき「功一は、自分勝手な所がある子です。珠代さん、どんどん自分の意見を言わないと、この子には分かりませんよ。面倒見てやって下さい。」

珠代は、治部次平とおゆきが、あっさり認めてくれた事に、胸をなで下ろしていた。

一人いる叔父に連絡を取った。叔父は喜んでくれた。治部の名前も知っていたし、安倍鉄平の名前を聞くとびっくりした。叔父は安倍ファミリーの会社に勤めていた。親代わりで式に出ると言う。功一と珠代は、安倍鉄平の家に言った。安倍も喜んで、叔父の名前を聞くと知っていた。早速電話を掛けた。「片山さん 姪御の珠代さんと治部功一さんの仲人は、私と香でやらせてもらう。ご足労だが、結納もしたい。社長の谷口くんにもいっておくから、出てやってほしい。日時が決まったたら、又連絡します。それでご異存ないですか」、「はい結構です。はい。」という叔父の声がした。

珠代がオロオロしているうちに、結婚式と披露宴の準備が進み、珠代側の出席者が少ない事も配慮して、テーブルの披露宴にしてくれた。珠代は学生時代の友人に電話を掛け、出席を頼んだ。なにしろ珠代側の出席者が少なすぎた、はじめ難色していた友人も安倍鉄平の仲人と聞くと、あっさり出ると言った。安倍ファミリーの威力が効いているようだ。

安倍香は、功一を直ぐに常務にしてくれた。鉄一も結婚して専務になっているので、釣り合いを取ったのだ。新婚旅行も、珠代は密かに、功一さんとヨーロッパの古城でも見たいと思っていた。安倍鉄平や香、娘の市橋恵子などがいる席で、。珠代さんは新婚旅行はどこへ行きたいのと聞かれ、恐る恐る自分の希望を言ってみた。立場上 市橋恵子は副社長となっている。「それはいいわね。功一さんもいいでしょう。でも会社の都合で1週間程度しか取れないの。それでもいい。新婚旅行は、花嫁の希望通りにしていいでょう。功一さん」功一は、はいと言った。「珠代さん 安倍旅行の担当を明日でもお宅に行かせるわ。希望を言ってあげて」珠代「功一さんと相談して」恵子「そんな事してたら、決まらないわ。珠代さんの希望通りでいいのよ。」珠代「でも功一さんの希望も聞かないと。」恵子「私の時は勝手に決めたけど、功一さん明日早めに帰れるの。」功一「明日は、4時から会議が」恵子「明日の会議 ああ、あんなもの鉄一にやらせればいいのよ。鉄一も専務なんだから。」鉄一に電話を掛けて、「鉄一、明日の会議は、お前がやってもいいよね。功一さん、結婚準備で忙しいの、話聞くだけでしょう。」鉄一「あれはいいよ。俺やっとく。功一さんに伝えて。明日午後から功一さんフリーにしとく。」恵子「珠代さん、明日の午後2時に安倍旅行の担当を、お宅に行かせるわ。功一さんも出てあげてね。鉄一も午後の予定はフリーと言ってた。花嫁の希望を聞いてあげて。」

あっさり、珠代の希望は決まり、安倍旅行は、色々な古城めぐりのプランを持ってきた。功一は、あまり意見は言わなかったが、特に不満はなさそうだった。珠代は、要所要所でガイドを付けるプランが気に入った。値段は書いてないけど、でも高そう。珠代の家も資産家だったが、結婚式の費用もかかるしと思って値段を聞いた。担当は言った。「これは恵子会長からのお祝いです。」恵子はここの会長だった。ホテルもよく分からない名前だった。担当はいいホテルですよと言った。功一はネット出来ますかと聞いた。担当は、ネットできるホテルと思いますと言いながら、ヨーロッパ内で使える携帯カードを、最初のヒースローで渡します。帰り際に、フロントに置いてください。用心のためフランスのドゴールでも渡すようにします。帰りのフランクフルトにお送りする時に返してください。ホテルもネットできる所が多いですが、用心のためですと言った。

珠代は、結婚式から新婚旅行まで、夢のような気持ちで過ごした。飛行機は、ビジネスかファーストだったし、ホテルもデラックスかスイートだったし、ガイドや飛行場へも車の送迎もあった。功一も優しかった。珠代の身体は、ますます功一を求めていた。珠代の恥部はヨーロッパの最初の晩に剃ってもらった。元々薄かったので、簡単だった。これで珠代は、私は功一さん専用の売春婦だと思うようになった。功一の身体を舐めた、おいしい。功一のものを少し舐めるとすぐに大きくなった。功一はたまらず、珠代を逆にした。珠代は足を広げ、受け入れやすいようにした。功一が動くと、珠代の身体は反射的に動いていていた。今日は珠代の中に出た暖かいものの量は多かったような気がした。珠代は暫くじっとしていたが、起きあがり、功一のものを掃除し再び丹念に舐めていた。その下の袋も舐めたり、口に含んだりして、裏や先端部分も全部舐めた。功一のものは、再び大きくなっていた。それをもう一度ゆっくり舐めようとすると、功一は、乱暴に珠代をひっくり返し、珠代の中に入ってきた。今度は功一も激しく動き、珠代の身体は、激しく動き返していた。暫く動いていると珠代の身体のお腹やその下が少し痙攣しているようだった。珠代はもうほとんど訳が分からなくなっていた。痙攣が少し大きくなり、功一が声を出して、珠代の中に出していたが、珠代の意識はほとんど薄くなっていた。強く抱きついたつもりだが、定かではなかった。もうほとんど意識は飛んでいた。後も舐めてと夢の中で声がしたが、身体から力が抜けていき、意識が薄くなり、そして消えていた。朝おきると、功一は窓から外を見ていた。功一が振り返った瞬間に、珠代は朝の光の中で、功一の前に裸で立っていた。功一に見られ、身体が反応しなくなっていた。功一は「綺麗だ、朝の光の中では一層綺麗だ」と言ってくれた。功一さんに朝の光の中で、私のすべてを見せもらっている。その充実感が身体を動けなくしていた。

身体は、功一を求めて動いていた。幾度も絶頂感を感じて、頭が真っ白になった。珠代はヨーロッパの最後の夜のフランクフルトのホテルでは、部屋に入った時から裸になっていた。珠代の心では、お前は売春婦だと囁いていた。ルームサービスのワゴンがくると、ベッドに逃げ込んだが、功一の前では、裸で食べた。功一の口の中の唾液のついてあるものも欲しがった。窓際でも中に入れて貰った。朝もルームサービスを頼み、功一がコーヒーを飲んでいる時に、功一のものを舐めしゃぶった。功一は口の中に出していた。珠代は功一の精液を飲んでから、朝食を裸で食べた。功一は、時々身体を触ってくれた。功一がそろそろ出ようかと言われ、裸で出ようとして、功一に服を着てと注意された。日本への帰りの飛行機の中で、珠代は、ヨーロッパでの夢から醒めていく感じがして、寂しかった。

治部功一用の売春婦から、治部功一の妻になるのだ。日本の晩には、なれるだろうか。

日本に帰ると、功一は、忙しかった。夜も遅く帰ってくる日もあった。売春婦には、お呼びがかからなかった。珠代の身体は功一の身体を求めていた。功一が、機嫌のいいときは、珠代を求めた。珠代は、ためらいもなく裸になっていた。功一の前で裸になるだけで感じていた。手を胸に触れられた瞬間から珠代は、意識がうすれはじめ、夢中で功一のものを舐め、口の中でしゃぶりたりしていた。功一が珠代の中に入れってくる時には、意識がしだいに切れていくようであった。功一が動くと、珠代の身体は自然に功一の身体に反応して動くようになっていた。それを繰り返していると、腰やお腹の付近は少し痙攣してくる。珠代の頭に、白く霧がかかりはじめ、放心したような表情に変わっていき、声にならない声をあげていた。功一が珠代の胸を掴むと、珠代の声が大きくなったりした。珠代は身体全部が感じていた。功一が動いていくと、やがて痙攣が少しつづ大きくなって、功一のものは、締め付けられ、珠代の中へ温かいのものを出していた。珠代は、身体の中に温かいものを感じはじめ、頭の中は白く霧が広がり、意識は消えていっていた。功一は暫く、珠代が放心していた姿を眺め、珠代の身体の上で休んでいた。珠代は意識が戻り、功一の重みを感じると、功一を抱きしめていた。功一は珠代に言った。「珠代はどんどん良くなっている。」珠代「私は益々敏感になって、頭の中白くなるの。」功一「今日の痙攣長かったが」珠代「私はなにも覚えていなの。頭に霧が広がって、身体が勝手に動いて、突然凄く感じて、頭が真っ白になり、意識が消えていくの。」功一「放心しているような珠代も、綺麗だよ。」珠代は、のろのろとした動作で、功一のものを舐めはじめて、綺麗にしていったが、功一のものを見た時から又感じており、終わった時には、恍惚とした表情に変わっていた。功一は、恍惚としている珠代を見て、再び珠代の中に入っていくが、珠代はもう意識が薄れており、珠代の身体だけが反応しているようであった。声にならない声を漏らしているが、目の焦点はあっておらず、痙攣しながら、身体だけが動いていた。功一が深く入れると痙攣は強くなり、功一は動こうとしても、大きく動けなくなっており、少し動くと、珠代は大きく痙攣して、珠代の中の功一を締め付けていた。珠代の中に出していると、功一が感じ出した時には、珠代は少し声を大きくして、完全に放心していた。珠代は頭の中が真っ白になり、意識はなくなっていた。細かい痙攣は続いていたが、やがて静かになった。珠代が完全に放心していても、功一のものを締め付けていたが、暫くすると、それも少しつづ、緩くなっていて、功一は珠代から離れる事ができた。功一は、裸で放心している珠代をよく見ていた。珠代は、敏感になり、深く感じるようになっていた。功一は朝抱きついてくる珠代を感じ、目を覚ました。珠代はまだ寝ていたが、無意識に動いたようだ。珠代の体温が伝わって来た。功一が強く抱くと、珠代が目を開けた。功一は今日は休みである事を思い出した。布団を取ると、昨夜の余韻でまだ動けず、目を開けてながら裸で少し放心している裸の珠代がいた。暫く朝の光の中で、裸の珠代を見ていた。珠代は身体をまだ動かす事ができないでいた。その珠代を見ていると、又功一は、自分のものが大きくなってきている事を感じていた。珠代は、のろのろとした動作で功一のものを舐めはじめ、やがて夢中でしゃぶりはじめた。朝の光の中、夢中でしゅぶっている珠代を見て、功一は珠代を乱暴に押し倒して、珠代の中に入れ、胸を強く掴んでいた。珠代は、また意識が薄くなり、身体だけが功一に反応していた。やがて身体がすこし痙攣はじめていた。功一のものは珠代が締め付けているので、あまり動けないでいたので、珠代の胸を強く掴んだ。珠代は意識が薄れながらも身体が、功一の少しの動きでも反応し、痙攣が強くなり、大きく痙攣して、身体の中の功一を強く締め付けながら、朝の光の中で意識が消えていた。功一が珠代の中に出している事も分からなかった。ただ暫く功一のものを締め付けていたが、少しつづ弱くなっていた。珠代は意識がないまま、身体を少し痙攣させつづけて、やがて静かになった。功一は、放心している珠代を朝の光の中で、眺めながら、休んでいた。「珠代は、益々感じ方が強くなっている。身体が自然に動くようだ。どこまで、強く感じるようになるのだろう。」

珠代は今度は暫くすると、意識が戻ってきた。功一のものを掃除しようとゆっくりと起き出そうとしたが、功一は言った「もう駄目だからね。お前 この頃すごく感じてない?}珠代は気怠そうに言った。「私、頭の中が真っ白になる事多くなってるの。強く深く感じて、意識が消えていくの。」功一「お前 良く動いているよ。それに締め付けている。」珠代「私 意識してないの。そんなに動いているの?締め付けようともしてないし。」功一「お前の身体が、勝手に動いているのか?」珠代「私 もう功一さんなしでは生きていけないわ。ずっと側においてね。」と言って功一に抱きついていた。

珠代は、功一が仕事に行っている時に、元々女子大学では英文を専攻していたので、もう一度、英語の勉強を始めた。功一がこの頃本も読めないと言っていたのを思い出した。専門用語は、珠代に取って、難しく内容もよく判らなかったが、功一さんの為にしたいとの思いが、それを支えて、やがて少しつづではあるが、判るようになっていった。

功一も自分の好きな学問の事でもあり、珠代の参考のためや出来るだけ、資料や本を集めていた。帰宅してからも珠代に、話したり、教えたりする事は好きであった。

珠代は、元々功一を慕って、一緒になった。一緒にいる時間が増えてくると、少しは功一の欠点などや嫌いな点を感じる事があっても、いいようなものであったが、珠代の功一への思いは、深まっていくようになっていた。功一が帰宅すると嬉しくなり、珠代は、功一が見てくれているだけで、身体が感じてくるのが、判った。機械の事を教えてくれる時に功一が熱っぽく話すのを、見ていると身体の中が熱くなっていく気がした。珠代には、難しかったが、熱心に一生懸命に理解しようとしていた。功一が会社にいっていても、勉強している時には、功一が側にいる気がしていた。功一が話す、食べる、本を読む、功一のすべての動作が愛おしく、嬉しかった。

功一は、それほど、珠代を求めなかったので、ある日、珠代は功一に、裸で功一の側に寝たいと言うようになった。涙をためて、懸命に言うので、功一も裸の珠代を抱くようになった。珠代は、功一の視線の中で裸になるだけで、嬉しかった。功一が裸の珠代を抱くと、珠代の乳房やお腹が足が、功一の身体に触れようとしていた。珠代は暫くうっとりと抱きついていたが、やがて、功一のものをしゅぶり、舐めたがった。功一のものをみると、感じすぎて意識がうすくなっているが、珠代の口や舌が、珠代の意識とは別に、しゃぶりったり舐めたりしている。功一は、夢中でしゃぶったり、舐めたりして、放心していく珠代を見ていた。功一が声を掛けなくと、いつまでもしゃぶり、舐めてたりしていた。珠代は舐めながら、時々功一を見る。放心しながらも、無言で功一に伝えている。功一が珠代の中に入ろうとすると、珠代は無意識に広げる。功一が珠代の中に入ると、珠代の身体が功一を求めていた。珠代の身体が動いている。あえぎ声も少しつづ大きくなったり、小さくなったりしていく。功一が少しでも動くと珠代の身体はもっと動いていた。細かい痙攣とともに、珠代の中の功一も締めつけられたりしてくる。功一が珠代に接吻したり、乳房に触れたりすると、珠代の身体は動き、快感を求めてくる。そして身体の痙攣が大きくなると、珠代の中の功一も締め付けられていく。功一が思わず珠代の乳房を掴むと、大きな痙攣が起き、声が大きくなり、珠代の中の功一は締め付けられ、功一は珠代の中に温かいものを出していく。珠代の顔は忽然して、意識がなくなっている。しかし珠代の中の功一は直ぐには動けないほど締め付けられている。珠代の身体の痙攣が少しつづ収まっていくのを待っていく。そんな珠代を見ていると、珠代の中の功一が大きくなる事もあり、珠代の身体は、珠代の意識とは別に、功一を求めていた。功一のものが大きくならないと痙攣は収まっていき、功一も抜く事ができる。功一が抜くと、珠代は放心しながらも、功一のものを綺麗にするために、のろのろと動き、夢中で舐めて綺麗にしていく。珠代は陶酔しているような顔で舐めている。口の中の物を飲んだ後は、完全に目の焦点が合っていない。時には功一のもの近くに顔を寄せて、意識を失う。そのため口の中のものを飲んで、朦朧としている珠代を抱いて、横におく。乳房でも触れると軽く身体を震わせて、珠代は意識をなくしていた。

珠代は、ますます自分の感じ方が強くなっている事を知っていた。毎晩 裸になりたかったが、功一もそんなに認めてくれない。ただ抱いてくれて眠るだけの時もあった。そんな時でも、抱かれるだけで、逝ってしまう事もあった。珠代はますます綺麗になっていった。たまに、友人に会うと、会う度に、綺麗になる珠代にみんな吃驚していた。元々綺麗で評判だったが、何度も絶頂感を味わい、妖艶な女になり、身体も珠代の意識とは別に、功一を求めていた。身体全体が功一を求め、動いた。功一のものを奥に入れるために動いていた。功一からの温かいものを出して貰うために、締め付けた。珠代の身体全体が感じていた。珠代の心の中には、功一しかいなくなっていた。3日間も功一がしてくれないと、珠代の心も、身体も悲鳴を上げるようになっていた。功一に、してもらうために、珠代は泣き出して土下座して頼むようになった。功一の前で、裸になるも快感であった。珠代は功一の命令ならどんな事でもできると思っていた。

珠代は妊娠している事が判っても、少しの間は黙っていた。妊娠で功一がしてくれなくなる事を恐れていた。しかしお腹が少しつづ出てくると、功一にも判ってしまった。珠代は自分が上で動くからといったが、それほどしてくれなくなった。病院にはなかなか入院したがらなかったが、治部は自分の初孫でもあり、早めに入院させた。つわりも苦しかった。なにより、功一と離れている事が辛かった。功一は度々顔をみせたが、直ぐに帰ってしまう。むしろ つわりで苦しんでいると少し忘れられた。語学の本を読んでいると功一といるような気がして、一層勉強した。出産も功一のものが入っていて、かき回されていた感じがして、苦痛と快感が交互に襲ってきた。出産後直ぐ帰りたかったが、治部やおゆきの説得で暫く入院していた。10日もすると、功一への思いが強くなり、治部に頼んで家に帰ってしまった。子どもは男の子で、功一郎と名付けられた。功一や次平とおゆきは、喜んでいた。珠代自身が一番喜んでいた。珠代が乳を与える時に、功一郎は時折、珠代の乳首を噛んだ。珠代は、噛まれると痛みが走ったが、なぜか嬉しかった。感じる事もあった。功一さんもっと噛んでとつぶやく事もあった。

功一は忙しかった。至る所で機械の発注が増えていた。時代の流れが、新しい機械を求めていた。新しい機械を作っていた。珠代も昼間は、功一から色々と本を読むように言われていた。功一の命令は、絶対なのだ。珠代は必死で勉強していた。勉強していると、昼間でも功一と一緒にいるような気がしていた。

子どもを産んだ後、珠代はより一層敏感になり、深く強く感じるようになっていった。功一も忙しく、そんなに珠代を抱いてくれなかったので、珠代が時折裸になりたいといって、功一に抱きついていた。功一は疲れているので、珠代が上になっていく事が増えた。珠代は見られると、より強く深く感じるようになっていた。乳房を強くもまれたりすると、身体が強く痙攣して、締め付けるようになった。珠代の中に、温かいものを感じはじめると、頭が白くなり、身体が溶けていくような絶頂感を感じていた。最後に功一のものを舐めるのもやっとで、珠代に口の中のものを飲み込む時が、強く強烈に感じる至福の時でもあった。そこで意識が切れてしまう事も知っていた。直ぐに二人目の子どもも授かった。

珠代には、二度目の出産は少し違っていた。功一郎は、功一の面影が似ていて、小さい功一が見守っていてくれた。功一とは離れていた事は辛かったが、勉強したり、小さい功一が慰めてくれた。出産する時の苦しみは何故か少ないように感じた。今度も男だった。功一さんがもう一人出来たと嬉しかった。功二郎と名付られたその子は、又珠代の乳首をよく噛んだ。珠代は、苦痛と快感を味わっていた。

珠代は、功一がどんどん好きになっていった。珠代は思っていた。「功一さんと離れる時間が恐い。功一さんが仕事している時間にもう一度英語を勉強し直してして、功一さんの仕事に必要な本を読んだりしている程度しか出来ない。専門用語は難しかった。功一さんは忙しかったので、そんなにして頂けなくなったが、今日はして頂けると言われると、それだけで何かも上の空になった。お香様やお恵さんから教えていただいた事も功一さんのお許しがでれば、どんな事でもできる。功一さんが喜こぶ事は何でもできる。子どもたちも出来た。功一さんそっくりで昼は若い功一さんに囲まれており、夜は功一さんが帰ってくる。して頂けない時でも功一さんの側に見てるだけでも楽しい。この頃は功一さんに裸みて頂けるだけでも私は感じている。晩にお願いすると裸でいられる事もあるのだ。裸になっていると、舐めるたり、しゃぶったりするのもお許して頂ける貰う事が多いのだ。功一さんに、服を着なさいと言われるともうお許しが頂けない。私は功一さんの前では裸でいたいが、功一さんのお許しがなれければならない。掃除や拭き掃除も功一さんのいる場所、通る場所には塵一つ落ちていないようにしていた。それに裸を見て貰えるようになるには身体を動かなければならない。功一さんの下着などを抱きしめる事もあった。私は功一さんの妻にして頂いたが、功一さんの女なのだ。私は、功一さんのものだ。功一さんの匂い、若い功一さんの匂いに包まれて暮らしたい。私の中に功一さんが入って、温かいものを出して頂き、功一のものを舐めてお掃除させて頂ける時は、至福の時であった。私の中に功一さんから頂いたものがあり、口の中でも功一さんがいる。充実感に浸りながら、口の中のものを飲み込む。美味しいとても美味しい。私は、功一さんで満たされている。私はこのために生きているのだ。」

功二郎が1才に近づくと、ベビーシッターを頼んで、功一郎ともに面倒を見て貰った。もう、功二郎も、乳首を噛んでくれないのだ。それに、功一の機械関係の洋書以外に、他の洋書も翻訳するようになり、その仕事も忙しくなった。珠代は子どもを寝かせると、毎晩功一に裸になりたいとせがむようになった。ある日 功一は会社で問題があって、神経が高ぶっていた。珠代をなんでもいいなりの女だ。珠代を虐めてみようと思った。功一は珠代に裸になる事を許した。珠代は潤んだ目で、喜んで裸になった。裸の珠代に、足を広げさしたり、乳房を自分で揉ませたりした。珠代は感じながら、やっていた。功一は自分のものを舐めさした。舐めさせながら、珠代の中に指を入れて、弱くそして強くかきまぜた。珠代はあえぎ声を漏らしながら、強く感じていた。珠代がしゃぶりはじめると頭を押さえて、何度の珠代の喉の奥に入れた。繰り返していると珠代は陶酔したような表情になって、涎を垂らしていた。功一は、珠代に言った「嬉しいか 珠代」。珠代は涎を垂らしながら、「嬉しいです。息が出来ないほど強く押して」と言った。 強い長く押した。珠代はせき込みながら、陶酔していた。 功一は、珠代の中に入っていった。入ったときから、珠代の身体は喜びで震えていた。少し動くと震えは痙攣に変わっていった。珠代の身体は快感を求めようと動き、痙攣は大きいなっていった。珠代の中の功一は締め付けられていた。功一は珠代の乳房を掴むと、珠代の身体は大きく痙攣して、締め付けはじめた。功一は珠代の乳首を強く噛んだ。珠代は全身を痙攣させながら、逝ってしまった。珠代の中の功一は強く締め付けられ、珠代の中に出していた。珠代の中の締め付けが緩んでいくと功一は又珠代の乳首を噛んだ。珠代の身体が痙攣して又締め付けられた。珠代は陶酔した表情で、涎を流して、あえぎ声を出すだけであった。珠代の中の功一が大きくなるまで続けた。そして大きくなってくると、功一は動き出した。珠代の締め付けも弱くなっていた。珠代はほとんど意識を失っているのだ、すこしだけ残った意識が緩く締め付けていた。大きく動くと珠代の身体は細かく痙攣してして、珠代の中も痙攣していた。功一はそれに会わせて、再び中に出した。今度の痙攣は、珠代が失神しているのに拘わらず長くつづいた。暫くして少し意識が戻り始めた珠代の口に、自分のものを押しつけた。珠代は無表情で舌を出して舐めていた。舐め終わるとまた失神していた。乳首を噛んでも、もう反応しなかった。

感じすぎる珠代は、完全に失神して、身体の力は無くなっていた。功一は、珠代にも布団を掛けて、そのまま寝た。珠代は朝近くになって、ようやく意識が戻ってきた。頭の中の白い霧も、少なくなっていた。顔を拭いて、起きようとすると、身体はまだ前夜の余韻に浸っているのか、直ぐに珠代の意識に従おうとはしてくれない。功一に抱きついてじっとしていた。功一が目をさました。珠代の裸を見せなさいと功一が言うと、珠代の身体は功一の命令には素直に従って立ち上がり、功一の前に裸で、立ち上がった。功一の指示通り、動く手足は、珠代の意識には無関係のようだ。功一の目線に触れたいと珠代の腰は、既に濡れている恥部をつきだしていた。功一は、自分のものが大きくなっているのに、気がついた。今日は、休みなのだ。功一は珠代に言った。「珠代 中も見せなさい。」珠代は自分の中に指を入れ、中をみせようとした。功一は自分の指も入れ、広げ、珠代に言った。「お前 淫乱になった。中はもう動いているよ。」といって指を動かした。珠代は声をあげて、あえぎ声になった。そして「舐めさして、お願い。」と言った。功一は激しく動かして、珠代はのけぞりながら逝った。功一は珠代の髪を掴んで、珠代の口に自分のものを入れた。珠代は夢中で舐め、しゃぶり、のどの奥まで飲み込んでいた。功一は、珠代の中に入っていった。珠代は声をあげて、自分から動いていた。珠代は、膣の収縮させ、功一のものを締め付け始めた。功一は激しく動きだした。じっとしていると、動けなくなる。珠代は身体を痙攣させながらも動き、功一のものは、締め付けられていた。功一は、珠代の乳首を噛んだ。珠代は身体を動かして、大きな声をあげ、強く締め付けていた。功一は思わず出していた。功一が出し始めると、珠代の腰は功一の身体にすり寄りっていた。珠代はほとんど意識はなく、逝っているようであったか珠代の膣は、功一を尚も締め付けていた。功一はまだ動けないので、別の乳首を強く噛んだ。珠代は大きな声をあげて、身体を動かして、完全に逝ってしまった。珠代の腰の痙攣は細かく続き、功一への締め付けは少しつづ緩んでいった。功一は珠代の口に、汚れているものを押し込んだ。珠代は無意識に舐め、しゃぶってやがて静かになった。

段々、功一の行動は過激になった。珠代はいいなりの女だ。毎晩寝室に入れば、土下座して裸になりたいと頼むようになった。裸にさせ、土下座さして、頭を足で押さえて、「珠代を好きなようにお使い下さい。珠代は功一様の所有物です。」といわせてから、虐めるようになった。こいつは、虐められると喜ぶのだ。珠代を変態やマゾだといって、乳房を叩いたり、乳首をねじったりする。お腹をサンドバッグのように叩いた事もあった。珠代は感じながら倒れ、顔を足で踏んだら、足の指を舐めるようになった。私の命令ならどんな所でも舐める。美味しいか聞くと、とても美味しいと放心した表情でいう。こいつは、すぐに失神する。乳房を踏んだりしても感じている。この頃はすぐに失神するので、叩いたり、つねったりして、起こしてからつかう。身体も直ぐに痙攣する。俺のものを入れてやると腰を自分で動かして痙攣しながら逝って、失神していた。指で逝かしても、失神する。こんなに失神するものだろうかと、ふと疑問に思った。まずい、何か病気でもあれば、大変だ。

功一は、珠代を病院につれていく事にした。しかし珠代の身体に、すこし痣があった。これでは父の病院では、自分の性癖がばれてしまう。治部とは対抗する大学系列の病院を探して、連れて行った。診察してもらう時についていった。この頃よく失神するのでと言ったら、それも問題ですか、身体が衰弱してます。すぐ入院して下さいと言った。入院期間は精密検査の結果が出てからと言われた。入院手続きを終わってから、診察した医者を訪れて、「実は、少し趣味の問題もありまして」と言いかけると、医者は「そうですか。おかしいとは思っていたのです。正直にいって下さい。失神する状況について詳しく説明してください」と聞かれた。ある程度誤魔化しながらも、説明した。それは、いつからですかと聞かれ、功一「家内は感じやすいので、正確にはわからないが、私が気付きだしたのは1カ月前」と誤魔化して答えた。それでも医者は、1カ月も放置していたのですかと詰問調だった。医者は、奥様の身内の方はと聞いた。家内の父母はなくなり、兄弟姉妹もいません。遠縁だけてす。と答えた。それと治部の名前をもう一度見て、貴方ひょっとして、治部先生のといいかけて、止まった。仕方ない。ここで誤魔化すと後で面倒と思い、「私は治部次平の息子です。父の病院に行きにくいもので、どうぞご内密に」と依頼した。医者は、「患者の秘密は口外しませんが、奥様の状況は決して楽観できるものではありません。貴方では奥様は興奮される恐れがあります。貴方以外の身内の方にうち明けてください。」「弟の嫁がいますが、弟も医者で、妹は大阪で」、医者「洋介先生は、良く存じあげてます。治部さん これは秘密に出来る事ではないですよ。貴方は、高名な外科医を父に持ち、高名な内科医を弟に持ち、しかも妹さんご夫妻も高名な医学者で、貴方も社会的な地位もある方です。奥様はかなり長期入院される事になりそうです。私が言う事ではありませんが、よくお考え下さい。」功一は盛んに色々と考えて、「ノイローゼと言う事に出来ませんか」、医者「私にうそをつけと言われるんですか? しかも冶部先生相手に、私が馬鹿にされるだけです。私から病名を特に言う事はしませんが、ここは治部先生のお弟子筋の先生も居られるのですよ。みどり先生は神経科では有名な先生です。暫くは奥様にはお会いしないでください。私は患者の秘密を口外しませんが、うそはつきません。奥様は個室でいいですね。」功一「お願いします。お手伝いさんに家内の身の回りのものを持ってこさせます。」これはまずい。父や母に、どう説明しよう。母のおゆきは、よく家に、孫の顔を見に来る。とりあえず、お手伝いさんに、ノイローゼと言って、身の回りのものをもって来て貰おう。お手伝いさんに電話してから、今後の対処を考えた。

しかし、功一の苦慮とは別に、お手伝いさんは大慌てで準備している時に、おゆきから電話がかかり、お手伝いさんは、病院の名前と病名を言ってしまった。おゆきは、なぜ別の病院なのだろうと思いながら、次平に電話した。次平は洋介にも言った。洋介は妻の純子からの電話がかかり、そこで言った。純子は、大学生の時、遊んでいたし、マゾ傾向の人も知っていた。珠代の様子も気にかかった。すぐに珠代の入院している病院に、見舞いに行った。珠代は、性行動については良く知っている純子には正直に話した。初め面会謝絶と言っていたが、弟の妻と言われては、断る口実もなかったし、お手伝いさんにも会ってしまった。あの医者も功一の身勝手さに腹を立てていた。それに純子はおとなしく下がる人でもなかった。結局 夕方には、治部家では、分かってしまった。晩遅く、功一に、次平から電話が入った。直ぐにこい。功一は焦った。今日は気分が悪いし、もう遅いしと少し抵抗したが、次平は今までにない強い口調で言った。「直ぐこい。お前恥ばらまいている事すらわからんのか。みどりも明日、朝一番で来る。」結局 功一は、タクシーで飛んでいき、すべてを、少し誤魔化して話した。次平は言った。「明日、うちの病院への転院手続きをしてこい。準備がすんだら、私か洋介に電話しろ。みどりもうちの病院で待ってる。私も病院長に電話しておく。」

翌日 功一は病院に行って、担当医師に会ってはなそうとした。担当医師は言った。「治部先生から、電話があってすべて手続きは済んでます。実は病院長は、治部先生のお弟子筋の先生なんです。それにみどり先生も来られるそうですし、洋介先生も専門に近い。結局これが一番いいんです。事務局へ言ってください。よくうち明けられました。」

治部医院から寝台車が来て、治部病院へ転院した。洋介とみどりが珠代を診察していた。

次平ら三人は話していた。功一は、父と弟、妹と話をした。みどりは言った。「お父さんに言った事は正確ではないでしょう。失神が頻繁になったのは、恐らく数ヶ月前で失神するようになったのは、もっと前でしょう。兄さん 正直に。」功一「そうかもしれない。元々珠代は感じやすい。」みどり「感じやすいのと、失神は違うの。神経科医としては、言えばぎりぎりの所、遅すぎるかもしれない。取りあえず 治療するけど、兄さんは会わないでね。」洋介「内科的には、衰弱がとれるのに、どの程度かかるか分からない。胃も小さくなっている。半年程度の拒食傾向が続いていたのでしょう。」みどり「兄さん、お義姉さんに太っているとかお腹が出てるとか言った事あるの?」功一「半年くらい前に、お前も腹出てきて、豚になってきたとからかった事がある、冗談だよ。」次平「お前 ここの三人に恥をかけている。我々の恥より、珠代さんが大変だ。入院期間は正直わからない。お前は家に帰れ。ここにいても邪魔だ。」

家では、おゆきに厳しく説教された。妻の顔色や食事を取っていない事が分からないの。食事も別に功一だけ食べていたので、食事を取っているかどうか知らないと答えたら、朝も別なのとおゆきが言った。コーヒーは飲んでるようだったが、別に気にしなかった。と答えた。おゆきは怒りだした。「子どもたちはうちに連れて行きます。お手伝いさんにも、うちに来て貰います。お前は、朝には菓子パンを、晩には弁当でも食べれば。」

功一は、下着の場所や食器のありかも分からない男であった。珠代が面倒を見すぎていた。功一は、会社で遅くまでいたり、飲みにいったりしていたが、あまり父の家に行かないと、おゆきがうるさい。そこから飲みに行くのも面倒。一人で家でテレビを見て、お酒を飲んで、寝る日が続いた。社内の女と不倫でもと考えて、飲みに誘ったが、酒に強く、そのくせなかなか落ちない。それに時間が中途半端で、おゆきが時々電話を掛けてくる。会社の連中に誘われて風俗に行ったら、珠代とは比べようもない女が出てくるし、態度もでかい、出張でデリヘリ頼んでも、ロクな女しかこないし、金だけ取って帰っていく。出会い系で話しても、いかにも来そうな事言っても来た事がない。お手伝いさんは、父の家に泊まり込んでしまった。電話で服のありかを聞くと、おゆきがそんな事も知らないのとうるさい。タンスを開けて目に付く服を着て、下着や靴下は数枚買って、着古したら、捨てていた。カッターは駅前のクリーニングに数枚出して、見つかったカッターと何枚かのカッターを買った。風呂はなんとかたけるが、酒の酔いが回ってくると、そのまま寝る事も多くなった。入院は2カ月を超えた。子どもは昼に面会に行ってるので寂しくなさそうだ。俺が父の家に行っても少し話したら、パパ又来てねと言って寝てしまう。土日も父や母が遊びに連れて行ってるようだ。功一は、一人でいる事が多くなり、薄汚れてきた。

三ヶ月たって、功一は、父に呼ばれた。行くと、父と母が、座って、功一は、その対面に座らされた。「お前の性癖をどうこうとは、言わない。珠代さんも同意してたのだろう。しかし珠代さんの身体にはいろんな場所に痣があった。私と洋介は恥ずかしいより情けなかった。」おゆき「私はみどりから聞いた。女としてお前が許せないよ。珠代さんの一途な思いをもてあそぶ。そんな男が、私の息子とは。」次平は言った。「功一、お前 東大を出て自分は偉いとおもっているようだが、珠代さんの身体は衰弱してた。胃も小さくなり、その上 神経も過敏になり、自律神経にも異状があり、精神も不安定になっていた。純子さんからの連絡でみどりも呼んで治療したが、手遅れになる所だった。みどりも危ない所だったと言っていた。お前の気持ちを聞きたい。今までと同じ気持ちで生活するつもりなのか?」功一「それはどういう事ですか?」おゆき「お前は本当に馬鹿だ、純子さんは、若いが、大きな会社の社長だ。天才経営者とも呼ばれている。でも洋介と一緒に食事したり、朝も一緒に食事する時間を大切にしている。家族との会話を大切にしている。純子さんのお母さんの市橋恵子さんも、大きな商社の社長で、お前の会社の会長だ。それでも家族との食事や会話を大切にしている。奔放な性格だけど、家族への配慮は欠かしていない。お前は生半可な知識で珠代さんの一途な思いを利用している。そんな事も分からないのか?」次平「お前を社長にしたのは、市橋恵子さんだし、恵子さんの父上である安倍鉄平さんや奥さんの香さんは、私の古くからの友人で、お前を重用して、今の地位につけてくれた。でも今のお前では、私が安倍鉄平さん、香さんや市橋恵子さんに、やがて迷惑を掛ける。今まで通りの生活態度でやって行きたいというなら、お前は自分でやって行きなさい。私が鉄平さんに、恥ずかしいが理由を話し、お前を切ってもらう。珠代さんは、まだお前が好きなようだが、私とお母さんの家で、子どもたちと一緒に生活させる。」功一「では私はどうなるのです。」次平「相当の金も出る。退職金やお前名義の株もある。生きてはいけるだろう。変なビデオでも見てるがいい。」おゆき「私と香さんとは、古くからの友人だが、恥ずかしいが事情を話す。純子さんは、言葉飾るのが嫌う人だが、まだ黙っていてくれている。珠代さんの気持ちを考えていてくれている。純子さんは、色々知ってる賢い人だ。お前が、その性癖での行為での注意を知らなかっただけだと言ってくれている。だがお前の珠代さんへの配慮のなさには呆れている。お前、反省し、やり直すのは、これが最後のチャンスだよ。もうないよ。」

功一は、考えた。今の会社は、名義的には、安倍鉄一の会社の子会社だが、鉄一の会社も含めて、安倍香名義が多く、市橋恵子の名義変更が進んでいる。その他には、安倍ファミリー名義が圧倒的、で、鉄平さんが一部の株を父と私に分けて入れた。父の方が多い。私は単なる雇われ社長にしかすぎない。とても対抗できるものではない。それに人を切らない安倍ファミリーに切られたのでは、使ってくれる会社はほとんどない。社長どころか役員も難しい。父と安倍鉄平は古くからの友人だ。父の頼みでは切られるかもしれない。鉄一は何と誤魔化せても、あいつには決定権がない。純子は恵子会長とはなんでも話すし、鉄平さん、香さんや父のお気に入りだ。天才経営者と評価も高いし、安倍ファミリーを継ぐかもしれない。それに、性行動では、私には及びもつかない事も知ってる。恵子会長も詳しいらしい。ここでは、反省した振りをしないと大変になる。

功一「私が悪かった。珠代への配慮がなかった。もう一度チャンスを下さい。」次平「お前は、変に賢い。そんなにすぐ信用できない。珠代さんは、暫く私の家で養生する。私が管理するし、お母さんが面倒みてくれる。お前、夕食を食べに来なさい。お母さんがお前を見ている。純子さんは、お前の比ではないほど、賢い人だ。時々来てくれると言っている。お前とは比較にならない程忙しいが、それでもそう言ってくれている。お前の態度で、お母さんが決める。いい加減な態度では、私と母さんは、恥ずかしいが、うち明ける。 珠代さんは、もう10日間、入院させる。みどりにも、もう一度みてもらう。私の家で養生する。後はお前の言葉ではなく、行動だ。私も母さんも恥をかきたくないが、みんなに迷惑を掛ける訳にはいかない。」おゆき「私は親馬鹿かもしれないが、お前が反省を行動に移すと思っている。だが、いい加減な行動すると私の堪忍袋も切れるよ。」二人は帰っていった。

功一は、思っていた。珠代への配慮を取りあえず、見せる事にした。なぁに、珠代は私しか見えないほど、私に惚れている。家に帰れば、元のようにやれるさ。珠代ほどの女は、風俗でもそんなにいなかった。ただでしかも、私の言いなりだ。ちょっとの辛抱さ。演技は徹底的にやろう。泥臭くとも。功一の演技は、わざとらしかったが、珠代は感激した。私の身体もいたわってくれる。こどもたちにも優しい。珠代以外の人は、半信半疑だった。純子はほとんど信じていなかった。

珠代は、功一と一緒に家に帰ると言い出して、みんなも一応認める事にした。功一は、これで珠代を思い通りにできる。すぐに前の通り、珠代の身体を思い通りできると喜んだ。

家に帰った。お手伝いさんも元の通り。こどもたちも帰ってきた。珠代は前のように、細々と面倒を見てくれる。だが前のような妖艶さがない。私を見る目も潤んでいない。久しぶりに珠代を抱いたが、前にように感じていない。少しふっくらとしている。身体は前のように動いているが、失神するほどでない。私もすぐに乱暴な扱いには躊躇するからだろうか? 演技とはいえ、家族で食事する事も、悪くない。あの忙しい純子が、昼間、時々家に来て、珠代と話しているらしい。又 珠代が病気になれば大変だ。珠代の身体には、注意しよう。珠代の好物も初めて聞いた。珠代が私の為に英語を習い、翻訳している事は知っていたが、児童文学の翻訳もやっているとはしらなかった。病院でもやっていたらしい。本も出しているとは知らなかった。今 演技を止めれば、今までの演技が水の泡だ。演技を続けよう。

暫くすると、演技も板についてきた。珠代が少し変わってきた。食事も功一の好きなものだけではなくなった。功一が嫌いと言っていた人参も並んでいた。功一も少しは食べた。そんなに不味くない。珠代は子どもたちにも、パパも食べてるでしょうといって、食べさしている。会社にも時々行って、社員たちに差し入れをしているらしい。功一とそりが会わない役員にも、功一がお世話になってますと挨拶し、何か話している。珠代は検診にいく。この間会社を抜けて一緒に行かされた。父の手前もあり、ついていった。私も検診させられた。色々と注意された。何かおかしい。

昨日、退院して、珠代が初めて逝った。暫くすると、笑顔で、私に、久しぶりに頭が白くなったと言って笑った。そして満足したような顔で寝ていた。前のような必死さがない。

土下座して裸になりたいと頼む事もなくなって、裸になっても、直ぐに寝間着を着る。変だ。

この頃 朝は珠代と子ども達と一緒に食べることが多い。みんな楽しそうに笑っていた。私が新聞読んでいたら、珠代から注意された。みんなの顔を見て食べなくちゃと言われた。変だ。

そりの会わない役員が来て、珠代の好物がたまたま見つかりまして、と言って持ってきた。なんであいつが知っているのだ。私でさえ、最近知ったばかりなのに、一応礼をいいながら、話してみると、そんなに悪いやつではない。珠代があいつや奥さんの好物を送っているらしい。変だ。

珠代と子ども達と一緒に、外食した。みんな笑っていた。変でもないか。帰りに珠代が初めて、ハンドバッグが欲しいと言った。買ってしまった。結婚して初めだ。変な気もするが、変でもないか。食事している時に家族旅行の話をして、行く事になり、珠代と子どもたちが、候補を選ぶと言っていた。変でもないか。珠代の笑顔が美しく思える。変でもないか。

この間の出張で、珠代の好物といっていた物が見つかって、買ってしまった。私も変だ。早く家に帰り、みんなと一緒に晩ご飯を食べるのが、楽しくなってしまった。変だ。

早く家に帰り、子どもと話していると、功一郎はエンジニアに、功二郎は医者になりたいそうだ。子どもたちの夢など聞いた事もなかったのに。私も変だ。

この間、珠代がふらついたと思って、思わず駆け寄って、大丈夫かと聞いてしまった。けつまずいただけだった。私も変だ。

私も演技かどうか分からなくなってきた。変だ。演技のつもりだったのに。私も最近楽しくなった。変だ。


 
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