4.胴体側面形削り

INDEX
・ 材料取りが終わり、ほぞを入れることが出
  来たら今度は、側面形を削ります。

・ 型紙を置いてボールペンでなぞって側面形
  の外形を描きます。
・ 外形線より少し大きめに残し、のこぎりで
  不要な部分を切り落とします。
・ いよいよ型紙の大きさまで削り落とします。

・ 型紙を厚紙に貼って端面を赤のマジック等
  で塗って間に挟んで削ります。@

・ 型紙を使用しない場合は、側面形を上面と
  下面に書き、線に沿って削ります。A

・ 粗削りは、ノミ、カンナ、ナイフ、ディス
  クグラインダなどで行い、粗目のサンドペ
  ーパーで仕上げます。
・ 注意することは、型紙に沿って削り落とす
  ことで上下の外形線が完成しますので丁寧
  に仕上げます。但し、型紙を挟んで削った
  場合は上下の中心部(型紙付近)以外は後
  で削り落すためそれほど精密に仕上げる必
  要はありません。
  スコヤ(直角定規)で簡単に確認するくら
  いで十分です。
・ 型紙を使用しない場合は、両側面に描いた
  線が基準になるため、きちっと仕上げなけ
  ればなりません。

<基準点の穴あけ>

・ 側面形を削った時点で、基準点となる穴を
  側面図からひろってあけておくと、立体に
  削った後の基準となり便利です。
  ボール盤で0.6〜0.7mmの穴をあけます。
  細いキリは曲がって穴が斜めになりやすい
  ので注意します。
・ @側面図を利用して必要な穴をあけます。



・ A反対側に型紙を移し、型紙にあいた穴を
  使って反対側の穴をあけます。