44.羽布張りのリブ線/凸線の付け方
・ リブの線など凸の線を付けるのに、サーフェーサー塗料を製図用のカラス口で線を引く方法を前に紹介しましたが、これはテープを貼る方法です。
・ 細く切ったテープを貼り、その上へサーフェーサをスプレー塗装し軽く磨き仕上げる方法です。
・ 最終サーフェーサ塗装前に貼り、もう一回塗ってテープを押えます。
・ 伸縮性の低いポリエステルテープを使用しますが、塗料が乗りにくいため軽くペーパーがけします。
・ 長めのテープを貼って、後で定規を当てて切り揃えるときれいに出来ます。
テープを貼っているところ
サーフェーサを吹いて軽く磨いたところ
<細いテープの切り方(1)>
剥離紙にマスキングテープを貼って、台紙ごと幅を揃えて切る方法です。剥離紙の代わりにガムテープが使えます。
ピンを立てて、それに沿わせて切るだけですので簡単に出来ます。
<細いテープの切り方(2)>
2枚刃ナイフを作って切る方法です。
<塗装で線を描く方法>
テープを貼る方法より手間は掛かりますが、経年劣化で剥がれる心配はありません。
2枚刃ナイフで切った部分のテープを外して、残った両側のテープをマスキングに使います。
テープの幅を保って移動するために、粘着力を弱めたセロテープを上に貼ってずれないようにして剥がして使います。
マスキングして、リブ線を黒塗装後、マスキングテープを剥がした状態
上塗りの厚さを調節してリブ線がうっすら見えるようにしました。