30.支柱、張り線の製作〜ハンダ付け

INDEX
<支柱の製作方法>


・ 支柱は、真鍮線を並べて作ります。
・ 図のように、支柱の幅に合せて真鍮線の太さを決めます。中心を太くし両側に細い線をつけるようにします。
・ 支柱の太さになるまでハンダを盛るのが理想ですが、固定治具が無いとうまく盛れないため、パテ盛りで代用します。
・ 支柱が動かないようテープで固定して、片側づつハンダ付けしていきます。 15Wのハンダこてを使っていますが、反対側を付ける時に熱を掛け過ぎないように 気を付けています。
 (注)大物のハンダ付けには20W以上のハンダこてが必要になります。
・ ハンダ付けは、ハンダ液を事前に筆塗りしておくと簡単に付きます。私はステンレス用ハンダ液を使っています。
・ ハンダ付けが苦手な人は、瞬間接着剤を使ってもいいでしょう。その場合、パテ盛りの代わりに、 瞬間接着剤をたっぷり付けて木のペーパー粉で固めます。


<ハンダ付けの例>
 中央の0.8mm真鍮線の脇に0.7mmと0.6mmの真鍮線を並べてハンダ付けしました。
 下の写真は、中央の0.8mmと下側の0.7mm線を付けた後、幅が狭かったため0.6mm線を上側に付け足しているところです。
 赤い線は、平らな板上で太さの異なる線を並べると中心線が合わないため、1.6mmピアノ線を押し付けて凹みを付けています。

@ 中央をテープで止めて、左右をハンダ付けした状態。

A テープを左右に止め直して、中央をハンダ付けする前の状態。

B 片面のハンダ付け終了。この後、盛り上がったハンダを削り、平らに仕上げた後、裏側を上記@Aと同様にハンダ付けします。

C 盛り上がったハンダを削って支柱が完成。

<N型支柱の製作例>

 よくある複葉機のN型支柱です。図のように真鍮線を並べてハンダ付けすることで
 一体となり取り扱いが楽になります。

<飛行艇エンジン架の製作例>

 付き合わせのハンダ付けは困難なため、下図のように真鍮パイプに真鍮線を入れて、
 穴に差し込む方法でハンダ付けを容易にしました。               
 張線は、模型用の伸びる張線(*1)の端を輪にしてフックに掛けるようにしました。 
   (*1)海外製のEZ LINE:ホビーリンクジャパンで購入


 実寸大の図を描いて寸法を決めました。

<フロート支柱の製作例>

 フロート支柱の例です。胴体にはネジで止めました。


 下図のように真鍮パイプに真鍮線を通して支柱も固定するようにしたため、
 この部位のハンダ付けは不要です。                  




<張り線の付け方>
 市販されているストレッチリギングという模型用の張線を使います。
 伸びるため少し短くして引っ張って張ります。
 瞬間接着剤で端を輪にしてフックに掛けると容易に張ることができます。
 

 右の輪にした張線は、瞬間接着剤で止めた上にエポキシ接着剤で固めています。


<ステンレスバネ線を使用した例>

 楕円の断面形を模擬するため、0.3mmステンレスバネ線を2本並べてハンダ付けしています。
 取り付け部に真鍮パイプを埋め込んではめ込み式にしました。


<ハンダ付けのワンポイント>
 細かな部品のハンダ付けでは、先に付けたところが熱で溶けて外れるといったことがあります。
そのような時は、ティッシュを水に湿して乗せるだけで防止ができます。