24.スピンナー/タイヤの製作

INDEX
スピンナーやタイヤは旋盤又はドリルで回転させて削ります。
木工旋盤が有れば理想ですが、上図のようにドリルを固定する台を作れば簡単に木工旋盤ができます。


<スピンナーの製作>

・材料は朴ノ木ですが、木目で削れ方が変わるため、人工木材が理想的です。
・先ずはプロペラシャフトの取り付けです。ドリルで高速回転させるため、しっかり付いていないと空回りして削れません。
・上図は、シャフトの先を折り曲げ、材料を貼り合せて埋め込む方法です。下図は、シャフトを打ち込む方法です。


 以下に、簡単なシャフトを打ち込む方法を紹介します。  
@シャフトの空回りを防ぐため、シャフトの先をくさび型にします、更に接着材が絡むように木に入る部分にやすりで傷を付けます。
Aシャフトの径より少し小さい穴を空け、瞬間接着剤を付けてハンマーで打ち込みます。

・旋盤で削る前に材料の角を落しておくと、刃物の喰い込みによる空回りを防止できます。
・旋盤で削るときは、回転物の中心に横から刃物を当てます。 ・旋盤で最初に刃物を当てるときは、材料の突き出た部分に刃物が喰い込み易く危険ですのでゆっくりと慎重に作業しましょう。


【危険】手袋は巻き込まれると大けがになるため、絶対に使用しないこと。  
・スピンナーの形状を型紙で確認しながら削ります。
・スピンナーの製作例

<タイヤの製作>

・タイヤの材料は、朴の木、人工木材、板ゴムがあります。板ゴムは塗装がいらない反面、経年劣化で割れる恐れがあります。 人工木材が削り易く最適です。
・左図のように材料を取ります。  
・旋盤でつかむためのシャフトを長いビスの頭を落としてつくります。
・図のように両側からナットで締め付け、空回りを防止します。  
・タイヤのトレッド(縦の線)は、小さいマイナスドライバーの先を当てるだけで簡単にできます。
・第二次大戦機のような菱形のトレッドは、左図のように目立てやすりで付けることができます。
・ホイールは、削り出しても良いですが、ボールペン本体などの廃材を組み合わせて作ることもできます。
・ホイールキャップも旋盤で作ると円形がきれいに出来ます。
  <DH.4A 1/32のタイヤ製作例>

・粗削りは、両側からナットで締めると良いでしょう。負荷をかけなければ片側だけ締めても削れます。
・粗削りを終えたら、手前のナットを外してホイール部を削ります。
・車輪裏側の切削例
・ホイールキャップの切削例
・切削用のビスはM3を使用
・取付穴は、ビス径より小さい2.5mmドリルを使用
・車軸は、2.1mmパイプに2.5mm収縮チューブをはめて使用
 ホイール側の穴を丸やすりで調整してはめ込みました。
 パイプに1.4mm真鍮線を通して組み立てます。