23.羽布の研ぎ出し・リブ線引き(カラス口)

INDEX

<羽布の研ぎ出し>
・ 複葉機の羽布張りの感じの出し方を
  紹介します。
・ これは、サーフェーサー塗装完了後
  に研ぎ出す方法です。
  (サーフェーサーは厚めに塗装して
   おきします。)
・ まず、鉛筆で下書きをします。
・ 次に、セロテープなどでマスキング
  します。(1区画づつ)
  ポリエステルテープが伸縮しないので
  使い易い。
・ サンドペーパー(白色#400〜#600)
  を小さく切って研ぎ、羽布の凹みを
  付けます。
・ 木目が出ないように、また、磨き残
  しがないように磨きます。
・ 根気よく1区画づつ、マスキングし
  て磨きます。
・ テープの直近は磨けないので、0.5mm
  くらいずらしてテープを貼ります。
  


<リブ線引き>
・ 凹みを磨いた後、リブ線を付けます。
・ リブの線は、カラス口を使ってサー
  フェーサーの線を引きます。
・ サーフェーサーは原液を使用します
  が、乾燥が速いため1本の線を引く
  のが限界です。途中で途切れたら続
  きから引けばOKです。
・ 乾きが早く線が引けない場合は塗料
  を薄めますが、薄めすぎると塗料が
  広がり線になりません。
・ 乾燥後、サーフェーサーの継ぎ目な
  どをサンドペーパーで修正します。

・線の幅を一定にするため、厚紙などを挟んで軽く接触する程度に合わせます。 
 使用中に隙間が変わらないように調整ネジをテープで固定すると良いでしょう。
 写真は。0.4mmの厚紙を使用しています。              


・サーフェーサーを小分け瓶に移して濃度を調整します。   
・塗料の中へカラス口を入れると、口先周りに塗料が付くため、
 上下の余分な塗料を瓶の口でしごいて取り除きます。    
 写真は余分な塗料を除去した状態です。         


・この程度取れればOKです。


・リブ線を平行に引くため、カッターシートの線を目安にして固定します。


・定規を当ててリブ線を引きます。その時、定規をカッターシートの線と並行に
 置くように注意します。                        
・塗料の乾燥が早いため、線を1本引くのが限界です。1本ごとに口先の塗料を 
 布切れなどできれいに除去して最初から繰り返します。          


・木取りで型紙に使用した図面を利用すると正しい位置に線が引けます。
 但し、先に付けた凹みとずれないように注意します。

・リブ線を引き終わった状態。凹みはリブ線を引く前に#400の後、#1000で磨いています。
・サンドペーパーの線(傷)は、リブ方向に磨くことで完成後に残っても 
 良い雰囲気になるため残しています。