17.キャノピ製作

INDEX
・ まずキャノピの木型を作ります。
  胴体を作るときと同じで、平面形
  →側面形の順に削った後、図の
  ように型紙を使用して削ります。
・ 仕上げる前に仮絞りをして形状が
  合っているかチェック/修正します。
・ 形状のチェックが終わったら、絞った
  ときに木目が写るのを防ぐため、
  サーフェーサ塗装して仕上げます。
・ キャノピ木型をバイスに固定します。
・ 型の表面のほこりを取って、ミシン油を
  つけます。
  (ミシン油が木型と塩ビ板の間に膜を作
   り、きれいに仕上げることが出来ます。)
・ 完成品はシャンプーなどで洗浄して油分を
  取り除きます。
・ 塩ビ板を火にあぶって柔らかくしてから
  木型に押し付けます。
・ 材料によっては、熱が強いと白化する場合
  がありますが、火から遠ざけてゆっくり
  加熱することで改善する場合があります。






写真は、バイカウントのキャノピです。0.5mm塩ビ板を使用しました。
小さいものならろうそくの炎で塩ビ板を手で持って出来ますが、   
これは大きいため写真のように木枠を使い、ガストーチを使って   
絞りました。塩ビ板の厚さも小さい物は薄い0.3mm、大きいものは厚い
0.5mm塩ビ板を使います。