マッチング(照合)処理は、キーとして指定した項目を元に2つのファイルの照合を行うプログラムです。マッチング(照合)処理が実際にどのように行われているか、サンプルを示しました。例示した2つの入力ファイルを見ながら、下記の図を見てください。
図では、5つの列があり、左端の列が繰り返し処理のなかの繰り返し回数を表しています。左から2列目と3列目が「マスタファイル」のキーと「トランザクションファイル」のキーを例示しています。それぞれの大小関係によって、4列目の出力するファイルや5列目の出力内容が変わっていることに注目してください。
キーの大小関係を比較するだけで2つのファイルの照合ができていることがわかると思いますが、特に2列目の「マスタファイル」の最後の行が「最大値」になっていることが重要なポイントです。入力データがなくなった場合、比較するキー項目に最大値をセットしておくことで、マッチング(照合)処理が破綻することなく実行できます。
01,11111 02,22222 03,33333 05,44444 07,77777 08,88888 09,99999
01,100 02,200 04,400 06,600 07,700 08,800 09,900 10,1000