2024年 冬季山行 山行記

筆者 R・E (1年生)

2月4日(日) 曇り (はじめ時々雪)

 今回の山行は、1年生2人とそれに付き合ってくださった3年生の4人で行われた。

 最初は長い林道で、雪の中を歩いた。私は雪の中を歩くのは初めてだったので、滑らないように注意するのが大変だった。もう一人の1年生であるも歩くのが大変そうであった。

 林道の後は山道に入った。氷の張っているところもあり、普段より滑るため、登りづらかった。

 百尋ノ滝では、写真などを撮りながら、少し長めの休憩をとった。滝が凍っていることもあるようだが、今日は凍っていなかったので残念であった。

 滝を出発した後はペースを上げ、雪道を進んでいった。川苔山の山頂に近づくにつれ雪が増え、一面雪景色だったところもあった。少ない足跡を頼りに進んでいくのは初めての感覚であった。

 12時ごろに山頂に着くと雪はなくなって、開けた景色を見ることができた。ガスもなく、きれいな山頂であった。

 昼食は、お湯を沸かして、皆で持ってきたカップラーメンを食べた。山頂はとても寒かったのでお湯がなかなか沸かず、少しぬるめのカップラーメンになってしまった。
 寒い中でのカップラーメンは非常においしく、体があたたまった。

 下りでは、やはり今まで以上に滑り、いつもより少し遅くなってしまった。
 下る人が多い古里駅への道ではなく、川井駅に下りる道を通ったので、道が柔らかく、やや不明瞭な道の下りとなった。最後のところにはロープ付きのとても急な下りがあり、一人ずつ下ることで前の人にぶつかる危険をなくした。

 16時37分に川井駅に着き、解散した。

 今回の山行は雪山の難しさを知ることのできた良い山行であった。
 次に雪山を登る山行では、今回の経験を活かした歩行を心掛けようと思った。


《「稜線」第45号(2024年度)所載》


     
川乗橋の標識    川苔谷を遡る
 
   
     
 百尋ノ滝にて    百尋ノ滝にて
 
   
     
 川苔山山頂に続く尾根道   川苔山山頂から西を望む 

 
   
 
 川苔山山頂にて



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