2023年 6月山行 山行記

筆者 R・H (3年生)

 6月山行は本来は6月3日〜4日の予定だったが、台風の影響で大雨警報が出たことにより延期され、6月10日〜11日に行くことになった。もともとの予定では、コロナにより1年生の数人が参加できなかったので、彼らにとっては幸運だっただろう。

6月10日(土)  曇り

 曇りだが、じめじめして暑いなか、少し遅れて集合。忙しい先生は後から合流するとのことだった。

 拝島、青梅で乗り継ぎ、15時09分に川井駅に到着。15時18分に幕営地である川井キャンプ場に到着した。20分弱でキャンプ設営は完了し、少しもたついたものの、15時53分に各係に分かれて準備開始となった。

 夕食は餡掛け丼であり、2つに分ける肉を一纏めに冷凍していたため、分けるのに時間がかかったということはあったが、それ以外は失敗せずに17時41分に食事開始となった。

 18時20分にミーティングを開始し、明日の行程の再確認と気象係の作った天気図を共有した。梅雨前線の影響で雨が降るとのことだった。予想が外れて、明日が雨ではないことを祈りつつ、19時30分に就寝。私も含めてみんな何度か起きていたようだが、睡眠不足までにはならなかったようだ。



6月11日(日)  雨


 3時30分に起床。願いは虚しくはずれ、予想通り、雨。3つのテントを2つに分け、朝食であるキチンラーメンを食べる。水の量を規定量通りに沸かそうとしたため、湧くのが遅くなったというハプニングがあった。

 朝食後、雨具を着用し、4時53分にはテントを撤収完了。ゴミ拾いを済ませ、5時14分に川井キャンプ場を出発。雨のせいで顔の周りがムシムシする中、5時24分に川井駅に到着。 奥多摩駅を経由して、東日原に6時55分に到着し、7時00分に歩行を開始した。

 歩き始めてすぐは急坂で、雨も合わさってとても辛いものであり、顔の周りの暑さに耐えかねて、雨具のフードを取るものも複数いた。

 7時34分にはが不調により、先生と共に離脱。後から聞くことによると、貧血だったらしい。1回目の休憩地点を過ぎると平らな道になり、さらにもう1回休憩を挟んで、9時25分に一杯水避難小屋に到着。

 ここで、先生を待つことも兼ねて、昼食とした。昼食はパン2枚にハム1枚とフルーツソースで、少し少なかった。次回は、パンを1人3枚にするようだ。

 雨に濡れた体を休ませ、先生が追いついたこともあって、10時18分に出発。11時30分に蕎麦粒山に到着。

 その後、休憩時に私が虫に刺され、手当てをした。12時39分に日向沢ノ峰、13時14分に踊平を過ぎ、13時57分に川苔山に到着。13時から14時までの間は雨が止んだが、また直ぐに雨となった。

 ここからは下りで、舟井戸を14時32分に過ぎ、2回休憩を挟んだ後、大根ノ山ノ神を16時29分に通過して、17時04分に舗装路に出た。

 鳩ノ巣駅に着いたのは17時14分で、解散式をした後、解散となった。

 今回の山行では、蕎麦粒山以降の行程で遅れが見られた。その理由としては、雨という悪条件、テントを持った状態で登山する経験の不足、下りで速いペースを作れなかったことなどがある。夏合宿も迫っているので、改善していきたい。


《「稜線」第44号(2023年度)所載》


     
蕎麦粒山山頂    蕎麦粒山山頂にて
     
     
 休憩 12:55-13:05    川苔山山頂
 
   
 
 川苔山山頂にて



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