2017年 冬季山行 山行記

筆者 A・K (2年生)

12月15日(金)  天候:曇り

 早朝4時。ここのところ早起きというものをしばらくしていなかったせいか、身体が重い。眠い目を擦りながら、家を出た。

 午前6時30分。JR中央線の人身事故の影響で到着が遅れたM・K、始発の関係で立川にて先頭車両で合流という形を取ることになっていたR・K、発熱のため残念ながら不参加となった3年生のさんの他は全員集合することが出来た。しかし、その人身事故の影響で本来乗るはずたった中央特快には乗ることが出来ず、各駅停車を乗り継いで移動することとなった。予報では晴れだった天気も朝は雲が広がり、先が不安に感じられた。

 15分ほどして、遅れていたM・Kが到着し、それに合わせて我々は移動を始めた。人身事故による遅延の影響で、車内はすし詰め状態だったもの、立川でM・Rとも無事合流し、9時30分頃、無事に猿橋に到着した。

 猿橋に着くと、不安だった空も晴れ、日が照ってきたため不安も払拭された。10時頃に歩行を開始し、かなりの好ペースで山頂には2本満たない程度の時間で到着し、そこで昼食をとった。

 太陽があるとはいえ、典型的な冬型の気圧配置により気温は低く、その環境で食べるカップラーメンは最高だった。ただし、今回食べた結果は良かったものの、ガスヘッドの不調によりお湯が沸きにくかったため、これは次回までの改善点となった。

 今回、百蔵山と扇山を登頂する予定ではあったのだが、朝の電車遅延によって出発が遅れてしまったため、残念ながら百蔵山のみの登頂とし、来た道をエスケープすることとなった。

 今までにない短い山行となってしまったが、コースタイムよりかなり速いペースでの歩行ができ、パーティーの実力の向上が見られた。次回の山行は春合宿になるので、かなり間が空いてしまうが、それまで体力を衰えさせないよう、また向上させられるように練習に励んでいきたい。


《「稜線」第40号(2018年度)所載》


百蔵山山頂から南東を望む 百蔵山山頂から南を望む

百蔵山山頂にて


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