2015年 冬季山行 山行記
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筆者 R・M (1年生)
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12月15日(火)
今回の冬期日帰り山行は笹子雁ヶ腹摺山に登った。毎年この山行には夏に引退した3年生の先輩方が来てくださるのが恒例になっており、今年は三人来てくださった。1年生のNがマイコプラズマ肺炎に罹り、休んでしまったのでメンバーは全員で6人となった。
まず、朝の9時に笹子駅に集合した。天気は曇り、雨が降る可能性も考慮し雨具を着込んだ。スパッツの準備や準備体操を終えた後、9時25分に笹子駅を出発した。
雪は積もっておらず、アイゼンを使用する必要はなかった。10時15分、丁度尾根に出る直前に1度目の休憩をとり、11時15分に2度目の休憩をとった。
11時45分に笹子雁ヶ腹摺山の山頂に到着し、写真撮影を行った。頂上に到着する頃には天気も回復し、写真撮影にはもってこいであった。
撮影の後、11時48分から昼食をとった。今回の昼食は各自購入した菓子パンの他に、コッヘルとお吸い物の素、ガスコンロを持参し、お吸い物を試してみることにした。お湯がすぐに冷めてしまわないか心配だったがそんなことはなく、冷え込む山頂で温かい飲み物をとることができるのは大変に魅力的であった。私は食事係ではないので決めかねるが、今回のような日帰り山行で恒例化することを今後視野に入れても良いのではないかと思った。
12時30分に昼食を終え、行程を再開した。日没時間を考慮したCLの判断で、予定のルートではなく、笹子峠を経て甲斐大和駅に下りるルートを選択した。
13時に笹子峠を通過し、13時10分には甲州街道峠道を歩き始めた。13時33分に3度目の休憩、14時33分に4度目の休憩を取り、15時16分に甲斐大和駅に到着、解散式を行った。
今回の山行は日帰りだったこともあり、少々物足りないと感じた。しかし、3年生の先輩方が来てくださり、安心して終わることができた。今年を締めくくる山行に相応しかったのではないかと思う。
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《「稜線」第38号(2016年度)所載》
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