2010年 7月山行 山行記

筆者 Y・I (1年生)

 私にとって3回目の山行である。K先輩とA先生は参加することが出来ず、登山中に体調が悪くなっても別行動は出来ない。また、私はこの前の山行でみんなの足を引っ張ってしまったので、今度こそはという思いを持って雲取山に挑む。

7月18日 〈1日目〉

 新宿駅南口に6時50分に集合し、T先輩、Y先輩とは西武秩父で合流するという予定。H先輩が遅刻するというハプニングもあったが、ほかはだいたい順調に進んだ。
 三峯神社で体操をし、まずは霧藻ヶ峰を目指して登りはじめた。1本目は3年のK先輩のペースが結構速くていきなり疲れてしまったが、今度こそは歩ききってやるという思いでなんとかついていった。霧藻ヶ峰は岩が多く展望も良くなかったので少し残念だった。

 4本目ぐらいでS先輩の体調が悪くなってしまったのでM先生とともにすこし遅れて歩くことになった。先に雲取山荘に着いた私たちが幕営をしていると、S先輩とM先生も到着した。

 夕食のチンジャオロースを食べ終わった後、希望者だけ雲取山に登って夜景を見ることになったが、私は疲れが溜まっていたのでやめておくことにした。就寝は20時である。



7月19日 〈2日目〉

 起床は4時であった。もう少し眠りたかったがそんなこともいっていられない。
 朝食のラーメンはゆでる時間が長すぎたのかすこしのびてしまっていた。つぎに作るときには気をつけたい。5時30分に出発する予定であったが、食事の片付けや撤収に手間取ってしまい、出発時間が少し遅れてしまったので、次はもっとてきぱきと動きたいと反省した。

 雲取山荘を出発するとすぐに雲取山頂に着き、みんなで写真を撮った。眺めもすばらしく、来てよかったなと思った。
 ここから飛龍山までの道のりがとてもきつかった。日差しが強く、服がびしょびしょになるほど汗をかいた。足もふらつき倒れそうだった。

 希望者だけが飛龍山頂まで行くことになり、私とKとS先輩とM先生は飛龍権現で休憩を取った。10〜20分ぐらい休んだあとM先生が禿岩というところに行こうとおっしゃったので行ってみたらあたり全体を見渡すことが出来、眺めがとてもすばらしかった。
 そのあと山頂から戻ってきた先輩方とホットドックとフルーツ缶を食べ、出発した。ここからはほぼ下りだったので体力的には楽だったがとても暑かったので1回の休憩にポリタンを2本空けることもあった。そうこうしているうちにいつの間にか丹波のバス停に着いていた。

 私にとって今回の山行を歩き通せたことは大きな自信になった。これからもワンゲルの一員としていろんな山に登りたいと思った。


《「稜線」第32号(2010年度)所載》

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