T.児童・生徒につけたい力
■ 「21世紀のグローバル社会を生きていくために必要な力」⇔「学ぶ共同体活動の中で」
1.人とコミニュケーションする力⇒他者の意見を聞くことの大切さが分かると共に、相互理解を深めることができる。
2.協力して課題に取り組む力⇒協力すれば大きな力となり、程度の高い課題も容易に解決できることが分かる。
3.地域や国際社会で市民として活動する力⇒人が自分を頼りにしていることの喜びが持てる。
4.ICT(情報通信技術)を使いこなす力⇒数量やデーターの処理を能率的にすることができる。
U.授業について特に配慮したいこと(算数・数学科を中心に)
1.指導教材の数理を見極め、どんな反応にも対処できるようにしておく。
2.子ども一人一人の問題解決に対する着想、考え方、つまずきや興味・関心の様子等を、「おやと?」と思ったとき座席表に記録し、子どもの全体像をとらえる。
3.感性が働くような精選した発問をして、解決の見通しが見えるようにする。発問の回数は極力少なくするよう心がける。
4.教師は安易に子どもの追究方法の善し悪しを評価しないようにし、どの子の追究方法も認め、必ず学習過程のなかで生かすようにする。
5.他の人から促されて学ぶのではなく、他の人と共同で学ぶことのよさを自覚できるような学習展開にしたい。
*次回は、「学ぶ共同体」について掲載する予定です。