慶国に,玉座に就きながらも,己の不甲斐な さを忸怩たる思いで苦悩する陽子がいた。 芳国に,父母を目前で殺されて哭く祥瓊が。 そして,才国には,苦業を強いられ,蔑まされて 涙する鈴がいた。 ― 希望を求めて旅立つ三人 な少女たちの,人生の門が,いま開かれる!!
けいこく ぎょくざ つ ふがい じくじ ようこ ほうこく な しょうけい さいこく し さげす すず よろこび たび いりぐち