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Reng
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十二国記とは
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■物語:
異世界ファンタジー。
世界観、建築・衣装などの設定は古代中国がベースになっている。
■語句:
「麒麟(きりん)」とは古代中国で想像上の聖獣。
この物語では、「麒麟」は聖獣の姿だったり、人の姿だったりします。
「麒麟」は聖獣でもあり、王の登極後は王を補佐する人物・国政を担う人物でもあります。
■物語紹介:
異世界の住人となってしまった、少女の苦難と成長の物語。
少女は実は、元々「蝕(ショク)」と呼ばれる天災によって「十二国」から「蓬莱」へ
流された人物であり、次期王として「麒麟」によって選定され「十二国」へと連れてこられる。
彼女が苦労したり、惨めな目にあったり(特に物語前半)しつつもたくましく成長していくお話。
■物語・世界設定:
その異世界は「十二国」と呼ばれる。→十二国図
(「十二国」において「蓬莱」と呼ばれる異世界が「日本」。)
12の国に一人ずつの王があり、王は「麒麟」が選ぶ。
この世界では、生き物は「里木(りぼく)」と呼ばれる木の実から生まれます。
基本的には王も「麒麟」もその配下の官吏達も(それらに仕える使用人も)、不老不死。
庶民にとって遠い存在、彼らは文字通り、雲の上の存在。
王の存在により、国土が安定し、自然災害(気候変動)や妖魔の出没が抑制される。
また、例え在位であっても暴君と化した王の国土は荒れ果てる。
例えば王が乱心したり暴君になり圧制(=非常に悪い統治体制)が続けばその「麒麟」が死へ至る病に侵され
(例えば、暴君に対する部下の反逆によって暗殺されたら王は死にます。不老不死といえど頭と胴体を切り離されたら死ぬ)
「麒麟」が死ぬ。「麒麟」が死ねば王も死ぬ、
王のみが死んだら、「麒麟」は生き残り次の王を選定する。
新しい王は「麒麟」のその直感によって選定される。それまでは王はただの人。
…少女もそうやって選ばれ(てしまっ)たという。