女性のからだと卵子のひみつ 卵子story(ランコ・ストーリー)
著/きくちさかえ、鈴木賀世子(babycom)・
医学監修/早乙女智子


すてきな女性の一生を送るために読む本。

  胎児の時代から閉経を迎えるまで、女性のからだとこころを司る卵子にスポットを当てて、女性の健康な生活について解説していきます。主人公はランコ、ランコを操る魔女のホルモン2人、受精などに重要な役割をするオリモノちゃん、そしてランコの主人でもあるワタシ。一方、セイシくんとその主人であるカレ。思春期を迎えるころ、ランコは目覚めます。以降30年以上、排卵や月経のたびにホルモンが変化し、体温も高温と低温の2層に変化します。イライラするのも、セックスがしたくなるのも、みんなその体調の変化のしわざ。妊娠適齢期の女性に、からだとこころの大切さを理解してもらい、祝福される妊娠を迎えるための生活ガイド本になっています。

お産は自然な事だと気付かせてくれます
近頃の出産というのは、病院で行うことが一般的だと思います。病院で行うからこそ、”医療行為”というイメージがどうしてもついてしまい、出産する側としても医療行為が当然と思ってしまっているのではないでしょうか。ご自分のお産と育児の経験からそれまでの自分の研究をなげうって産科医に転身、お産の経験がある女性ならではの本です。通常お産の本といえば専門的なことが多い中、この本は専門的な内容を織り交ぜながらも一般の女性にわかりやすく書かれています。まだ妊娠・出産をされていない女性なら必読ですよ。

大野明子

鮫島浩二

分娩台よ、さようなら
   
当たりまえに産んで、当たりまえに育てたい

わたしがあなたを選びました

出版社/著者からの内容紹介
「おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました」……胎児のモノローグでつづられる世界は、いのちの尊さと喜びに満ちています。産婦人科医である著者が、お産について考えていたある夜、言葉があふれるままに書きとめた一編の詩は、出産に臨んだお母さんたちの手から、出産を控えた知人や友人へと手渡しでひろまりました。たくさんの女性にいのちの原点とその愛おしさを感じさせてくれたその詩が、美しいイラストと出会い、人と人との絆を結ぶ小さな絵本になりました。「自分はどこから生まれてきたのか、どうしてこの世に生まれてきたのか、この本が見つめなおす一助になれば、うれしく思います」(作者あとがきより)「子どもは皆、愛されるために生まれてきます。お母さんたちが子育てにちょっと疲れたとき、ちょっと行き詰ったときにこの本を開き、心から愛しいと感じた親子関係の原点を思い出し、また元気になってほしいと願っています」(帯の作者メッセージより)

先輩ママがお勧めする本

お産選びマニュアル 河合 蘭 著
産み方」「産み場所」が選べる今、どこでどんなことが行われているの? お産ってそんなにたくさんのバリエーションがあるの? という出産の第1歩について詳しく解説してくれる本。妊娠したらまずはコレ。


産んでよかった! 「高齢出産」
「産む前」「産む時」「産んでから」
不安解消、幸せのバイブル
                  
大葉ナナコ

東京生まれ。「バース&ライフカレッジ」校長、バースセンス研究所代表取締役、
バースコーディネーター。講演や執筆等でも活躍中。

現代の高度な産科医療の恩恵にしっかりと守られながら、自己管理法と心のあり方をほんの少し整えると、ミッドライフ・バース(高齢出産)は得難き人生経験。ミッドライフの妊婦さんやスタンバイ女性を勇気づける書。


えらぶお産 大葉ナナコ

「趣味はお産、特技は安産です」という著者が贈る、とびきりのお産情報エッセイ。
助産院、病院、クリニックでの助産師持ち込み出産、自宅と、
様々なパターンの実体験に裏打ちされたアドヴァイス満載。