芽生えた ”いのち” が、教えてくれる・・・妊娠のサイン
 基礎体温の高温期が2週間以上続いて、予定日に生理がこない。
 妊娠検査で陽性反応が出たら、新たな ”いのち” が授かりました。
 でも、生理が遅れていて陰性ならば、1週間後にもう一度。
     その他の症状
      ・着床出血がある(高温期7日目〜生理予定日)
      ・つわりがある(胃の調子が悪くなる)
      ・乳房の変化(全体が張ったり、乳首が黒ずんだり、痛くなったりする)
      ・微熱がある(風邪の初期症状のようなだるさ)
      ・おなかが張る(便秘がちになる)
      ・乳白色のおりものがある
 着床について
 受精卵は子宮に向かう途中で数回分割され、この段階から「胚」と呼ばれるようになります。
 そして、全ての準備が整う4〜5日後、胚は子宮内膜に着床して妊娠が始まります。

 着床した後、卵巣で黄体によって作られるプロゲステロンが妊娠を維持するために必要な過程になります。黄体が正常に発達しない場合やプロゲステロンの値があまりにも低い場合、成長中の胚は子宮内膜とともに失われ、月経周期が再び始まることになります。
 精子と出会い受精・・・・
 卵子は、排卵後8〜24時間まで受精可能です。
 一方、精子は女性の体内で約48時間生存できます。
 つまり、受精の理想的な時期は排卵の2日前から排卵日まで。
 排卵の時期は正確に把握できないので、月経周期の9〜16日目に妊娠しやすいと考えられています。
 卵子がまだ卵管にあるときに精子は卵子と出会います。
 運命的な出会いによって、精液の中にあるうちの1つの精子が卵子の膜を貫通し、結合します。
 精子と卵子の結合を「受精」と呼び、新しい命の始まりなのです。
    排卵について・・・ランコ・ストーリー
 ランコは、いつも出番を待っている。

 月経周期の半ば、下垂体からLH(黄体化ホルモン)分泌が急速に増えて、このLHの急上昇が成熟卵胞を破裂させ、卵子が卵巣から出てきます。これが排卵です。
左右に1個ずつ卵巣をもっていて、交代で排卵しています。
 LHの急増により、排卵で残った卵胞がプロゲステロンを分泌する黄体を形成します。
 プロゲステロンは、胚の着床に向けて子宮内膜を準備し、基礎体温を上昇させます。
 体温の上昇は、排卵後1〜2日に起こり、次の月経まで高温を保ちます。この体温上昇によって、いつ排卵が起こったかを知ることができます。
  
 排卵時に、排卵痛(中間痛)や排卵出血(中間出血)を伴うこともあります。
      赤ちゃんを授かること・・・・・
 
『妊娠は奇跡』

 1回の月経周期で妊娠する確率は20〜30%。
 つまり、妊娠する確率は5周期に1回程度・・・と、わが子を胸に抱くことが出来るのは、確率からみても本当に幸運なことなのです。

いのちが生まれる

きらきらひかる受精卵・・・・
”いのち”って、すごいっ!