食べたあとに、おっぱいが痛くて・・・飲んでもらっても良くならない。痛くて、おっぱいが赤い・・・。
乳首に白い点(白斑)があって取れない。
乳腺の出口が詰まった状態で赤ちゃんに乳首を吸われると痛くて。
放っておくと奥まで詰まって乳腺炎に・・・。
そんな時は、要注意!

自分でできることをまずしよう。
でも、ほっときすぎて悪化することもあるので注意して下さいね。

その他の症状ってどんなのかしら・・・。

  
・痛む
  ・固く、しこりができている
  ・熱を持つ
  ・痛い部分が赤くなっている
  ・赤ちゃんを抱っこすると痛む、歩くと響いて痛む
  ・腕を上げると痛む
  ・寒気がする
  ・熱が出る
  ・搾ると半透明の白い母乳ではなく黄色みがかった母乳が出る 。
  ・乳首の先に膜が張ったように白くなっている。または、詰っておっぱいが出ない
  ・味を確かめると美味しくない(しょっぱいなど)   

乳腺が詰まる原因は様々。食べ物だけではなく、「心のつまり」でもあるのです。
また、寒い時期は、循環も悪くなりがち。
   ・疲れ
   ・ストレス
   ・食生活の影響・・・高カロリーの食事、ケーキなど 
   ・冷え


対処法
   ・赤ちゃんに、とにかくこまめによく飲んでもらう・・
      
普段残りやすい部分の母乳が出やすいように、しこりの部分を指で軽く押さえながら
      とにかく赤ちゃんに吸ってもらうのが一番です。
      離乳食が始まっている場合でも、とにかく吸ってもらえるだけ吸ってもらうこと。


   ・あまり飲んでもらえない場合はまめに手で搾る
      
詰まりかけのおっぱいは美味しくなーい!!
      味覚に敏感な赤ちゃんは、飲んでくれないこともしばしば。
      そんな時は、しこりの部分を片手で押さえながら乳首をしごいて絞ります。
      例えば、蒸しタオルでしこりのある部分を温め、やってみるのもいいです。
      授乳前に少し自分でやってみて、その後赤ちゃんに飲んでもらうと効果的!!


   
・赤く急性期は、からだを温めすぎないで!
      でも、熱発や冷えのある時や身体の調子が優れない時こそ、
足湯が効果的です。
      42度ぐらいの熱めのお湯でしてみよう!


   ・母乳を詰まりやすくする食物を摂らない
・・・高カロリー、高脂肪食、乳製品などは控え
                   あっさり和食を心がける

     「まごは(わ)やさしい」を基本に!!
      ま・・・豆 
      ご・・・ごま 
      わ・・・わかめ・海藻類(昆布・ひじきなど) 
      や・・野菜 
      さ・・・魚
      し・・・椎茸
      い・・・芋


 じゃがいも湿布・里芋シップをする(冷えピたなど),豆腐湿布、キャベツ湿布など
     じゃがいも湿布
   素晴らしい効果を発揮!!やってみるべし。
     
1.じゃが芋1個皮をむいてすりおろす
      2.酢を1、2滴(無くても大丈夫)たらし、混ぜる
        
(酢の入れすぎ注意!匂いに敏感な赤ちゃんの場合酢の匂いを察知して授乳を拒否する事があります)
      3.同量の小麦粉を入れ、量を調節しながら耳たぶぐらいの固さに練る
      4.適当に分け、ガーゼ(キッチンペパーや古着綿のTシャツ)で包み、直径7cm程度に整える
      5.乳輪、乳頭には当てないように患部にはる
      6.残りはタッパに入れて冷蔵庫で保存。乾燥したら3〜4時間で交換。
         ★服などを汚し、シミになりやすいので、注意。
             でも、お洗濯したら綺麗になります

 
  ・葛根湯を飲む

        
葛根湯は、発熱した時には効果が余り期待できないとか・・・。
      炎症が強い場合は、病院で抗生剤を処方してもらうことで早く回復に向かうことがあります。

  
  ・ごぼう種
・・・煎じて飲む。または、5粒ほどカミカミする。

 わからない時は、助産婦に相談してお手当ての方法を聞きましょう。
   このような手当をして症状が改善されない場合は、お産をした病院や産院や母乳相談をしてくれる
   助産婦さんに相談してケアを受けて下さい。
   もちろん早い方がいいですね。

   
情報提供!!

    1.佐藤クリニック・・・当院で出産した場合は、1年間無料でケアが受けられます。
    2.市立長浜病院・・・助産婦外来があり。曜日が決まっているので予約を!有料
    3.長浜赤十字病院・・・2008.6からおっぱいや育児相談の相談窓口が開設されました。
             第1・3木曜日PM予約制です。
             一歳ころまでを目安に取り組んで行かれるそうです。

             また、入院中に、今津や養老の桶谷の母乳相談所を紹介してくれます。
             でも、少し遠いのでよろしければ、その他、長浜など近隣の開業助産婦が
             直接院内にも伺うことができます。
    4.橋場クリニック・・・随時、DR診察後・・・
    5.神野Lクリニック・・・助産婦外来あり。おっぱい相談・ケアも可能。有料
    6.ゆらら助産所(出張専門)・・・田中美穂をよろしくお願いします! 有料
    7.長浜エリアの相談のみ・・・@アルプラザ 毎週日曜日 12:30〜16:30まで
                  担当助産婦 : 前川さん
                         中川さん
                         田中です。
               Aジャスコ  毎週火曜日 12:30〜16:30まで

    8.彦根などのエリアの相談のみについてはこちらをご覧下さい!
                
     







乳腺炎に注意!

乳腺炎になりかけたらどうするの?