お風呂の時や後の会陰部が温まった状態で、親指を関節のあたりまで
  膣の中に入れて、外に出ている人差し指と中指ではさんで、
  穴の周りを「U」の字にゆっくりとマッサージ。

  指に馬油やオリーブオイル、スイートアーモンド、ホホバオイルなどを使うといいです。
  
  その他、マッサージをしなくても骨盤底筋の体操が有効です。
会陰部を引き締める運動(肛門を引き締める要領で膣を引き締めたりゆるめたりする。
10回くらいくり返すことを、1日に3回ほど。9ケ月くらいからはじめてOK!)
  そして、妊娠は病気ではないので日常の中で動きよく歩くことも安産の秘訣です。

「会陰マッサージをすると、裂傷を減らせるか」
という問いに、実はお答えできないですが、妊婦自身による会陰マッサージは間違いなく効果はあると思いますが、会陰マッサージがすべてではないことをご理解ください。
 会陰マッサージをすることで、自ら会陰に触れ、その存在を意識し出産を具体的にイメージすることができます。また、会陰裂傷をつくらないですむようできるだけの努力はしているという安心感は、お産に対する気持ちの余裕をつくっているのではないかと思います。

妊娠35週頃から又は臨月に入ってから開始するとよいです。

会陰マッサージ