母乳がよく出るもの
      
・ハーブティー・・・アロマのお店「おれんじぴーる」や
            八日市の「マーガレットステーション」にも沢山あります。
            私のお勧めは、八日市の「はーぶねすのリラックステイーブレンド」です。
                 
      ・タンポポ茶・・・・薬局で販売されています。漢方として売られているものはとても高くて・・・。
  ・タンポポコーヒー・・・おれんじぴーるで販売されているよ!
      
      ・ごぼう種を煎じて飲む・・・漢方のお店で販売されています。

    美味しいおっぱいのための食事!

      ごはん中心の和食をよく噛んで食べること
       
       「まごは(わ)やさしい」を基本に!!
        ま・・・豆  (大豆・小豆・納豆・味噌汁・もやしなど) 
        ご・・・ごま  (何にでもかけて食べる) 
        わ・・・わかめ・海藻類(昆布・ひじきなど) 
        や・・野菜  (根菜類や旬のものを!) 
        さ・・・魚  (青背の魚ばかりではいけません、色々食べましょう)
        し・・・椎茸  (キノコ類は低カロリー)
        い・・・芋  (おやつにも最高!)

表にある乳質を悪くしやすい食べ物は、食べてはいけないというわけではありません

おいしいおっぱいは、ママもなめてみるとわかる・・・
甘くて美味しい!!

 おいしいおっぱいがでている時は、赤ちゃんは、ニコニコとよく笑い、ご機嫌で一生懸命に可愛らしいしぐさで喜んで飲んでいます。
 一方、赤ちゃんが嫌がる時は、塩味が強かったり、渋味がしたり、酸味がしたり、強い甘みがあったり…。赤ちゃんは、味や臭いでおっぱいの良し悪しがわかるのです。

 実は、これはお母さんが食べたものでおっぱいの味が変わると言われています。
 
 時に、乳質が悪いと湿疹ができたり、目やにが出たりと赤ちゃんの体にあらわれてくることがあります。興奮して眠らないこともあるようです。
 また、授乳間隔が3時間以上あいたおっぱいは、赤ちゃんに嫌がられることもあります。
 授乳間隔が開くと、おっぱいが溜まって、おっぱいの質を悪くする原因になることも・・・。
 でも、そんなことばかり考えていたら、おっぱいが嫌になっちゃう!なんて、こと考えないで下さいね。ここでは、母乳育児を楽しむヒントや、赤ちゃんの気持ちになって”美味しいおっぱいが飲みたいな”を、考えてみました。

食事と美味しいおっぱい

乳質を良くする食べ物

乳質を悪くしやすい食べ物

主食

白米(玄米は溜まり乳さんは控えめに)
うどん・そば・そうめん・
冷麦・あわ・ひえ・胚芽米食パン(天然酵母・保存料無添加・国産小麦粉用)甘くないパン

お餅・赤飯
菓子パン類・ラーメン・スパゲティー
カレーライス・ハンバーガー

乳製品等

牛乳・生クリーム・バター・アイスクリーム

豆・豆製品

豆腐・味噌(酒精の使用していないもの)・豆乳

大豆アレルギーの疑いがある場合は除去

肉・魚類

鶏肉・卵(赤ちゃんに卵アレルギーがなければ1個まで)
白身魚・イワシ

牛肉・豚肉
青魚・赤身魚・鰻・生魚(刺し身)は控えめに!

海草

わかめ・昆布・ひじき・あらめ・もずく

野菜・

果物

根菜類(大根・人参など)・葉菜類・旬の野菜
果物は旬のものを少量

梨・柿(体を冷やす)・にんにく
筍・わらび・栗
(精が強く湿疹が出来やすい)

油物

植物油(ごま油・菜種油など)
薄揚げ・がんもどき・厚揚げ(油抜きをして)

動物油(ラード等)・天ぷら・カツ
マヨネーズ

菓子類

甘さ控えめのベビースナックや
アレルギー用のお菓子

ケーキ等の洋菓子・ようかん等の和菓子
チョコレート・ピーナッツ類

飲み物
その他

番茶・麦茶・ほうじ茶・ハーブティ
たんぽぽコーヒー・たんぽぽ茶・ルイボス茶
穀物コーヒー
果汁100%ジュース
(加糖のものには注意)

サイダー・コーラー・ポカリスエット類
ビールなどのアルコール類・たばこ
カフェイン・タンニンを含む飲み物

戦前の日本
戦前戦後に過酷な労働、低栄養という状況時には母乳の出を良くするため、鯉こくやお餅、赤飯などや甘い栄養のあるもの高たんぱくのものをという時代もありました。

昔から出産してすぐに高栄養をとるのではなく、産後3週間前後は、重湯からお粥にみそ汁程度で、低たんぱく、低エネルギー条件で過ごすことが良いとされてきました。
しかし、現在の妊婦さんは、低労働で高栄養なので、むしろこういう食べ物をとることにより、母乳の分泌の悪化を逆に招いている場合があります。今の食べ物が豊富な時代に、お餅を毎日食べる甘い栄養のある物を食べることは、余りお勧めできません。

      甘いもの好きの妊娠中・授乳中のお母さんへ

    料理の時に使うお砂糖は、何がいいのでしょうか?
    白砂糖?  黒砂糖? 三温糖? 甜菜糖?  色々あるけれど何で白砂糖が良くないの?
     あるHPにありましたので、読んでみて下さい。http://www.guide.co.jp/atopy/aukawai.htm・

  私の開催する集いの会では、白砂糖は使っていません。
  よく自然食で使われるお砂糖を紹介します。

甜菜糖

 甜菜糖は北海道で栽培される甜菜という植物(砂糖大根=ビート)の根の部分から作られています。
 日本では沖縄で作られるサトウキビからの砂糖が主流ですが、北半球のヨーロッパではこの甜菜糖が
 主流なのだそうです。

 良くお店で見るのが、シロップになっているものですね。
 最近は、砂糖売場に「てんさい糖」と販売しているお店も多くなり、少し割高ではありますが体に優しいので一度お試しあれ〜! 
 キャラメルに似た風味をもっています。
 また、精製度が低いので粒子が粗いのですが、その粒子の粗さを生かしたクッキーなどはとても美味しいです。


◆メープルシロップ

 メープルシロップと言えば、カナダですよね。
 純粋なメープルシロップは産出する樹種の分布から、カナダ南西部〜アメリカ北西部で生産されるものが多いようです。 

 サトウカエデの樹脂を採取し煮詰めて作られ、ミネラル分が多く、カルシウムの多い土地で育つことから、
 カルシウム分も多く含みます。

 様々なグレード(ABC)があり、その順に風味も色も濃くなるそうです。

 ピュア・メープルシロップのピュアが表記されていないものはコーンシロップや砂糖・添加物が
 加えられたものが多いので、必ず「ピュア」表示のあるものを選びましょう。
 甜菜糖と同じく、とても甘みの強い甘味料です。


 量はわずかですが日本でも生産されているようですが、お店にはカナダのものが多いですね。
 そして、高い・・・という印象です。

 

 甜菜糖もメープルシロップも寒冷地が産地なので、
 南国が産地のサトウキビ(砂糖)よりは身体を冷やさないと考えられています。



      さあ、皆さんもちょっと考え直してみませんか?