赤ちゃんがとっても愛しくて離れたくない!!

一番自然なスキンシップです。
胸に抱かれて安心しきって、おっぱいを飲む姿は何にも代えがたいかわいらしさ。
泣いていた赤ちゃんが不思議なくらい穏やかになります。

母乳は赤ちゃんのためのオーダーメイド

初乳は、赤ちゃんを病気から守る免疫物質がたくさん含まれていて、2週目以降のおっぱいは脳の発達を促すような成分になっています。一回の授乳中にも味は変化していて、出始めは脂肪が少なく淡白で食がすすみ、飲んでいるうちに、脂肪が増え満足しておっぱいをおえます。
 また、早産をしたお母さんのおっぱいは、未熟に生まれた赤ちゃんの成長を助けるために、母乳の成分が自然に調整されていて、普通より脂肪濃度が高く、たんぱく質やナトリウムの量も多くなっているそうです。

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赤ちゃんを守る免疫物質がいっぱい


初乳には分泌型免疫グロブリンAという免疫物質が豊富に含まれています。
分泌型免疫グロブリンAは赤ちゃんの胃や腸の粘膜に広がって、粘膜の表面を膜で覆ったような状態にして、細菌やウィルス、アレルギーの原因物質の侵入を防ぎます。
分泌型免疫グロブリンAやその他の免疫物質は初乳にだけでなく、その後の母乳にも含まれています。初乳に比べると濃度は薄くなりますが、赤ちゃんの飲む量が増えるので、1日の摂取量は初乳と差はないといわれています。これは粉ミルクでは、かなわない利点です。

アレルギー予防にも役立ちます

母乳は赤ちゃんにとって異質なものが少ないのでアレルギー反応が起こる可能性が低いのです。
アレルギーを予防するにはなるべく異物を入れないことですが、粉ミルクは異種タンパクなので、抗体をつくりアレルギー反応をおこしやすくなります。
母乳中に含まれる免疫物質もアレルギー反応を予防します。

体調の変化に気付きます


いつもおっぱいをあげていると赤ちゃんを見る回数も増えるので、トラブルがあった時にもすぐ対応できます。口の中の温度で熱が出た時もすぐにわかるし、飲み方などで体調の変化に気づきやすいのです。
離乳食を始めた赤ちゃんが、体調を崩し何も食べられないときでも、おっぱいだけは飲んでくれることが多いので病気の時も安心です。

脳やあごの発育に役立ちます

赤ちゃんはおっぱいを飲むとき、ただ吸っているのではなく、あごの上下運動によって飲んでいます。
母乳を続けることで自然にあごの発達をうながし、歯並びもよくなります。
あごを動かす刺激が脳に伝わり、脳の発達を活発化。一石二鳥!!

.準備いらずで、いつでも何処でも楽チン!!


赤ちゃんが泣き出したらすぐに口に含ませることができるので、赤ちゃんを待たせることがなく、母子ともにストレスが少なくてすみます。
荷物いらずで、何処でもいけちゃいます!
災害の時にも助かりました。


環境に優しくて、エコ! 


経済的にも、買い物の手間を考えても負担はなし。
例えば、粉ミルクの調乳方法の通りに授乳すると、生後3ヶ月の頃で、1週間で980g入りのミルクの大缶を1缶使うとなると、2,000円前後で販売されて×4=8000円なり。

おっぱいをあげているとお母さんが元気になります!


赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、ホルモンがでて、子宮が収縮し産後の回復を早めます。お母さんもおっぱいをあげることで血行がよくなり、代謝が促進され、調子がよくなります。母乳を充分に飲ませた女性は乳がんにかかる人が少ないと言われています。
おっぱいダイエット!!母乳をあげることで、カロリーを消費、産後のシェイプアップに効果的!
もともと、妊娠中に体重がふえるのは、産後に母乳をあげるための蓄えなので、母乳をあげないと余分な脂肪はなかなか消費されないのですが、母乳なら蓄えた脂肪はおっぱいとして消費されていきます。





おっぱい育児(母乳育児)の いいところってなーに?