I Love sea
     omiの海部屋

国土交通大臣が発行する 『国家資格』
合格率が80%以上
取得までを掲載

更新

5年に一度  車の免除同様

試験内容

1.2級  学科・実技
http://www.jmra.or.jp/ JMRA 財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会
上記のQ&Aに試験の問題数、時間、合格基準等詳細掲載

1級と2級の違い

両級 総トン数20トン未満  航行区域  1級無制限    2級海岸から5海里以内

要注意点 身体検査

ペーパーテスト前に身体検査  検査に合格しない場合は、最初の学科試験へと進めません
 ・視力 両眼とも0.6以上(矯正可)
 ・弁色力  夜間において船舶の灯火の色が識別できること  暗闇の白・赤・緑の光を識別
  
http://www.jmra.or.jp/modules/tinyd4/ 灯色識別検査
 ・聴力 試験内容の説明時、視力検査呼び出しの際の
応対 で判断
終了時は
『合格です』 とその場で

免許スクール

免許スクールに  2級取得時に学科、実技共に1日
朝の9時から夕刻18時まではしっかり学習 
1級は2級合格後の受講であれば海図講習のみで半日
2級の学科は独学でも合格可能だと思いますが、実技、1級時の海図は講習を受けることをお勧め 
船に全く縁が無い方は尚更 試験のポイントも伝授
免許スクールはマリーナリトルオーシャン

教本・準備品

・学科教本1冊
・1.2級学科試験問題 
・1級学科試験問題
・実技 ロープ(免許スクールで講習を受ける際にロープは支給されます)
:海図(1級時)コンパス・三角定規
  コンパス・三角定規はスクールでも販売
  特有の特大の三角定規が必要・・・1級学科試験問題

2級学科合格へ

         

教材の取り寄せ  
  スクールに講習の申し込みと同時に
事前に教材を送付 して貰う
  スクールの人に自力での理解は無理・・と言われたが事前一読は効果有り 学科講習まで1週間
最初に学科教本を一読
  学科教本を理解できても出来なくても読み進める
  細かい詳細を暗記すると言った事はこの時点では必要ありません
  全体にどんな事を勉強するのかに目を通す
  「停泊中は船を無人にしない」など『当然』の箇所もある
  気象は学生の時に勉強しているので復習確認のよう
  女性にとって一番苦手なのは機関の項目かもしれません 
  計器等は大変興味深く、エンジン等は
図的 に記憶し、図で流れや各箇所の名前をさらっと記憶にとどめます
  私は工学を学ぶようでエンジン部門はとても面白かったです 
  女だから機会オンチ・・・と思われたくないと思えばイケルと思います(笑)
  止まらずに不明な点は飛ばしてどんどん読み進み終了  
学科試験問題集を解く
  次に
鉛筆を片手に問題集を解いて いきます 1Pずつ回答と合わせます
  間違えたら問の部分に○ 印 
  最初の問題等は常識問題のように回答が出たりします 
  ですがサラッとしか読んでいないので○だらけになりますが気にしません
  印をつけた部分は直ぐに教本で確認  意外とうすら覚えているもの 
  カタカナ一字違うと笑えたりして面白いです 重要なポイント、引っ掛け等押さえていきます 
  最終ページまで、問題を解いて回答、教本で確認と解き進め
スクールにて講習
  
事前に教本・問題集 を一読していると受講していても意味が理解でる 
  勘違いをしていた部分や分からなかった部分が明確になり
  回答を迫られる場面もありますので答えられると自信に繋がる
  
自分はもうスタートを切っている と思うとやる気が沸きます
  問題集の回答で分からない所はこの時点で必ず質問しておきましょう
  エンジンはここで実物を見られるので 一見にしかず・・・です
  絶対のお勧めは 
『最初に教本を貰い勉強を始めておく』  です
  勿論講習前に教本を渡されている人が多い事も知っておいてください
学科スパート
  講習を終了し問題集を
最初のページから繰り返し ます 
  2周目は最初に
○をつけた問題も回答出来る 様になる 何度もそれを繰り返す
  最後は本を読んで
ペラッとページを捲るくらいの早さ で回答出来る様に 
  何しろ
4択です 自分の 不得意とする箇所だけが残る ようになります
ロープ
  実践あるのみ 実際に何度も結ぶしかありません あやとりのように覚え
  通勤電車内でロープを結んで練習をしていたので、「危ない女」に見えたかも
出題
  
出題は問題集からほとんど出ます  ですから 問題集をやりつくす事 は大切ですね 
  問題集に無い問いは1問くらい
  問題集がサラサラ出来るようにしておけば本番の緊張を考えても大丈夫

実技講習

実技だけは練習はできないので講習をしっかり受講
運転技術は下手でも、安全確認、点検時の指さし確認&発声が重要
蛇行や着岸はやはり少し技術がいるかもしれません 
徐行時の直進が困難で水の抵抗を受けている事を実感
車のハンドル操作と振れが逆
走行は最高の爽快な気分   ディズニーランドを海側から眺め違う景色を望め
一度出航したらトイレが無いので水分は冷えも考慮して気をつけて下さい 
昼食の水分で午後の出航時に直ぐにトイレに行きたくなり4〜5時間我慢し失敗

2級学科実技
同時試験

午前学科、午後実技の同日試験を申し込み 
スクールは海近郊の河川なので近くにお店も無く昼食抜きの実技テストに 
同時試験の場合は
昼食持参 をお勧め

身体検査

 

身体検査に合格  上記

実技

  動作と発声
  番号順にグループが組まれ試験実施時間が指定 若い男の子2名と私の3人で1グループ 
  帽子は脱ぎ、お辞儀を90度「お願いします」と挨拶
  一番大切だと思うのはとにかく
大きく元気な掛声を発する
  船舶の点検も膝を折り覗き込み ながら歩き、 指示も手で撫でるようにして確認の報告
  試験官の満足そうな顔が見て取れました
  必要なのは
オーバーアクション  
  小さい声で遠立ったまま指差した同具ループの男の子は不合格に!
ロープ  
  前者の船舶確認時に、結び目を支持され1本のロープで作成 最初の試験 
走行
  試験官が一度見本を見せます 
  船を移動したら指示があるので見本の通り操縦
やり直し
  後進・蛇行・人命救助・着岸等やり直しが出来ます
  人命救助は引き波を立てず、人に大きくぶつからなければ大丈夫
  実際私は棒を上手には拾えず、着岸もなんとか・・でした
  試験は落とす事を目的としている訳ではなく、教官の指導に応える様に行動
  声が小さい男の子は後進・蛇行・着岸全が上手くいかず幾度もやり直しを求められ舞い上がり
  自分から「出来ませんでした」と断言してしまいました
  実際の試験は3人交代で1時間くらいでした  「ありがとうございました」の挨拶も忘れずにね

2級めでたく合格       実技は2級時に合格 1級の海図含学科だけで1級免許取得

1級学科合格へ   

2級と全く同様
海図講習の前に
海図問題以外の問題全て終えて おきます
2級に比べれば問題数も少ないですし、簡単に思えてくるはず

海図講習

海図の描き方はクロスベアリング法は自分でも描けましたが、海流を加味した海図作成は何度もやり直し
講習時に理解に到るところまではいけず、自宅で消しゴムを使用して何度も描きました

1級試験合格へ

ここで一つ・・・・
実は
他の問題を全て正解すれば海図は3問全て落としても合格
でもせっかく海図を勉強するのですから一つくらいは描きあげたいもの 
海図の種類、各問題の数値の違いと回答の組み合わせを暗記してしまえば答えまで割り出せ
私は楽しんで海図も描きました 

1級めでたく合格

形を成さない海の道
向こうにみえるのは大型船
行き交うのは船
いつも地平線をなぞって
陸とはまったく異なる光景に  
爽快さと 途方も無さと

国家資格を取得した事は良い経験と自信につながる


小型船舶1級免許取得術