富戸ダイビング
omiのダイビング史
2014年08月08日

別段何の期待も無く潜れるのが富戸
前回初めて生物情報マップが存在するのを知った程
遭遇した生物で楽しむ と言うスタイルが好きで通ってしまう


1本目 砂地〜アオリイカ産卵どころ〜ロープ〜棚上

ヒットは〜〜〜オニオコゼ

砂地からのミルに目をやりながら移動していると
黄色の石? ゴツゴツした20cm程度の岩が植わっているのかと思う。。。

目を凝らしてみると。。。 目が合う
目の玉をじっと覗けど、ちらりとも動かず。。。 
口とも見える部分も半開きで全く動かず

黄色のまぶたと、口の上 額辺りがピンク色
全体が白っぽく、死んでいるのか 生物に見える石
これが生きていたら、相当に面白いカラー全体だろうとワクワクする


目をじっくり観察
眼球の周囲の線模様から魚の目だと確信、身を乗り出して観察していたのを遠くから少々引いて見る
ヒレの下がひくひく 呼吸と共に往復しているのがわかる

急いでバディを呼ぶ・・・
バディは示唆しても 良くわからない様子 全体を丸く示すと分かったと合図

出てくれば30cmくらいもあるかと言う巨体のボディ
白とピンクと黄色と茶と 凄いカラーの全体
油絵のような カラフルなボディ こんな色のオニオコゼが居るのだと抱きかかえたくなる気持ちを抑える
以前にもこの白っぽい子をここ富戸で見たことがあり。。
ここで暮らしている同じ子かしら? それにしても大きい〜

右に動こうか左に動こうか こちらの様子をうかがっている? 

 
フラシュと共に移動 
止まると一瞬 あくびのように大きく口をあけた
あ〜惜しい 動画に収めたく
フォトにできただけでもヨシとするか・・(笑)


時々うねりにうねられ ひゅるる〜と持っていかれるようにお互いに泳いだり


ン十枚もシャッターを切り 動画も撮影
背びれのとがり具合、カニの爪のように二つに割れた前足に見えるヒレの動きに見惚れるばかり


このヒレをアップで撮影してみる  部位に惚れ惚れ


これで終わろうか? まだ先もあるとバディが飽きたらと思い さよならを告げ移動始める
と・・・ あれ またオニオコゼ
ノッシ ノッシと 歩いている(泳いで?)

先程の子 私また戻ったのと錯覚に陥りそうになりながら
じっと観察すると ボディは真っ黒
先程の子より、一回り小ぶり。。。
キャー 

道中「オニオコゼでも見られたらなあ。。。」とこぼしていただけに
カラーの異なる巨大なボディの子を2個体も見られてしまうとは・・
公言怖し かと言って ニタリみたいなんて場を心得ない発言はしません

普通に生息している姿に、海水浴はできない〜と確信しちゃう
最も人間が立ち入るような場所にはなかなか来ないでしょうけれど。。

2個体のオニオコゼにやられ これだけで1本終了してしまう
イシモチの産卵など狙って場所を動かない方の姿も見え 似たものと片付ける


▲タツノイトコ

▲オニハゼ
オニオコゼ オニハゼ ヤマドリ タツノイトコ
ニシキ



2本目 ロープ深場〜砂地〜棚上〜

富戸はいったいどう回るのがベストなのだろう?
最初からセルフで潜っている為、目印等も今一把握しきれていず。。
IOPに例えたら1ノ根でUターンしてきている程かもしれ無いと思ったり

それでもマップを再度みて、カミソリ、23〜24mのカエル 16mのイバラタツ どれかは見つけたいと
再度同じコースへ

しかしマップに記載されいる 土嚢とか。。台風の影響で?なのか 全く見当たらず
ロープ沿いなので間違えていることも考えられず 
すごすごと水深上げるとカエルアンコウ

ショップガイドさんがどうぞと、譲って教えてくれる
私が撮影していたら別ショップ団体が押し寄せたので どうぞと譲る
バトンタッチ

狙って探すとシュンカンハゼ

エビ種は全く見つけられず
台風から避難しているのか、キタマクラが亀裂に身体を寄せ付けて密集


▲ショウジンガニ

これは何 と言う普通に泳いでいる魚を撮影できるのが富戸の良いところ
2種チャレンジしたが、どちらも全くうまく撮れず 次回に挑戦
ヤマドリ カエルアンコウ シュンカンハゼ アナハゼ ウシノシタ 
スミゾメミノ