川奈ダイビング
omiのダイビング史
2014年04月29日

先日。。。伊豆山でお友達通して一緒に潜ったnozさん
FBより、「川奈でアカグツが出たらしいけど、興味ありますか?」のコメントを頂く

以前海道中にそんな話題も出ていたような??
定置網にかかったのを漁師さんがビーチに放流したとか
それでも網まで上がってきたらしく
「訳あり」と現地ショップログに上がっている

アカグツは 
myHPの『夢想生物』の1、2位を争う子
争いたいけれど、きっと一生見られるチャンスは到来しないだろうと決めていた子

「明日なら行けそうです」といきなりの私のリクエストに
「予約取りました」とノリの良いnozさん
明日朝一希望でセルフでお願いって。。。私川奈の地形も分かりませんが
すっかりお任せ状態

イントラ資格のnozさんに不安は無くても、初バディとなると緊張〜
更にアカグツに出逢えるかと思うと興奮に4時半起き

現地ショップさんログに、8時半オープンと共に、エントリーされている様子に
自分達も8時に現地待ち合わせ
5時半に家を出発してしまい、途中コンビニ立ち寄っても1時間も前に到着
車で一眠り

nozさんも8時前に到着してくれ、今日は初のO・D・A Japan ショップ利用

早く到着したので車にて器材を道上に運搬
これをやるとやらないでは、疲れが大違いに思う為、しっかり記録しておく
川奈はアルミタンクにてウエイトも2kg追加 あまりの荷重さに、歩きと階段は辛そう〜^
「川奈では最初に車で器材、ウエイトをタンク置き場まで運ぶべし!!」

駐車場で器材やら出していると海友さん達の顔〜〜
皆アカグツ見に来た様子

ショップさんもとても優しく、一昨日と昨日とグツが移動した情報を教えてくれる
最後に見た時にはガイドロープから深場に向かっていたので、深場に行ってしまったかもしれないと。。

最初に飛び込むより、現地ショップさんが目指した後を追うのが良いか?
反対にショップさん大勢人数で囲まれたら終わりかと。。駆け引きも難しく

8時半の時計をみて、行きましょうと合図

セッティング場所水面を覗くと輪になった泡が2か所・・・
手前か、あちらか あそこにいるのかも
と期待膨らみ、 偶然お会いしたお友達は来る様子も無かったのでお先にバディさんと2人エントリー


1本目 ロープ沿い〜 ロープ先

覗いた海は 真っ緑
正直この一瞬で「ダメだ」 「こんなに見えない中で、いくらオレンジだからと言って見つかる筈はない
と諦めモード

それでも前に進むしか無いので、ロープを辿るように進む
途中大きなクロモウミウシ 2個体発見 ベルを鳴らしてみるが、先進むバディに
呼び戻すより、今はグツでしょうと思い直し
後からクロモはそこらじゅうに生息 または団地のような住処も見つけた

転石のようなところからとんと砂地に降りる瞬間
透明度も少し抜け、ガイドさん率いるダイバー2名の泡
囲んでいる様子に もしや と覗けば アカグツ〜〜〜

順番待ちをしていると、コンデジのカメラ持ちのダイバーさん 数枚撮影されて移動

ヨッシャア
マクロレンズにもうどう撮影して良いかもわからないまま無心に撮り続ける
慌て、気持ちばかり焦り、手が動かないようなスローなペース

マクロで数枚切って、全体も写そうとコンデジも準備
こんな時に限ってコンデジがBCからうまく外れない。。 焦る 焦る
コンデジでは緑が酷すぎ、急いでミラーレスに交代して撮影

平たいグツに何とか立ち上がって貰えないかと願っていると動き出す様子

そんなこんなを撮影して 辺りを見回すと・・・だ・・・誰も居ない・・・
はて 少なくても自分達の海友さんは追いかけてくると思っていたのに・・・
誰も来ない

また2人独占撮影 バディさんがいつ飽きたと言い出すかも知れず
ブリーフィングでは念の為「飽きるまで写しても良いですか?」と聞いておいた

自分も手を出すとバディさんも手を出し 二人飽きることなく撮影

どなたかが来たら譲ろうと思い、一グループだけ登場 
どうぞ!と譲って、隣にヤマドリ 発見

ショップさんゲストさんは何枚か撮影すると移動する気配に、ヤマドリも居ますよ!と
教えてあげて、再度グツを撮影大会

またしてもバディさんと私2人だけに・・・
カメラを置いたり、動画を撮影したりするゆとりのある時間まで

2人でこんなに独占して良いの いったい何が起きたの
港に駆けつけていたダイバーさん達何処に行かれたのかしらん
私達沖まで泳いできた?? いえいえロープ降りた直ぐに居たはず。。
おかしい〜〜
なんとも贅沢な不安の至福の長い時間

2人30分はそこに居たと思う

やっと団体が押し寄せてきたので、こちらですよとライトで示し、
余裕でゆずり、少しだけ沖へ移動

もう気持ちは達成感で満ち溢れ、かなり余裕こいているので
キイロウミウシ クロモウミウシ ハオコゼ
今日の自分はどうかしているぞ!とばかりに生物が見つけられ、 バディに次々と示唆・・笑

満面の笑みでエキジット

これから潜ろうとセッティングしている方達 「もし居たら その場で・・・」を耳にして
「そこにいますよ」なんて教えてあげちゃったり・・
さあ行くよ〜〜 
アカグツ〜フォト〜〜

突然泳ぎだしたり・・・

後ろ姿の素敵なあなた

部位も撮影してみた


▲ヤマドリ

エキジットにまたタイミング悪く、ふた波が私を押し寄せ あ〜〜また靭帯痛める〜〜
転げまわるよ〜〜と覚悟すると

自分が動きません・・・

はて??

なんとバディさん、私のヘッドを掴んでくれて動かないようにロープで維持
あんなに細い体ででぶっちょの私を・・・
男性の力ってやっぱり凄いですね

しかも 今日はアルミで荷重ウエイト過ぎて、地面から背負う気に成れず
タンク背負うのに補助して頂いちゃいました
感謝 感謝

アカグツ ハオコゼ アナハゼ ヤマドリ 
クロモ キイロウミウシ




2本目 ロープ〜右 転石と砂地の際〜 砂地〜沖 航路の境〜


アカグツも堪能してしまったので、ウミウシダイビングをしようとブリーフィング
さらにクサハゼ狙い

ロープ降りて先ほどのグツの生息地を覗けど 姿なし
ダイバーのかけらも無く、どうしたものか

エキジット後聞けば、ダイバーの方が到着するとグツは突然水面に浮上しあっと言う間に姿消した様子

1本目に堪能しておいてなんてラッキーだったことか

コウイカ アオリイカの子供 セイテンヒラメ 等をみて、右に転石を見ながら砂地との際を進み
クサハゼと思い立ち 砂地を徘徊


▲ヒフキヨウジ

▲ワニゴチの子
砂地のあちらこちらにワニゴチの子
底物好きとしては、またセルフの楽しいポイントを発見した気持ち・・・


そしてクルクル〜〜とクサハゼ探して砂地を周ると。。。 
あれ 転石の棚が無い
今砂地のどこら辺  さっぱり分からず

少々移動してみても水深が変わらず。。。どちらが陸方向か

バディさんがあちらに行こうと支持  分かっているのだろうと着いていくが
そろそろエアもやばい様子

ん〜〜50 40くらいでまだまだ水深16〜17M 
そして方向分からず
更に 砂地からヒモムシのようななが〜〜い生物が出ていて ライトを向けると動きが留まり
夜行性とさっするが、、、エア30に

あ〜〜 これ、以前のメガネウオを海洋公園で見た時と同じ状態ね と覚悟

ここで浮上だわ〜〜〜
またも やっちまった〜〜〜 感

先ほどから透明度上がった〜と思っていたわけね
沖まで来ている様子

バディさん、見てくるから待っていて と合図
降りてきてくれるが、進路が今一不明。。。

どうせ水面移動なのだからもう少し粘ろうかと思いつつ、流石に30でどのくらい沖か位置が分からず
浮力確保できるエアは温存して置いた方が良いだろうと 2人水深を上げる

アルミでもうエア切れ寸前だと浮力が〜〜 エアを抜いても抜いても浮き上がる
こらえてこらえて。。。あえなく浮上

ここは何処

エントリー口を探すと遥か彼方 行き交う船の方が近いんですけど・・・
湾と航路の境くらいに出た様子  沖に向かって泳いだのか
遠い 遠い 陸よ〜〜

あ〜ん  
顔突っ込んで正面から水面移動 仕方が無いよね・・・
バディ潜水は責任はお互い


打ち合わせ時に「水面移動は嫌いなんですけど」「引っ張っていくから大丈夫」が現実に。。
「ごめん」と言うバディに「これくらいは大丈夫 前にも上がったことあるから」と
自慢にならない会話。。。

勿論自力で泳ぎますよ

途中疲れて背泳ぎ 
ドライに足もつり。。。
しっかし あ〜〜 日々山登っていて良かったあ

これくらいの水面移動なら平気と思えるほどの 足の快活さ
「アカグツみたのだからこのくらい・・・」と思えるところが笑える・・・

無事にエキジ〜
ほんと 経験を重ねるってこういうこと 笑

スミゾメ コモン2個体
セイテンヒラメ ワニゴチ ヒフキヨウジ サツマカサゴ コウイカ アオリイカ マアジ群 イチオンジハゼ