大瀬崎ダイビング
omiのダイビング史
BF《ししょう》が”ネコザメ”と”ダンゴウオ”を見たことが無いと言う事で、早川でネコザメ、福浦でダンゴウオ狙い計画
愛知から来てくれるので我が家宿泊
福浦ガイドならやはり 【《まっつん》でしょう】 とお願い
ししょう、まっつん、夫が揃うなら 【これは飲み会でしょう 】 とまっつんも宿泊にお誘い
ハナハゼさんも欠かせないわとお誘いしたけれど、お仕事にて確定できず
不参加とメールを頂いた中、当日食事会の為に 『きんめ を届けに来てくれるという大ハプニング

海は と言えば週末天候荒れ模様  
早川shopでOPENは当日早朝まで不明と言われ 大瀬崎に変更
また翌日福浦の海況の悪さ予想に、IOPへとポイント変更
チョイマニアックなダイビングポイント連日予定が、伊豆2大?ポイントを抑えるダイビングとなり




2012年03月31日

AM8時現地SHOP大瀬館集合 自宅をAM5:30出発 7時ごろには伊豆西海岸を目にできる
悪天候予想に、太陽まで出ている

8時ししょう達が到着頃には細かい雨が斜めに吹き付けてくる

ししょう、神ちゃん、夫と私  
3人でポイント相談 
前日に外海にてマンボウ情報<はごろもさんログ>
外から先端でマンボウ見たことがある人の話題を振りつつ、やはり2本湾内に決定

親切なSHOPさんの色々な情報に久しぶりの大瀬崎と透明度3〜5m
セルフの経験が少ない自分達
一度では無理だろうと1本目はオオウミウマと小さなカエルアンコウ狙い

 ブリーフィング〜
@Shop前 ブイ下深度11mまで沖へ降り、進路を左(北側)に振り、神社を当て、左(岸側)に振ったところにオオウミウマ
A神社から先に更に左に進むとロープが3つに分かれ そのどれかにちび黄色カエルアンコウ

最初の神社でさえたどり着けるか怪しい
「そこに見えるブイ下降りたらどこに当たりますか?」 最初の潜降りる場所でさえあやふやな地形の抑さえ方だったり・・
ロストしないように細かくチェックし合おうね? ロストしたら探さず各々楽しんで上がろうね・・等と念入りにブリーフィング
ロストを考え、潜降前にしっかりゲージだけ合わせお互いに確認



1本目 湾内
潜降海はバスクリ〜ン
11mまで落ちると直ぐに ししょうがダイナンか  をみつけ教えてくれる
が・・うなづいてついカメラを上げると私のカメラにはライトが付いているので
すぐに引っ込ませてしまう〜
ごめんね〜
この癖を直さないと  と思いつつ ついカメラを直ぐに向けてしまうのよね・・

11m深度ダイコンを見たのに横のロープが無い・・
ロープがあると聞いたような 気がした自分
しかし本当はロープなんて無い
もうここだけでshopの人の言葉を忘れている

深度多少上げ下げしながら1本のロープが見えてしまったので行き過ぎたか〜
と思うと右沖側に神社〜
あぁ〜神社に来れたよ〜 と安堵感
ここから深度を上げるのだと思い手分けして探し出す 
直ぐにししょうが オオウミウマ発見

証拠だけに終わってしまった

ミラーレスをしっかり見せて貰おうとししょうを観察 
ピントがなかなか難しいらしいししょう
後ろからレンズを覗いていると画面をしっかり切替え、細かいブロックで写しだし目の位置にピンが行くようにコマを動かしている
流石だ〜と勉強になる

全開SHOPさんツアーでもうまく撮れなかったオオウミウマ
今回も同じく全く顔が撮れず
っていうか 私ここに少し前にここに来ているって事よね  と確認
あまりの地形の分からなさに自分に笑え

ししょうはコウベダルマカレイもみつけ、更に神社↓覗いて何も居ないわねと流したところに小さな ウシノシタを3匹も見つけてる

効き目の良さにもうびっくり  やっぱりししょうって凄いかも〜
ししょうと友達で良かったあ・・・なんでししょうは私と友達で居てくれるのかしら と思った瞬間でした

更に先に進みロープを見つけ 各々にちびカエルを探す
私チョイ深度落としてオキゴンベをみつけ とりあえずベルを鳴らしてみるが 皆気付かず 
新しいホーンもまるで役に立たない

すると3人が一か所にまとまりフラッシュが焚かれ始めるのでカエルアンコウを見つけたのだろうと悟る。。が
順番だと思いオキゴンベに粘ってみる
さてと深度を上げ始めると沖に向けてダイバーが今までに無い速さで泳ぎだす
むむむ 何か見つけたか
フラッシュライト に<神ちゃんよね〜>と思い、着いていく  深度18m。。。
ビーナスにたどり着き 何かを示唆する人を覗いて顔を確認すると 神ちゃんじゃない
しかも女性で 相手もびっくり  <貴女間違えちゃった?>と言っている

あぎゃ〜 ロストされちゃった

って自らロストに走った場合 ロストされたと言うべきか  3人をロストしたと言うべきか  悩む
ましてや途中で2人 と気が付き <ヘタレの夫は一人で帰っちゃったのね〜> と勝手に思い込んでいた

ありゃりゃ
ロストの時は各々で帰ると打ち合わせしていて良かった
こうなれば一人で遊んで帰ろう と深度を上げて行くと トゲカナガシラ2個体

ロストされながら、証拠にみせてあげようと動画 などを撮る そんな場合か


はてさて  ししょう達のいつものダイビングタイム を聞いておくのを忘れ
サツマカサゴ
60分をみて 流石に70分は悪いだろうと減圧停止を行いつつエキジット
水面に顔をひょこんと上げるとちょい北に流れていたのでSHOPに合わせながら斜め移動

上がると〜 ししょうがビーチから駆けつけてくれる
「ごめんね カナガシラと遊んできちゃったよ〜」悪いなあと思いつつも私

しかし流石 ししょう達 ちびカエルアンコウ ヨウジウオ ゴチ系? 巨大イセエビ等をみてきたらしい
やっぱりロストはいかんね
反省です

 ブリーフィング〜 夫リタイヤ 3人で
湾内南側の見どころが無いらしく また沖に向かってもこれと言うものは無さそう
2本目はケーソンから右(南)にくさりをたどり、ブイの着いているロープを見つけたら深度を7mまで上げ5m程もどり
@大きな石縁に3つ置かれた石のところに茶のちびカエルアンコウ 
Aそこから南へ行くと大きな茶のカエルアンコウ
B深場に行っても何も居ないとの事でまたケーソンまで戻り、 我儘に神ちゃんに先ほどみたちびカエルアンコウをおねだり
Cそして更に北へ進んでカナガシラあたりをみようとブリーフィング


インターバル中 私は手袋片方無くしただの 
ししょうは一つのストロボセッティングがぐらつき、一つを外したり
雨も風も 強くなってきつつ


2本目 湾内
水面バシャバシャ
シュノーケルが苦手な私は背面移動
左手でシュノーケル先を上げど水が入ってきて飲み込んでむせる〜
く・・・く・・・ぐるじい〜〜
私だけこんなに苦しいのか
後で聞くと皆同じだったようで
どうも自分だけ苦しいと思ってしまう節がある 水やっぱり苦手かも

くさりを辿り、ブイのロープまで見事に到着 まあこれくらいは普通でしょうけれど。。(爆)
深度を7mまで上げようとするとししょうがもっと浅場に〜
あれ〜〜と思い振り返ると
流石 神ちゃん こっち  と深場を示唆
神ちゃんは聞いていないようで、一番いろんなことをしっかり聞いていると思う 若さもあるのかな
私は分かるように、しつこく何度も聞く割にすぐに右から左に抜ける  年だなぁ〜と感じる

これ  と場所を知っていたかのように神ちゃんが丸く描く
みると 20cm位の石ひと縁に3つの石が置かれている  

これだあ〜  こんなに小さい石とは思わず 水中で見て20cm程度なのだからかなり小さいと思う目標物
しっかし凄い狭い範囲 ちょい覗いて姿が見えないと思い周囲を探していると
神ちゃんしっかり ちびカエルアンコウ発見

神ちゃん凄いよ〜

3人なので 撮り放題
難しい位置にいるとあり 二人も苦戦しているように首を傾げている
良かったあ〜 何度も交互にカメラを差し出す
濃い茶と透明度と周りの環境でなかなか難しい〜〜
お互いにもう  と確認し合い 南へ流す

そこにイシヨウジ発見
後にも先にも自分で見つけられたヒットはこれくらい
後はほとんど見つけて貰った

南へ流しだし 大きなカエルアンコウとは聞いたものの 果たしてどの程度まで進むべきか
どんな地形に居るのかを聞かなかったと悟る
どんなに大きくてもこの透明度
ちょいと外すと難しいと思う
少し下の地形がゴツゴツした石に感じ出したころ ししょうが声を発し、ベルを鳴らす
巨大カエルアンコウ
ししょうも神ちゃんも凄すぎる

あぁ〜 この二人と居たらほんと現地ガイド要らないわ〜
夫と二人なら見つけられなかっただろうと感激

これもまた3人なので撮り放題 カエルアンコウはブホブホ歩き始めていたり
ここで30分は経過

ケーソンまで戻り ロープまで行きつけるのか?と思う
ケーソン過ぎて浅場 大きな貝を巣穴に入れようとしているタコを発見
タコは餌を取られまいと威嚇してくる
神ちゃん ツボに嵌ったのかタコとかなり戯れている

先に行こうと促すと しっかり神ちゃん深場に移動
これは1本目で私だけ逃した ちびカエルアンコウを探しに行ってくれるのだと理解
忘れないで居てくれたことに大感激
しっかり着いていく
と。。。ロープ 少し探しただけで神ちゃん あっさり 示唆 してくれる
先ほど撮ったからとみえ、ししょうはふらふらと時間をつぶしてくれている
私一人撮り放題?  しばし粘らせてもらう
更に先 さきほどカナガシラをみた辺りに進もうと進路を切るが何の気配も無く


ししょうの合図に深度を上げ始めると  カナガシラ
やったあ〜 やっぱり居たわ〜と思っていると私の足の下の方から ブホブホブホ〜と気配
もう1匹のカナガシラかと思えば キビレミシマ

カナガシラ尾と頭の位置が逆といえど、カナガシラと並んでる〜
こんなツーショットは無いとシャッターを切りたかったが呆然としてしまう

サウスレイテまで見に行ったミシマオコゼだったり
愛しのあなた  あなたは何者ですか

ミシマオコゼ種と分かりながら キビレなのか  何とも分からず
とにかく泳いでいるミシマオコゼ種に後を追う
すると〜 ぶくぶく〜と砂に沈み込む
おぉ〜 やったあ 撮り放題
エアも確認すると十分 まだまだ粘れそう

ししょうが手で仰いで砂をどける
わたしも神ちゃんも真似てやってみると 余計に砂が積る

で・・手を出さないことにきめる
ししょうがまた仰いでくれ
フォトを撮る
また仰ぐと砂から出  泳ぐ 泳ぐ ミシマオコゼちゃん 深場に移動   
もうダメかあ〜  と焦ると 深場でまたぶくぶく砂に潜る
今度は目だけをぎょろり と出して
一度見つけたものの追跡目は見逃さず
神ちゃんにここと示唆 ししょうも降りてきてまた仰いでくれる
また3人撮り放題

decoも心配〜 と
ちょい短めに 上がろうとお互いに合図

安全停止後エキジット

するとビーチが
横殴りの豪風雨
雨が顔に当たって痛くて正面をみて歩けず
顔を下に向けたり後ろ向いたり
シートは捲りあがり、ちょっと開けた器材入れのケース蓋はぶっとび割れ、物凄いことに・・・
器材も洗えず シャワーも浴びれず
えらいこっちゃになっていました

それにしても
shopさんで入手した生物情報
オオウミウマ、黄色のちびカエルアンコウ、 茶のちびカエルアンコウ、巨大カエルアンコウ 
全制覇  凄い〜
プラスで ウシノシタ カナガシラ なんと言っても感動したのは キビレミシマ
二人の目の良さに感激 大満足  褒めると
ししょうは「たまたまだよ」なんて謙遜
そんなししょうの姿勢も本当に大好きである

「何でそんなに見つけられるの  匂いでもするの 」とおバカな質問を投げかけると
『地元shopで行くから生物を探すことに期待できず、連れて行って貰って<自分達で探す>と言う癖が付いているから』
と教えてくれた

なるほど〜〜

自分は今まで『現地ガイドに尽きる 』と思ってきた
あくまでも<見せて貰う>と言う立場からの目線
良いガイドを探して、目利きの居そうなshopを探し、ログをチェック
生物を探すのがうまいガイドをリクエストしてしまうスタイルを選択

故に全く目が肥えてない

レジャーだと考えていたからそれはそれで良いのだけれど
本気さに欠けていた気がしました

かと言ってこの先年をとるばかり
目が効いてくるとは思えないけれど そういう考え方があると言う事をまたひとつ勉強しました

凄い ししょうと神ちゃん
お友達で居てくれてありがとう

あぁ〜 めちゃめちゃ ラッキー 大満足の大瀬崎でした

こんな失敗フォトがエキジット後 ヒレの色から
『キビレ』である事を確信できる
ししょうが 「omiさんこれ大事」と言ってくれる


nightの部

翌日の福浦に向けてまっつんも夕刻から我が家へ

するとハナハゼさんまで「キンメ 」を持って駆け付けてくれ
豪華なメンバーと食事となり〜〜
楽しい時
まっつんのマンタ動画
海話 尽きず
まっつんが今まで買えなかったかりんとう饅頭を持参してくれた
これがまた凄く美味しく

殿が選択した焼酎もなかなか口当たりが良かったよう