初の沖縄本島 慶良間&美ら海水族館が目的  
海外は行きながらも逃していた沖縄  それだけに期待の沖縄
常夏前の海  熱い陽射  温かい水温  コバルトブルーエメラルドグリーンの海  を夢想
ところが那覇到着アナウンスの空から見た海色は伊豆と変わらない  
ドアが開いて飛び出すと外は寒い  本州と変わらない景色
常夏想像に少々がっかり
  
2008年04月25日
ダイビング初日 1本目      夫ロスト事件
車中でサインを済ませ直接船に乗り込む 船はスタッフ含めて20人程溢れていた
「omiさんはSイントラです 器材は61番ですので間違えないで下さい」の確認で出航
過去の船では楽しそうな挨拶があり「これから慶良間に向けて出航します ポイントまでは○分くらいで到着します器材は・・・」
等々説明があるものだが出航してからしばらくしても何も無いので、私達の方からどこに向かっているのか
到着予定時刻等を聞き、器材はセッティングが終了しているのか確認し、波が落ち着いた頃にフロートやライトをBCに装着させた

夫は「普通ポイント何処に向けて進んでいるのか? ポイントまでの所要時間等説明あるよな」
   「これでは自分が何処に行くのかさっぱり分からない」
と洩らしていた  
「予定通り慶良間に向かいます ポイントは海を見て決めます」くらいは説明が欲しいと感じていた

ポイントに到着すると「omiさん 器材番号間違えました  43番使ってください」と同時にポイント名とコブシメ狙いと説明
「準備できた方から潜降して下さい 下集合です」とGOサインが出された
セッティングからやり直している人が居る中、いきなりGOサインは無いのでは
 
ここで焦るといけない・・・  落ち着いてホーン・フロート・カレントフック等を付け直す・・・
私達の経験本数から上級者クラスに分けられ 同グループの人はもう潜降を始めている  
潜降 案の定 降りていけない なんで潜降下手なのかしら  
「BCからエア抜いてください」と言われるが抜けず イントラがホースを振るとドッとエアが抜け無事に潜降

潜降出遅れ、降りた時にはイントラはガンガン先を泳いでいる イントラはジェットフィンなのでとにかく早い  
私は夫を振り返り確認しつつ進む 
途中夫のレギがタンクに当り「大丈夫 」と確認する  「なんでもない 」と手を振ったように思えた 
前方の人達は根一つ先を振り向きもせずどんどん泳ぎ進んでいた

透明度は良い 向こうの根が見える それを目標にとにかくあそこまでたどり着けば良いと言い聞かせ前だけを見て必死に泳ぐ
泳ぎが苦手な自分は、自分さえ泳げればなんとかなるのだと思っていた
途中小さな根・・やっとたどり着き、振り替えると尽きてきている筈の夫の姿は無く   ま・・・まさか
上下、360度確認 してもいない
しまった  ロストした       

はるか向こうの次の根にたどり着いているイントラが引き返す  バディ はと聞く 「分からない 」と私は応えた
イントラは私達を残し引き返し暫くして戻り、夫は船に引き返したと告げた 
高血圧なので心臓発作でも起していたらどうしようかと不安が過ぎったが船に一人で引き返したと聞いて安堵
イントラは私に「OK 」と聞く  私までここから戻ったら他の人のダイビングがダメになってしまう 私は とサインを出した

やっとコブシメポイントに到着したよう
ぐるりと周るので私も反対側に周り写真を撮ると他の人の姿は何処にもなく、
他の2チームが混ざり自分のチームが何処にいるのか分からなくなった 
遠くを見ると砂地に降りているグループが居たのでそれだろうと近づくとイントラも迎えに来ていた 
普通は移動する時はタンクを鳴らしてあちらに行くとか合図があり全員の意思が確認できてから移動では無いのか  

とにかくイントラの後をひたすら泳ぐだけのダイビングとなった    離れたら何処に移動されるのか不明  
景色や生物を楽しんでいる余裕など無い
イントラは一眼のバカデカイカメラを所持 自分が一番に発見した生物に近づき、跨ぎ、写真を撮る
生物を見つけたタンクの音など全く無い  写真を撮っている姿を見て近寄ってもずっと場所をどかずイントラ一人で激写  
ショップのログ写真がどおりで綺麗なわけだ お客より自分優先  ビデオを撮ってもイントラが邪魔をする
自分が写真を撮り終えたら移動  皆が着いてきているか振り返ることも無い  
残圧の確認も途中のOKサインの確認も全く無かった
最低最悪のイントラガイド だと思う

ガイドは海案内が仕事と言われればそれまでかもしれないが、過去お世話になったイントラさん達はお客優先の自覚があった
イントラはロストしたことに「大丈夫ですか 」の一言も無く、コブシメに逢えなかった事だけを謝っていた
「他のチームが荒らした後 荒らした後に周ってしまったようで・・・」と言い訳 
一緒に潜っていた一人も「一人ジェットフィンだからさっさと先に行って。。」と洩らしていた
他チームで上がってきたOW女性二人も具合が悪くなり固まっていた 
ログ付けの際には、「どうしても○○まで行きたかった 二人はエアがあったのでAさんにはちょっと我慢して貰いました」
と一人の人に告げていた  エアの我慢って  
こんなファンダイビングってあるのだろうか?

夫がロストされたからと文句を言うつもりも無い 
・・・・・がきちんとしている性格の夫は船の上から多数の不安を感じそれがストレスとなったらしい
夫は泳ぎも達者 息継ぎをしないでどれくらい潜れるのかと思うほどだ 
そんな人が心臓バクバクで鼓動が止まらなくなったから危ないと思い私に知らせて一人で船に戻ったと言う
お互いのサインの確認の相違もあった 
「ホーンを鳴らしたら良かったのに」と言ったがそんな余裕は無かったらしい  
あまりにも先を泳がれたので着いていけないと迷惑かけると思い船がわかる段階で引き返したらしい

今回のダイビングで「どんなに泳げる人でも不安は起きるものだ」」と実感 
バディはもう少しマメにチェックをしようと肝に銘じ 私達にはゆっくりダイビングがお似合いなのだと痛感させられた

2008年4月25日
1本目 ナカノシマコーラル
ドボン  ジャイアントで飛び出した 海は冷たい このまま40分くらい耐えられるだろうか
泳ぎだしたら寒さはどこかに吹き飛んだ
透明度が冷たさを忘れさせてくれる  残念ながら珊瑚珊瑚とは異なる岩と砂の地形
それでも岩から覗き込んだ砂地の鮮明な白   引き込まれそう
魚影も海洋公園の方が濃いくらい バディを失ったダイビングはやっぱりつまらない・・・

トゲチョウチョウウオ オジサン ヤマブキベラ カンモンハタ クロユリハゼ クマザサハナムロ群

こんな系好きだわ〜 でも何かさっぱりわからず ベラ種か

クロユリハゼ群   根上を過ぎ行く群には感動

2本目 渡嘉敷島 浦
ツバメウオとネムリブカを目差す 石垣島でみた大群が思い出される
先程はなんだったのかと思うほどバディの泳ぎは安定 一番底を落ち着いて泳いでいたのでゆっくり観賞
ツバメウオは潜降同時にお出迎え その数はなんとなく寂しい 
初のチギレフシエラガイ  初物はやはり感激   ムラサキウミコチョウも大
20cm程の巨大ムカデミノウミウシ 移動 が早い早い これにはビックリ

ソライロイボウミウシ クラカケエビス コイボウミウシ  
3本目は1本目の5倍は泳ぐと聞かされ 多分お断りの意図だと思い、こちらから遠慮した
ツバメウオ群

ムラサキウミコチョウ チギレフシエラガイ
コールマンウミウシ