2014年03月25日

1本目 Ship Wreck
 

毎度「何を見たいか?」とリクエストを聞かれる
超超マクロ連日3日目に、いっそカメとかサメとか言ってみようかとバディと笑う

何を見たいと言われても、エビ種、ウミウシ種をみてしまい、何処に何がいるのか情報を所持していない
昨日同様カンムリブダイより、違うものをとピグミーをリクエスト
デニスは探して外れることが多く時間ばかりかかるだけらしいので普通のピグミーに

少し泳ぐ 水深も深いと聞き、朝一狙い
泳いで砂地を渡ったオレンジウチワをみて数秒でBUDIが示唆
こんな早く見つかるの
半信半疑に覗くとオレンジピグミー ウチワ表裏に2個体
バディと別れて撮影

しっかしこれまた難しい~


少し離れた紫ウチワに移動
今度はピンクのピグミー しかも手前と奥に2個体並んでいる
ベストショットの筈が、向きをくるくる返るピグミーにシャッターチャンスが難しい
あっと思うと、どうしても実視優先となってしまう自分のトロイ性格

▲ピンクの2個体 ピグミーシーホース

▲シンデレラウミウシ

ピグミーを撮り終えると沈潜へ
するとカンムリブダイ群れが今日は上から下へと階段の棚のように並んでいる
暗いのでワイドで引きで撮れないのが残念
その景色には圧倒される

そんな中1匹のブダイがホンソメワケベラにクリーニングされている姿

先端から少し外に出ると向こうから巨大なナポレオン
カンムリブダイにナポレオンのコラボなんて凄くない
TG-2の動画も青くて今一
S100で撮れば良かったかと後悔・・.
ピグミーシーホース カンムリブダイ棚 ナポレオン シンデレラウミウシ
 





2本目 コーラルガーデン

「何見たい」と聞かれて『ワレカラ』と
いっぱいいるじゃないと笑われても どれがどれだかさっぱりわからず
皆草にみえるよ
大きなのを2個体教えて貰えたけれど収められたのは1個体
45mmはきつい海
後から訪問された方は100mmレンズ
そんな海です


▲バイオレットボクサーシュリンプ

▲ベンテンコモンエビ

▲バブルコーラルシュリンプ

キタ~~▲ワレカラ

やっと普通種~ でもこれはこれでマクロにはきついです

▲ハダカハオコゼ

▲アオノメハタ
ヒブサミノ キイロイボ コイボ
ワレカラ バイオレットボクサーシュリンプ アカシマシラヒゲエビ ベンテンコモンエビ バブルコーラルシュリンプ
オニカサゴ モンハナシャコ コクテンフグ アオノメハタ ハダカハオコゼ アミメフエダイ
  ニジハギ ヤンセンニシキベラ
 


3本目 P・S(プラセガラ)左

「何をみたい?」と毎度聞かれ、
毎度カエルアンコウモドキとツノカサゴと答えるが
モドキはガイドでさえ1度しか見たことが無いそうで。。

何につけても
「探さないと居るけれど、探すといない」
が口癖になり 皆で合唱

再度タルマワシ狙い
また少し泳ぐと言われ、上に水深保ちながらガイドを追う
さっそくホヤの上にタルマワシ 2個体ついてる~
逃げないうちにどうにか2匹を一つの画像内で収めたいと必死
マクロレンズ、一ケ所しかピンが来ないので難しい
パープルのホヤに黒と透明のタルマワシ 色が綺麗に生える素晴らしい景色

▲バブルコーラルシュリンプ

▲アカフチリュウグウウミウシ


キタ~~ こんな背中の房の子 みた経験が無いので感動 しかも自分で見つけた
が・・・名前不明


▲カニ

▲ハダカハオコゼ
真っ黒なハダカハオコゼを見たのは初めて 大興奮
目の前に岩で撮りにくい場所にいたけれど 頑張り

なぜか中央だけ曇るカメラ
シリカゲルの入れる場所は無し
部屋を冷やしてセッティングしているのになあ・・・
アカフチリュウグウ タルマワシ バブルコーラルシュリンプ 
黒?ハダカハオコゼ 
 


4本目  P・S(プラセガラ)

2本続けてP・Sに潜ろうと言うBUDI
現地ガイドのTobaさんも押すP・S
何をみせてくれるのかと思っていると今までとは異なるウミウシ種類


▲ツノザヤウミウシ
撮影しているときはツノザヤさえレア種の何かと思ってしまう

▲ウミウシ
2cm程ある大きな子
ブルーの色が妖艶に綺麗に底を這う
ミドリ?サガミ?  どのリュウグウでも無いようで  
帰宅してからの名前探しに頭が痛い

▲ユビウミウシ

▲ワグシミノウミウシ キテル~~ミノの丸い形の子

▲ウミウシ

▲カイメンウミウシ辺り?

▲カニ

▲カエルアンコウ
コバンザメ カエルアンコウ ニシキフウライウオ ミジンベニハゼ
ユビ ツノザヤ ワグシミノ 
 




5本目 コーラルガーデン

さあ明るい陽の最終ダイビング
浅場で普通のお魚を見ようとブリーフィング
最大水深20mって 浅くないし。。。 
ナイトロックスだから 大丈夫 大丈夫
疲れない~と 毎度連呼

透明度30mオーバー ブルーの抜けている海が気持ち良い
浅瀬を泳ぐヨスジフエダイの黄色が綺麗

▲ヨスジフエダイ群

こんなところに
コロールアネモネシュリンプ
良く撮れたためしがないので少々粘って撮ってみる
正面顔の目も見られてかなり良いんじゃない  わたしなりに


▲コロールアネモネシュリンプ

▲イソギンチャクエビ

▲ウミウシ

背びれが1本しゅんと立っているハゼ
これは珍しいかも?と収めてみる
それとも背びれが切れちゃっただけなのか? あ~不明


▲ハゼ


つるんとしたお顔のこの子はなんでしょう? ハナダイギンポ?カエルウオ??


大興奮して私達を呼ぶBUDI
私も2度目のキタ~~タツウミヤッコ

BUDIが興奮しているだけに余程珍しいのだろう  3枚up~
エキジット後「何ていう名前なの?」と聞かれ、「タツウミヤッコ」と答えると少々難しそうだった
動画も少しだけ収めてみる 総集編に載せる

▲タツウミヤッコ

▲クビアカハゼ  
エビと一緒に撮れたので載せてみた



エキジットももうすぐかと思われたころBUDIが魚群れを示唆
綺麗とうっとり眺めながら動画でも撮ろうかとカメラを探せど。。。
ぶらんぶらん揺れる個体が見つからない
左紐辺りからぶら下がっているものが多くてこんがらかり、どうも使い勝手が良くない

バディを叩いて「私のカメラある」と聞いてみる
するとバディが「無い」と言うようなそぶり
紐に手をやればフックは着いている 本体は何処に

そろそろ上がろうかと言う合図をしに来るBUDIにカメラが無いと合図
先ほどいた場所まで、猛突進で戻るBUDI

岩の下からカメラを拾い上げて戻ってきてくれる

ありがとうBUDI ~~ 良く場所が分かったと感心させられた一幕

しかしフックから離れてしまってはどうにもならないカメラ
色もブルーが濃く 動画も今一な感じ。。。
ワイドでマクロも写せるしっかりしたコンデジ(無理な願い?) 欲しいよ~~
 
ハナヒゲウツボ ヨスジフエダイ タツウミヤッコ
コロールアネモネシュリンプ
 




6本目 Ship Wreck ナイトダイビング 

最終ダイビング
コンデジは置いて行こうと思うと、カンムリブダイが居るから持って行きなとアドバイス
また無くしたら。。。としょげていると、自分が居るから大丈夫と言ってくれるBUDI
超優しい~~

最後の〆に“ユキンコボウシガニ”と”シマクダリボウズギスモドキ”をリクエスト
(まだするんかい
シマクダリボウズギスモドキの居場所を知っているガイドも一緒に
船内にいるので頭に気を付けて  と


▲ツノメヤドリエビ

▲オリズルエビ
最後に見られて感激
これもリクエストに印刷しておいたエビ種


▲Lomanotus sp顔が牛~
これも名前が分からずFB「44の海の談話室」投稿より回答頂く
「ロマノータスの1種ということで。近似の種はいくつかありますが、本種の特徴は背面縁に丸い中央部が突起するちいさないぼいぼが並ぶことと考えています」と
回答頂いても良くわからず。。。深い~~~ 


▲エビ

▲ユキンコボウシガニ
沖永良部等で幾度か遭遇していたが、全くうまく撮れたためしが無い、縁の無かった子
正面からしっかり、目まで収められてhappy

バンザイ 君に会えてよかった このまま ずっと ずっと
君とは・・・ユキンコとLEICAレンズを指します  大馬鹿

▲ウミウシ

いよいよ船内に入って ”探す 探す” BUDIの口癖
真っ暗な中足場も頭も危ない感じ
船内の一部の窪みのような中を皆で探し回るが見つからず
もうダメかと諦めかけた瞬間、BUDIが示唆
狭い窪みを行ったり来たりあれだけ探したのに、窪み端上に1匹ぽつんと存在

船の壁に追い込んだが、すいすいと頭の向きをかえる
最後はまたカンムリブダイを見て終了


▲シマクダリボウズギスモドキ

▲カエルアンコウ
ツノメヤドリエビ オリズルエビ
ハナヒゲウツボ ヨスジフエダイ

1日目4本、2~3日目6本 合計16本 無制限ビーチダイビングを終えた

「勢い」とバディと口にしつつ、水着を着替える暇もなく

ポイントで見たものさえも整理付けられず、インターバルはひたすら身体を休め
最後は自分は海の生物だったかと思うほど 水の中にいる時間の方が長く思えてきたり

繰り返される水中浸りに身体の冷えを心配して3mmとフードベストを持参
これが功を成し、ずっと着用
最終日には昼でもこれでも寒く感じる瞬間もあり
最近冷えに弱いです
ガヤ対策に薄いフードも着用

初日うっかりブーツとウエットの隙間が空いた肌がガヤに当たる
数か所腫れ上がり膿んでいる
敏感肌の為やはりフードも必須

これからはリゾートも5mmかなあ~・・

毎回ダイビングが終わると「何見たい?」と聞いてくれる
遠慮なくどんどん言える

すると「さがす さがす」  「仕事 仕事」と合言葉のような返事が繰り返される
日本語が上手なガイドと親切なガイドには大満足