めざせラジャアンパット クリエコリゾートへ 
イリアンジャヤ(Irian Jaya)  インドネシア領の北西側に位置 
ニューギニア島の西半分で、なんと西パプア州  
PNGはワリンディ・ポートモレスビーと毎度海候補に上がり
島の東西かあ〜〜・・・と眺める
7月マリンダイビングフェアで¥10,000割引リゾート泊のツアー情報を頂く
仕事の休暇上、リゾート泊の10日間を8日間に短縮交渉
ボートチャーターにて予定が組める  
元のツアー代金と比べるとそう変わらず  
早速とりあえず申し込んでしまう
それにしても 遠い〜〜〜 
丸2日移動しても潜れず 
1日目ジャカルタまで移動
2日目国内線乗り継いで 
更に車 更に船で2時間半とか・・・  
飛行機 飛行機 飛行機 車 船
英語ならぬインドネシア語 
この時期に日本人も居ないでしょうね
旅行会社に数々質問を問い合わせても返事も無く、
電話では「行った事がある人が少ないので」と疑心暗鬼な回答
旅行会社でさえあまり情報を掴んで居なさそうな雰囲気 
アリアリ 
 エアコンもねぇ シャワーもねぇ 真水もねぇ トイレも共同
    おら こんな村さ 嫌だ〜 おら こんなリゾートさ・・・ 超暑がりの夫がエアコン無しに果たして耐えられる


旅行代支払い後も止めようかと真剣に悩む  されど僻地は【動ける今しかない】  
 【カンタンにはイケナイ】  そう考えると固有種生物が尚更愛しく思えてくる
上げ下げ揺れる乙女



そんな時ラジャヤンパット在住のKAKOさんのブログを見つける
思いきってメールを送ってみる 
空路の乗り継ぎ方法、リゾート情報、ダイビング方法など数々の質問に幾度と無く心良く回答頂く
旅行会社からも「調べてみます 聞いてみます」と好意的に返答有り  『行ってみよう』と決意
一番は夫の後押し 「行きたいと思うなら行けばいいでしょ どうにかなる
「英語は俺に任せて」「ここ go〜」って言えば通じるよ って それ 日本語ですから・・・


狙いはタッスルドウービーゴン(アラフラオオセ)Eucrossorhinus dasypogon 
          ラジャエポレットシャーク(ウォーキングシャーク)Hemiscylium freycineti
ラジャアンパッドの海はハードコーラル541種以上、リーフフィッシュ1414種(2011年5月)
珊瑚礁から泥地、大物からマクロまで狙えそうな海
海流の合流点文句に、あわよくばガラパゴスを想像

ラジャの海は2011年春 BSテレビでも紹介 何気に夫に見せ、行きたい気持ちを誘う

【広く海岸に接したサンゴ礁や、急に深くなる海、栄養たっぷりの湧昇流が上がってくる入り江
海底の砂地やマングローブの林など、すべてが昔からほぼ手つかずのまま】
【旅行会社のポスターに載るような明るくきらめく海ではない
海中はサンゴ礁の繁殖に欠かせないプランクトンがいっぱいで、濁って見通しが悪いことが多い
洗濯機の中に潜っているかと思うほど流れは激しく、そのなかを生きものたちが乱れ舞う】

こんなコメントが連なるラジャアンパット 果たしてどんな海なのか 夢想が広がる〜〜

髪ゴワゴワも覚悟  身体ベタベタも覚悟 便秘も覚悟だなあ〜 いざ向かおう ラジャアンパットへ

『ラジャアンパットは、本当に行くのが大変だが秘境と言うだけあってそれ以上の物が得られる』
この言葉を信じて・・


・・・・・・・この区間・・・・・・・・ 実は減圧症ではの疑い発生・・・・・・・・

月あちこちに飛ぶ身体の痺れ感 東海大付属にかけつけチャンバーに入る
診断は減圧症か不明 
4つの病院を駆け巡り 各々に異なる診断を下される
整形外科かと病院通い続ける日々を過ごす

旅行はキャンセルすべきか ひたすら悩み

浅場の浮島から復活ダイビングお試し
次に25m程の深場を潜る 翌日続けて近場潜ると痺れと目眩で夜中に飛び起きる
いよいよ減圧症覚悟するが 翌日は自覚症状は消え
この旅行にはかなりの意気込み
減圧症確実となるかの覚悟の海




ラジャアンパット 往路
2011年10月8日
成田 AM11:50 10分前の時間変更発  フライト時間7時間25分 
7時間のフライトをすんなり受け入れる自分に苦笑
診療所前バス停留場発AM5:45二宮AM6;01大船AM5:57着成田エクスプレス11号成田

飛行機出発3時間前の予定を立てる 夫の立てた予定に<いくらなんでも早すぎやしないか
と思いきや、3連休と言うこともあるのか
成田エクスプレスはほぼ満席 ガルーダインドネシア空港の列は人で溢れている
デンパサールへ向かう受付と同じ サヌールでサーフィンなのか サーフボード持参の姿が目立つ
バリのマンボウも恋しいと想いをかすめる
国籍赤字、不況の風はどこを吹いているのか・・・ こんな時にふと考えさせられる
成田AM9:48発券と荷物預け終了
隣カウンターでビザの発券 一人25
さして美味しいわけでも無いのに離脱時の『蕎麦』ブランチ 毎度行事
ピザと交換で飛行機の中で入国手続完了 ブルーの入国手続きスルーカードを渡される
飛行機から降り、「成田 成田」と叫ぶ声につられ、左端通路に移動 
ブルーカードを手渡し長蛇の列を避けスルー
これはすばらしいシステム ガルーダ航空では「当飛行機のみのサービス」と自慢げに話していた
7時間道中の一番の楽しみは映画 爆笑
X-Men Pirats of the Caribbean  On Stanger Tides Green man 堪能

PM17:30 ジャカルタ空港着 時差−2
1Fに到着 スルーで抜けるとターンテーブルから荷物を降ろす
関税の自動ドア出口外に両替所が立ち並ぶ 
夫が最低利用金額をRPに両替

ジャカルタ空港ターミナル外は、人・タクシー手引き・ネオンでごったがえす
すぐさま夫が「夕食を買おう」と言い出し、fishバーガーを購入  こういう時の夫の行動力の早さには感服
出口隣から再度空港2Fに上がる  中央に「JAKARTA AIRPORT HOTEL」入り口と看板
入り口には荷物検査の台 検査の門を通りホテルへ
「JAKARTA AIRPORT HOTEL」は意外と簡単にみつかった
PM19:30 ホテル着 時差−2
広いBEDにシャワー
このシャワーがこれから数日過ごす間の最後のhootシャワーになるであろうと肌に味わう
フロントにはAM3:00のモーニングコールをお願い 
旅行会社で作成してくれた国内線送りのletterを渡した


2011年10月9日
AM3:00国内線へ ドライバーチップにRP20,000
エクスプレスカウンターに並び国内線のソロン行き片道チケットを貰う
搭乗口までにジャカルタ空港税RP80,000(※以下二人分)支払う

AM5:00(−2時差)定刻通りにジャカルタ発→AM8:00着(−1時差)マッカサル→ソロン着PM12:15
まあ〜時差のややっこしいたらありゃしない
要はジャカルタからマッカサルまで2時間 
何故か?私達だけ一番前のとても広いゆったりした二人用シートが準備されていて気持ちがほころんだ
マッカサルで一度飛行機を降り、受付のような場所で航空券半券をみせ、【Transit】と【通し番号】が書かれた札を貰う
札を持ち先ほど出た隣から搭乗口に入り、また同じ飛行機に乗り込む 乗り継ぎ休止30分
マッカサルからの乗客を拾うようだが、外人さん達がway?と手を広げていた
このカウンター左で「Transit」カード受取
AM8:47(−1時差)マッカサル発
マッカサルからソロンまで3時間15分
国内線の【時間があって無いようなもの】情報、【欠航ブログ】も読み、時刻通り到着にラッキー感
ソロン空港では人間荷物受け取りの面倒臭さ 赤い服のポーターはチップ欲しさに必死
車は空港目の前まで着けられるのではっきりNOと断る
黒色「PAPUA」Tシャツツアーコンダクターのお迎えお姉さん姿にほっと一安心 ここまで来れば間違え無し
ベリーズを思わせる
ソロン空港着PM12:15
港へ車で10分
バンタイプの乗用車が何台もお迎え
着いた港海は緑茶 ギョギギョッ魚魚 こんな海  内心ヒヤヒヤ
船内Lunch box
船からの現地住居気色
私の荷物が一番に荷物船に積まれ、人間は別船に乗船
夫の荷物は乗船した船に乗せられたので「My bag takes another ship
と叫んだが「No problem」と軽くあしらわれた


船でクリエコリゾートへ PM13:50発 PM16:00頃着 2時間  

小型船は屋根はあるがトイレは無い
約2時間航海、手前ソリド島に寄る 
ソリドボートから覗いた海は『これぞ 青』 真っ青の水を通して海底覗け、ツバメ魚数固体がボート底にヒラヒラ 
あまりの透明度の良さに歓喜をあげる
ソリドから5分 写真で幾度もみたリゾート景色が目の前に広がり 
質素中に何かを秘めている気配
降りた港はブル〜〜 桟橋下は珊瑚 珊瑚 珊瑚が広がる
透明度が悪いと聞いていたラジャの想像海色とはまるで異なる

ラジャアンパット 帰路
2011年10月14日
朝食を済ませ、ダイビングマネージャーロッシュがチャーター便を呼んでくれているよう
チャーター便は勿論前日にも確認済み 一足先にリゾートを離れる

AM8:00 船でソロン港?へ 2時間半
 AM10:30着 
海草絡まりエンジン停止。。。まあそんな参時は何度の事か
港に着くと空港までの車が〜〜 無い

国内線出発予定はPM12:00 まあ国内線だから良いけれど
迎えの船
待てども待てども迎えに来ない車に、初めての空港、チケットを手に入れる事、荷物預けの時間を考えると少々焦りだす
チップ欲しさに船から沢山下りた現地人でさえ業を煮やして一人を除いて全員引き上げてしまったほど待たされた
タクシーを呼びようにも呼べるような場所でも無く、車も見当たらず
幸いに一人残ったスタッフが携帯を持っていたことに なんとか連絡は取れていると確認ができた

やっとの事で迎えの車が来てソロン空港へ
ソロン空港に着くと到着時のツアーコンダクターがスタンバイ
一安心
出発は早まりAM11:30と知らされる
ソロン空港 一番右端でエクスプレスのチケットを貰う
後ろのカウンターでソロン空港税RP32,000支払い、搭乗口ロビーへ
搭乗口ロビーにほんの小さなお店が3件 飲み物とスナック菓子 
ラジャアンパットと書かれているのはたった一つ貴重なTしゃつのみ
あ〜 お土産どうしよう・・・ 日常が蘇えるのを振り払う

PM12:30ソロン発
3時間 PM14:30着(−1時差)マッカサル
                   マッカサル発PM15:08→ジャカルタ着PM18:00頃(時差ー2h)

マッカサルでは往路同様、一度機内から降り、カウンターで「Transit」カード受け取り、搭乗口ロビー30分待機
ジャカルタ到着したのは良いものの、国際線乗り継ぎはどうするのか聞いていなかったような気がする
航空会社のお姉さんに尋ねると、黄色のシャトルバスがあると教えてくれる
国内線を出て暫く右へ 
かなり向こうに黄色のバスが見えたがバス停まで到着する頃には出発してしまい
暫くたたずんでいるとブルーのバスが到着
バス運転手さんの方から降りてきて「シャトルバスだよ」と教えてくれ飛び乗る
それにしても先ほどよりかなり高級そうなバス カーテン閉じられ、ブルーのネオンムンムン お色気nightな雰囲気
これは高額費用 と焦ったが無料
昼の道路はメチャメチャ渋滞
乗り継ぎにかなりの時間があるので、渋滞にハラハラすることは無いが、初めての経験は何でも少し緊張
国際線は ターミナル2

国際線タワー入口に並び荷物を検査台に乗せ中へ
やっと雑貨の並ぶ小さなお店を見つける ジャカルタだけど。。。まっ いいか。。。
夫から1時間時間をやると言われ必死
メッチャ可愛い魚の置物 カメの置物が目に飛び込む 
この魚は私に準備されたものであろうと素直に受け入れる  
カメはカメ好きのお友達の為にあるとさっと籠にIN
バリでも見かけた焼き方の品
更に可愛い魚の置物を見つけて購入 短腹夫に悩んでいる時間など無い
逃した魚はそれこそ大きい後悔となるに違いないのだ
バリ街並み価格を知っている私・・・ 数倍価格販売にショックは隠せない
お土産は自腹なのよね〜・・・

旅に出ると心も何もかも解放されてしまう・・・さらに頭がバカになるのか
現地ではダイビングの事でいっぱいになってしまう〜と言い訳してみても
知り合いが全く思い出せなくなってしまう  現実へとなかなか頭が戻らない
旅の往路、毎度メモ書きに友の名をリストにしている
今回はお店をオープンする友と、カメの好きな友だけは思い出せたのが不思議 海繋がり強しかなあ〜
数分で買い物を終わらせる

「ガルーダインドネシア空港?」とチケットカウンターを訊ねると、とにかく右奥に歩いて行けと言われる 
途中で聞いても同じ回答
やっとガルーダの文字が見え、案内のお姉さんに訊ねると、国際線は「International」の受付に行けと言われる
シャトルバスから降りて、入口E3から入るのが正解
来た道をボストンバック引きずり お土産抱えながら戻る
Internationalの受付を見つけて並ぼうとすると、「ここで良いが鞄をチェックして来い」と言われる
黄色のテープをまずは巻いて、チケットを受け取る形になる
チケットを受け取り、出国検査を受け中へ
チケットはここで受け取ろう〜
ジャカルタ空港は広く、空港内には雑貨などのお土産屋さんも並びDUTY FREEも幾つかみられた
空港の物価は高い〜
やっと友人土産をみるゆとり
初めてテニスをしていた自分が存在していた事を思い出した

国内線時、夫に何でも聞いて来いと言われる事に「私ばかり」と不平を洩らすと、夫が大激怒
数百倍になって返ってくるので不平さえ洩らせない
ジャカルタ離婚か  疲れると大暴言吐き出すのは毎度の事なんだけどね〜 あ〜ぁ
暫くすると少しは気も落ち着いたのか、ラウンジでヌードルを食べ coffeeを飲んだり
手に持った魚グッズで心の闇を耐えしのぐ
日本時間夜中越えはさすがに堪える
Green man続きみよう〜 とは思う


ジャカルタ発PM23:30(時差ー2h) 成田着AM9:10 7時間40分
無事に成田到着
乗り換えも思うほど苦労と言う事は無かった
聞けばなんとかなるものだ

成田エクスプレスAM10:18発 途中蕎麦を食べ 家路へ


解放されたなあ〜〜〜〜