ラパスで一人ジンベイを逃し 。。。どうしてもジンベイをみたい
1~5月・・・ドンソールにジンベイ出現情報 
オンシーズン数十個体遭遇と各HPに掲載
ドンソールに行こう  
シュノーケリングでもたとえ船上からだけでもその形をひとめ見たい

旅行会社に2月で申し込む 『ジンベイ遭遇確立0%  かも  
日付変更をお勧めする 」と断念される
選択したツアーはジンベイスイム1日 2日間ダイビングの日程
ジンベイシュノーケリングオンリーのツアーもあるが・・・・
船上ジンベイに数日を費やすほど魅力は感じられない
ましてや自分は泳げない  シュノーケリングに自信も全く無い
やっぱりダイビングは必須でしょ   
遭遇確立0%でも良い・・・行ってみますか

2009年2月11日
早朝4時30分 ホテル出発
6時30分発国内線 にてマニラからレガスピへ向かう 飛行時間1時間
空港よりドンソールまで車で 1時間半 毎回ハードです
今回のツアーには添乗員が張り付き状態  お陰で飛行機等スムーズ
ドンソール到着 


近くのダイビングショップに3点セットとスーツをレンタル予約入れてある
車中器材レンタルの必要性を何度も説明をするがジンベイスイムは午前が狙い
朝にドンソールに着いたばかりの自分達には時間がかなり押しているらしい
車のトランク を開けただけでフィンのサイズを確認 どうやらもうレンラル器材を取りに行く気も無いらしい  
サラサラ と「ダイバーである スイマーである」にチェックを着けられサインで終了 
書面のビデオ講習もカット らしい
トランクから水着&ラッシュガードをかきだし素早く着替えを済ます カメラも慌てるようにマリンバックに詰め込む
講習もレンタルウエットもカット  カット

合わせてくれたフィンは小さい 
ワンサイズ大き目を「私はこれ」と言うがレンタルのお姉さんが「No,this」と始めに履いた小さいフィンを指定
何しろ本格的なシュノーケリング初 ここはお勧めに従う事にする フィンは小さめでGOOD でした

1回目 午前10時18分
バンカーボートにて出港 お客は私達夫婦2人専用  
マストには子供二人が上り  ガイドは二人 
ドンソールでのツアーガイドと称する人はウエットを着ている シブキもかなり冷たい
「泳ぎが苦手 スローダイバー」と伝えるとガイドが手 を引いてくれると約束してくれる  
ヤッタ~
暫く進み突き出した半島の向こう側に着くとバンカーボートは既に十数艘はみえる
他のボートからはGOサインが出されどんどん飛び込んむ  GO  GO  GO   
見失っているようだが飛び込む 
まだか・・・    自分のボートからはなかなかGOサインが出ない

一つ目のボートが飛び込むとフィンを急いで履き皆横に一列に座り並び 
ついにGO サインが出る
左のガイドが一番に飛び込む 横に流される  「良いの?」なんてワンテンポ置く 
飛び込む 流される~~
ガイドが「来い 来い」と手招き  後に続く 恐る恐る下を覗く  
青の世界 が眼科に無限に広がる
キック前進すると目の前にジンベイ  
その姿を確認すると直ぐにジンベイは奥深くに潜降  
腹のヒラヒラを目撃 何とか激写   縦に潜っていく瞬間を目で捉える
キャー  ヤッター  ガイドに拍手喝采  
ジンベイを目の当たりにしたのは初
一人興奮に包まれる  
BCも着けず自力で海に浮いていられる感激もあり
ジンベイのサイズは7~8m 小ぶりと思えたが 
確立0%から逢えただけでも奇跡では無いか
しかしガイドはそれほど満足げでは無かった

この隙間から飛び込む!!
胸が~腹が~チラリ~


2回目 午前11時12分                  まぢかすぎる~~
再びGOサイン 顔をはっきり確認
ジンベイの横で泳ぐ  ジンベイと目 が合う
アイコンタクト   ジンベイの目はなんて小さいのか・・・
「ジンベイさん こんにちは
あまりにも真横で泳ぎすぎて身体の置き所がなくなりジンベイの頭上を右から左に横切る
凄い 凄すぎる~~
固体大きさは15m以上ではないだろうか
あまりにも近すぎて顔しか写らない 離れれば透明度8m程度の緑の水に見えず・・・多難 近い~~

この頃になると他ボートが飛び込んだ後に追われた
ジンベイの先を狙って飛び込む方が有利な事を知る
私達のボートは『後手』にまわるその為か飛び込む回数は少ない 
他ボートは飛び込む数は多くても直ぐに姿を見失っている
そんな内に夫はのような素敵なフォトを撮っていた
3回目
GOサインと共に飛び込む
イントラは先にガンガン泳ぐが距離も遠く
ジンベイは直ぐに潜降してしまったよう
誰も見られず失敗に終わる








4回目12時26分 ジンベイ  2固体 出現!!    

ジンベイの頭にピッタリつく 下方にジンベイを見ながら泳ぐ  
深度を下げたジンベイ  私は数度写真を取るとそれで かと思い 
顔を上げる とガイドが下げろ と私の頭を水に突っ込む
ボートガイドはすっかり私の左肘をひっぱる役をかってでてくれている  
そのお陰かトップで猛スピード で泳げている

水をゲホゲホ飲む  マスクに水が入る  目に鼻に水~   シュノーケルを左手で上げる 
もう何もかもお構い無しにトップで泳ぎ続ける  泳ぐ  泳ぐ  
ただひたすらにジンベイの姿が見える限り泳ぎ続けるのだ
凄い 凄い 私泳げてる~~~

水深を下げた ジンベイは追う間に水深をまた上げる  
追える限り追う のがジンベイスイムなのだとこの時初めて理解

に収めてみる ジンベイに近すぎて頭しか撮れない カメラの操作もままならず

かなり長い時間のジンベイスイム マンツーマンに思えるほど  
最後は奥深く消えていった
あまりの長い時のスイムと大固体と近さに皆から歓喜が溢れている
ブラボーヽ(^^)(^^)ノ

泳ぎ切った後ろには救命胴衣を来た人 泳ぎきれなかった人達が後方にポロポロこぼれていた

あ~ ガイドさんに感謝

実はこの時ジンベイは2固体出現
夫は違うジンベイを追う
夫の追いかけたジンベイ 左
夫は一つ固体追いかけ後
バンカーボートに拾われ 
また別固体頭に落として貰った


5回目 12時44分

飛び込むと追われたジンベイが正面から泳いでくる
私がジンベイに正面から向かおうとするとガイドが反対と先取りサインを出す
そうかジンベイの先を泳ぐのだ

先取りをしたためまた先頭を潜行 ジンベイと遂行 
今度のジンベイは後ろから来て上下に平行して泳ぎ私達を通り越して行った
潜降しなかった為大きな尾をはっきりと確認   更なる感激   
これだ セブで見た尾

5回目もかなり長い時間ジンベイと一緒にスイムが出来た
アニラオからのツアーガイドに「まだやります 」と聞かれ最後の飛び込みと覚悟
ビデオ 中心に撮る かなりの流れで自分が泳いでいるのも見える
アニラオからのガイドはバンカーボートに待機して私達を待ち続けるだけ 退屈なのであろう・・・ 
う~ん こういう時は行動一緒のガイドは不必要に感じられる


こうしてジンベイスイムは念願を終えた
ジンベイに振り切られるまでとにかく泳ぐのがシュノーケリングだと教えて頂いた


感無量  
常に私の肘を引いてくれたのは約束したツアーガイドでは無くバンカーボートのガイドであった
最後 我儘を言って乗船した場所に戻りTシャツを購入  
細かいのが無かったのでその間にそのガイドさんは帰られていた
失敗・・・本当にありがとう
貴方のお陰で 満足なジンベイスイムが出来ました
ただ難点は下に潜っていけなかったこと 自分のスキルの無さだ 水面移動をひたすら繰り返した
下に行けたら・・・自分の課題ですね


わたし全く泳げなくて・・・シュノーケルには全く自信が無くて 今回こんなツアー決めてどうしようか実は悩んでいました 真剣に・・
あ~あ 私だけ船上かな・・・なんて

人間死ぬ気になれば何でもするのだわ まあそれは大げさだけど・・・
もとい わたし 下にジンベイさえいればガンガンに泳いじゃうのだわ 人間大物見たら人が変わるのね・・・
殿が私が追いつけないほどの猛スピードで泳いでいたと・・・  皆を振り切った気がするもの
二人分の泳力だったし・・ ・  ビデオからもかなりの水流が・・・

今でもね 夢のようなの 頬をつねるゆとりが無かった 感動は一塩なんだけど実際にあったことなのか実感が沸かない 
ジンベイスイム 飽きることは無いみたい 2日間あっても良かったな

ガイドが「今日はラッキーです 昨日は1固体しか見られませんでした」と言っていた 大物運は ラッキ~みたい
バンカーボートから飛び込んだ海は流れがかなりあり そのせいか少しは透明度も良かったようです 8mくらいだったかな

塩水飲みすぎて喉がヒリヒリする でも殿も同様らしいから私だけが度下手と言うわけでも無いみたい
その夜  何故か鼻水が止まらない 花粉症も何も洗浄された気持ち・・・



マヨン山
残念な発見
フェルナンデスホテルにて ホテルのロビーに大きなジンベイ横に女性ダイバーの泳いでいる写真ポスター
 in DONSO か inDONSOL の地名入り
ドンソール海は濁りで有名・・・ このブルーの海の透明度綺麗さは何  余程のカメラの技術 
それともブルー海オンシーズンがあるの  思わず 「これ違うでしょう~ 」の突っ込みにオーナー
『実はこれドンソールでは無くてモルディブで撮影されたものです』と・・・
そんなのアリなのね・・  なんだか悲しく切なくなった一瞬でした