グアム サバイバルナイトダイビング
omiのダイビング史

2003年12月29日
1本目 東海丸
2本目 WestenSholes
3本目 Piti Bomb Holes 初NightDiving
イントラ2人、男性2人、私の5名メンバー 私ナイト初挑戦
川のように流れる海に潜り始め、ライト片手に灯台の周りのクマノミ観察
イントラがいつものようにエアチェック
年配の男性エアをイントラ自ら確認
すぐさまもう一人の男の子の残も確認

自分の残エア90・・・まだまだかな・・・
なんてのんきに構えていると年配のエアを確認するや否や
ベテランイントラが男性の手を引いてガンガンに泳ぎ始める  
今来た海の道を引き返す

何かあった 水の中は言葉は通じない
すると若いイントラも今度は若い男の子の手を引いて泳ぎ始める
え〜  私はどうしたら良いの

サインも無いのでこのままクマノミを見てて良いのか迷う・・・
夜だからとりあえず追うか
イントラ達の泳ぎに着いて行くのはやっと
置いて行かないで〜〜
手を差し伸べる 私を若いイントラは振り返るが構わずに泳ぎ続ける
私の身体は水面に浮いてしまい 水面を這うようにひたすら泳ぐ
泳ぎがやっと止まったかと思うと階段のような場所にすがり、皆水面に顔を出した

「もう潜っては戻れないから ・・・」とイントラが言う
どうやら折り返し地点で年配者のエアが20であったようだ
何故自分で確認しないのだろう・・
怪訝に思ったがそんな間もなく、女性優先と器材を後ろから脱がされ、
階段に登るように指示され、私は押し上げられる
階段に登る順番待ちをしている男の子のエアは10を切っていた

皆息荒く上り 終えた そこは海中展望台の橋であった
海岸を振り返ると、残っているエアでたどり着けそうな距離だった
しかしその海はそうとう荒れて いたらしく、泳いで戻るのはもう無理だとイントラは言った

「難度段階5ある中の5だ  サバイバル  サバイバル〜 」 
叫ぶイントラ・・・   個々に器材を背負い橋を歩く

金網のドアに直面 ドアが開く か疑われる 
ドアは鎖 で頑丈に巻かれていた  
仕方が無く金網を超え器材を渡すリレーが始まり、私も金網を乗り越える
手を差し出すイントラに、自分で手を網にかけ足をかけて 上る方が安心
とばかりに差し出された手を払い、「自分で 」と合図する
「サバイバル  サバイバル〜 」連呼するイントラ


  フィッシュアイ海中公園 海中展望台 思い出の橋

水面からの高さは2〜3mだろうか
最後はどうするのだろう
飛び込む飛び込まないの会話ががイントラ達から漏れる・・
飛び込むかあ〜
う〜ん 水なので深ささえあれば器材を背負ったまま私は飛び込める
・・・そう感じた

「飛び込めると思う 」そう口にした
「器材は背負ったまま 」「器材を投げてその後自分
イントラは私の冷静さに笑い 転げる
普通の女なら「怖い〜 」とか「どうしよう〜 」って言うぞ  って

悲鳴あげるより今どうするか 解決方法を探す方が先でしょ
悲鳴は問題を解決しない 心の中でそう思う

「こんなハプニングに泣きごと言わないのは人生で相当苦労しているからだ」
とイントラは笑って言う
余計なお世話じゃ 私は苦笑いをする たしかに・・・

岸近くで木の硬いドアにぶち当たる
もうこれはダメだろう
イントラは飛び込むことは やめた様で若いイントラを先に横から橋を降ろさせる
器材を渡しだす
私も急いで皆の器材を運ぶ 
行動が早い私にイントラはゲラゲラ笑い「お前が運べ」と男の子に指示 を出す

最後に人間が残る
イントラが石に足をかけた肩を台にして降りろと命じられその通りに降りる
重たい体重なのに申し訳ない・・・
そう思いながら肩を借り、飛び降りた
もう水かさは腰くらいまででそこからは海の中歩いて 帰岸できた

翌朝そのサバイバルdivingは皆に語られていた
無事で良かったぁ〜  話聞いたよ〜
大変だったって〜

そうなのかな・・・
私には潜降時の川のような流れの海の方が怖く思えたし
エアがあったから泳いで帰れたし
金網上るのなんて簡単だし
『エアの管理出来ない方が怖いわい
などと のんきに思った

難易度5のサバイバルdivingを乗り越えたらしかった

12月30日
1本目 Americcan Tanker
2本目 GabGabU


myHit  ロウニンアジ
ハマクマノミ

すっかりカメラが曇ってしまい撃沈