伊豆大島観光ガイド

                 「あしたば」   
2001/05/08(火)


 今回は、「明日葉(あしたば)」について質問メールがありましたので、書きたいと思います。
「明日葉」とは、セリ科ししうど属の多年草で、癌、胃の不調、疲労回復、ぜんそく、肩こり、
肝臓病、痔、糖尿病、高血症、便秘、若はげ、などに効果があり、
造血作用あるということで、最近脚光を浴びている、薬用植物です。
名前の由来は、今日採っても「明日、芽(葉)」を出すところから付けられました。
つまり、それぐらい生命力が強いということです!
伊豆大島・あしたば

またこの事を裏付ける、逸話があります。
私自身の経験ですが1986年「伊豆大島三原山大噴火」から
1年後に溶岩,火山灰などでおおわれた何もないところに、
明日葉はすでに!根付いてました!!
成分は、ゲルマニウム,ビタミンB12、B1、B2,B6、C、ミネラル類、葉緑素などです。
最近ではスーパーでも、よく見かけるようになってきてます
(made in 八丈島)ので皆さんも試してみてはいかかですか?

一口メモ⇒明日葉の属名は「Angelica」でラテン語の「angelus=天使」が語源です
この属の植物が強心剤としての効用があり、死者を甦らせることからついたようです。

参考文献  東京都大島の薬用植物 石原 筍 編(隅田川文庫)
        伊豆大島の植物  大島自然愛好会編(大島町)
        大島自然愛好会会報「アシタバ」 吉田 三喜男編 

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