ドンデン山

 大佐渡山脈の金北山と並ぶ高峰のドンデン山は標高934メートル。
ドンデン山はタタラ峰とも呼ばれている。
タタラとは、足で踏む大型のフイゴで、鉄を溶かすときなどに使用するものだ。
昔、この山の近くに鉄を精練する場所があり、タタラの音や、槌の音が、
ドンデン、ドンデンと聞こえたということに由来するという。
ドンデン山へは、尾根を切り開いた車道がつづらおりに、
山頂近くの国民宿舎の大佐渡ロッジに通じている。
この車道の中間からも、また山頂付近からの眺望が素晴らしい。
よく晴れた日には日本海を隔てて本土の鳥海山、朝日連峰、飯豊連峰、
越後山脈の名峰を望むことができる。
眼下には両津市街地と加茂湖、国仲平野の大半を見渡せる。
 山頂付近は高原状丘陵地で、芝生になっており、季節の草花が風に揺らぎ、
ツツジが6月上旬に咲き誇る。
6月の下旬が開花時期であるシャクナゲの大群落も見事である。
近くでは春から秋にかけて牛も放牧されている。牧歌的情緒もある。
ロッジ裏の登山道を1.5キロ、山頂を越えるとキヤンフ場に着く。
小さなドンデン池のほとりに炊事場を備え、夏期は色とりどりのテントが張られる。
ドンデン山に遊び、夜は沖ゆくイカ釣り船の漁火を眺め、満天の星空を満喫する。
下界を離れて爽快な気分に浸れる。
車道は相川入川に通じていて、秋の入川渓谷の紅葉を愛でるドライブも楽しい。


途中菜の花が綺麗に
咲いてました。
この日はあいにくのもやで
よく見えなかった・・・・
ここでスキーを
やってる人がいました
もうすぐ取り壊しが決まった
大佐渡ロッジ(2000年9月予定)
天気がいいと、
新潟の山々が見えるんですよ

撮影2000年5月10日

取り壊された大佐渡ロッジ 紅葉が綺麗でした

撮影2000年10月28日

一年ぶりに上がってきました 牛が放牧されてました ロッジがあったところ
駐車場になってました
これちょっときついね・・ 半分紅葉といったところ 左側が両津湾
右側が加茂湖

撮影2001年10月27日