1997年1月、ロシアのタンカー、ナホトカ号が座礁し、日本海が重油で黒く染まりました。このできごとは、ナホトカ号重油流出事故として、テレビで連日報道されました。また、私たちにとっても、忘れられない思い出となったのです。
事故が起きてから、全国からボランティアの人たちが重油の回収作業に集まりました。 人々が回収をするに当たって困ったのは、身体や衣類道具やについた重油を、どうやってとるか、ということでした。重油を洗い落とすのに灯油を使用していたのですが、臭いで気分が悪くなるボランテイアが続出したり、 環境を二次汚染したりというような問題を抱えていたのです。
そんな中、創生水のことを知った関係者から、創生水を使えないかという依頼が入りました。そこで早速、私たちスタッフが創生水生成器2台を持って、三国海岸に向かいました。海は黒く染まっていました。
ボランティアの人たちは、重油まみれになりながら、日本海から流れてくる厳冬の寒風の中、一生懸命作業をしていました。
私たちも一緒に作業を手伝いながら、持ち込んだ創生水生成器を使い、実際に創生水で作業道具を洗ってみせました。
ボランティアの方たちも、とても喜んでくれました。灯油を使わずに済むことから、 安全でしかも海にもやさしいということで、創生水が採用され、洗浄班ができ作業がどんどん効率化していきました。